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ニキビは皮膚科に相談して
適切な診断のもとで丁寧な治療を

明治通りクリニック

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2023/11/09

明治通りクリニック ニキビは皮膚科に相談して 適切な診断のもとで丁寧な治療を 明治通りクリニック ニキビは皮膚科に相談して 適切な診断のもとで丁寧な治療を
  • 保険診療

ニキビができた時、市販薬に頼るという方法もあるが、より早くきれいに治したいならば皮膚科に相談してみてはいかがだろうか。ニキビと一口にいってもさまざまな種類があり、実は進行具合によって使うべき薬も異なるという。だからこそ「医師の診断のもとで治療を始めてほしい」と「明治通りクリニック」の野口武俊副院長は力を込める。渋谷という場所柄、若い患者も多く、これまでたくさんの症例にあたってきたからこそ、できるだけ早くクリニックでニキビ治療を開始する重要性を痛感しているという。もちろん、20代、30代の大人のニキビにも対応し、それぞれのライフスタイルにあわせて無理なく続けられる治療を大事にしてきた。皮膚科でのニキビ治療はどのようなことを行うのか、気になるニキビ痕のケアも含めて詳しく話を聞いた。

(取材日2023年10月12日)

ニキビ治療は専門性が高い皮膚科の医師による適切な診断のもとでライフスタイルに応じた丁寧な治療を

Qクリニックでニキビを治療するメリットは何なのでしょうか。
A
明治通りクリニック 一人ひとりの患者に合わせた治療を提案

▲一人ひとりの患者に合わせた治療を提案

ニキビの解決方法に関してインターネットで少し検索するだけでも、たちまち数多くの情報が出てくる時代です。中には怪しげな方法もあるので注意してください。一方、皮膚科ならば、日本皮膚科学会が作成しているガイドラインに沿った治療が受けられます。EBM(Evidence-Based Medicine)すなわち「根拠に基づく医療」に則って、患者さんごとの皮膚の状態にあわせた適切な治療を行っているのはクリニックだけです。医師の診断のもとで治療を受ければ、ニキビの改善もより早くなることが望め、痕も残りにくいというメリットも期待できます。

Qニキビができる仕組み、種類について教えてください。
A
明治通りクリニック 清潔感のある処置室

▲清潔感のある処置室

ニキビは脂腺が活発化した時にできます。皮膚を保護するための皮脂が過剰に分布され、毛穴に詰まったり、毛穴が炎症を起こしたりしているのがニキビなのです。このため、脂腺の働きが盛んになる10代からできはじめて、20代、30代に多く見られます。種類としては白ニキビや黒ニキビと呼ばれる炎症を伴わない面包(めんぽう)、赤ニキビといわれる炎症を伴う炎症性皮疹などがあります。重症化して強い炎症を起こし、大きく硬く腫れる嚢腫、硬結になる前の治療がお勧めです。

Qニキビ治療ではどのようなことをするのでしょうか。
A
明治通りクリニック 重症化する前に医療機関への通院を勧める野口副院長

▲重症化する前に医療機関への通院を勧める野口副院長

ニキビの種類と重症度を判断するため、これまでの経過を伺い、現在の状態を診察します。患者さんごとの症状に応じて薬を選び、服薬と外用薬による治療のスタートです。毎日忘れずに薬を塗っていただきたいので、当院ではどうしたら患者さんが無理なく続けられるかを大事にしています。例えば、朝は忙しくて余裕がないという方には、夜だけ塗ればいい薬を選ぶようにしています。ライフスタイルを把握しなければできない治療なので、診療にあたっては雑談も大事にしていますね。また、ニキビ治療は継続して通院していただくことも大切なので、気軽に相談しやすい環境づくりを心がけています。

Qニキビ痕のケアについてお聞かせください。
A
明治通りクリニック 治療だけではなく、その後のケアも大切にしている

▲治療だけではなく、その後のケアも大切にしている

ニキビ痕にも何種類かあり、例えば皮膚が盛り上がる肥厚性瘢痕、ケロイドなどの痕が残ってしまった場合は、ステロイド剤を用いることで徐々に平坦化させることをめざします。これは、保険診療で対応可能です。ニキビ痕に悩まれている場合でも、一度診せていただければと思います。

Qニキビを作らないための日常生活上の注意点はありますか。
A
明治通りクリニック 皮膚への刺激をなるべく抑えることが大事

▲皮膚への刺激をなるべく抑えることが大事

まず、大切なのは朝晩の洗顔と保湿ですが、やり過ぎないように注意してください。日焼けはできるだけしないようにしましょう。さすがに暴飲暴食はいけませんが、食事にはそれほど神経質にならなくても問題ないです。「チョコを食べるとニキビになる」といった俗説もありますが、どれも根拠はないんですよ。枕カバーはこまめに取り替え、髪の毛は顔にかからないようにしてください。コロナ禍では口の周りのニキビの相談が目立ちましたが、マスクを外す機会が増え、お悩みの方も多いのではないでしょうか。ニキビだけではなく肝斑などを予防するためにも、摩擦や紫外線などの刺激はできるだけ避けたいところです。

ドクターからのメッセージ

野口 武俊副院長

ニキビは若い時期にできやすいので、コンプレックスに感じて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。クリニックで治療できると知らず、市販の塗り薬などで済ませている人もいますが、ぜひ皮膚科を活用してください。なぜならば、適切な治療を行えばニキビは改善が望めるからです。さらに、ニキビは「治療したら終わり」ではありません。炎症が落ち着いている時に「いかに新しいニキビができるのを防ぐか」が非常に大事なのですが、予防がめざせるのはクリニックだからこそ。小さなニキビが一つだけできているだけでも構いません。大きなニキビに成長したり、次々とニキビができたりする前に、できるだけ早めに相談していただければと思います。

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