人生100年時代を支えるべく
総合的な内科診療で地域の窓口に

内科に関するあらゆる相談に応える「駆け込み寺」として、地域住民の健康づくりに貢献

Qこちらで行っている内科診療について、具体的に教えてください。

A

▲幅広い疾患を診察してくれる

当院は、内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、アレルギー科、皮膚科を標榜し、異なる専門分野を持つ医師が複数在籍していることが特徴です。消化器内科に関しては、藤田医科大学教授でもあった松本純夫先生と、理事長で内視鏡検査に精通する古川健司先生が担当しています、一方、私は日本循環器学会循環器専門医なので、心臓の病気の早期発見・治療に力を入れるともに、消化器内科以外をすべて担当。それぞれの強みを生かした診療体制を整えています。内科なのに皮膚科も診ることを不思議に思う方がいるかもしれませんが、医師会運営の診療所では皮膚疾患を内科の医師が担当することも多く、一般的な皮膚疾患であれば診療も可能ですよ。

Q内科で診察できる皮膚疾患には、どのようなものがありますか？

A

▲穏やかに患者と向き合う田畠院長

皮膚がんや水疱を伴うウイルス性皮膚疾患以外です。具体的には、アレルギー性皮膚炎やじんましん、虫刺されなどの一般的な症状をはじめ、帯状疱疹や口唇ヘルペス、足白癬（水虫）、爪白癬などですね。また、手足の乾燥や指先のひび割れ、頭皮も含めた皮膚のかゆみ、さらには、ニキビや男性型脱毛症（AGA）といった悩みにも対応しています。よくある症状や疾患ばかりなので、地域のかかりつけとしては十分ではないでしょうか。当院で診断できない疾患や、例えば、イボの液体窒素治療やアテロームの外科的処置などが必要なケースは、総合病院や大学病院への紹介を行いますので、まずは気軽に相談に来ていただければと思います。

Qお子さんの診察も行っているのでしょうか？

A

▲小学生以上の子どもも受診可能だ

はい、小学生以上を対象に診察を行っています。当院に勤務する前、私は24年にわたり北海道にある内科クリニックで、子どもを含む幅広い世代を診てきましたので、その経験を生かしたいですね。当院では、風邪をはじめ、夏に流行する咽頭結膜熱（プール熱）、手足口病、ヘルパンギーナ、冬に流行するRSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎、溶連菌感染症などの診察も可能で、RSウイルスや溶連菌の迅速検査も行っています。感染症の流行期で小児科が混み合っているときなどは、ぜひご相談ください。もし咳が悪化して肺炎や気管支炎に発展してしまった場合は、呼吸器内科の専門家につなげられるよう、迅速に対応させていただきます。

Qどの科にかかっていいかわからないときも受診できますか？

A

▲総合内科という強みを生かした診療を行っている

もちろん可能です。例えば、頭痛やめまいなどがあるときは耳鼻咽喉科と脳神経外科、じんましんが出たときは内科と皮膚科といったように、何科を受診していいか悩むことがありますよね。ほかにも、頻尿や膀胱炎でお悩みの場合は泌尿器科が基本ですが、内科での診察も可能です。また、いびきは耳鼻咽喉科と内科の領域ですが、専用の装置を用いた検査が必要となり、当院でも対応しています。受診先に困ったとき、「まず相談してみよう」と思っていただけるかかりつけ医でありたいと思っています。そのためにも、駅前で通いやすい環境を生かし、どんな相談も断らず急患も受け入れるというスタンスで地域医療に貢献していきたいですね。

Q幅広く対応する中でも、特に力を入れていることはありますか？

A

▲予防接種や各種検査にも対応している

当院では、「人生100年時代」を見据え、病気を予防しながら楽しく過ごしてほしいという思いから、各種予防接種に取り組んでいます。収束し切っていない新型コロナウイルスや、季節性インフルエンザウイルスの予防接種をはじめ、帯状疱疹のワクチンも扱っています。帯状疱疹は子どもの時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因とされ、過労やストレスなどで免疫機能が低下すると、体内に潜伏するウイルスが活性化して発症します。発疹が治った後に痛みが残ることもあります。 また、HPVワクチン接種も行っており、これは子宮頸がんや肛門がんの予防を目的としています。