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安心・安全・確実性を追求
プロフェッショナルによる内視鏡検査

みずもと内視鏡・消化器内科クリニック

(京都市伏見区/藤森駅)

最終更新日:2024/03/15

みずもと内視鏡・消化器内科クリニック 安心・安全・確実性を追求 プロフェッショナルによる内視鏡検査 みずもと内視鏡・消化器内科クリニック 安心・安全・確実性を追求 プロフェッショナルによる内視鏡検査
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「40歳を過ぎたら、一度は胃や大腸の内視鏡検査を受けましょう」。近年よく耳にするけれど、検査への恐怖心であったり、多忙により時間を確保できなかったりと、検査を先延ばしにしている人も多いのではないだろうか。内視鏡の検査に特化した「みずもと内視鏡・消化器内科クリニック」では、大腸がんや胃がんの原因となる大腸ポリープ・胃ポリープから、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎・逆流性食道炎など消化器の病気の内視鏡検査・治療まで幅広く行っている。同院が特に重視しめざしているのが、「安全・安心」と「確実性」。それを実現するために取り入れている機器や環境、全スタッフの取り組みなどを、経験豊富な内視鏡の専門家である水本吉則院長に聞いた。

(取材日2024年2月28日)

負担軽減を図る鎮静、緊急対応訓練、患者アンケート実施など、安全性に配慮した内視鏡検査を提供

Q機器や環境にこだわられていらっしゃるそうですね。
A
みずもと内視鏡・消化器内科クリニック 先進の機器・環境を整え、病変の早期発見に努める

▲先進の機器・環境を整え、病変の早期発見に努める

内視鏡検査については、先進の機器・環境を導入しています。というのも、特にこの10年で機器の技術開発が進み、5mm以下の微小がんも発見できるのは当然とされるほど、視認性が大幅に向上しているからです。当院では高解像度CCDが組み込まれた拡大内視鏡を導入し、4Kモニターで鮮明に映し出して病変をできる限りきれいに診れるよう努めているほか、より画面が見えやすいように内視鏡室全体の照明にブルーライトを採用。また検査中、胃や腸の粘液が付着して見えづらくなることを防ぐため、粘液を洗い流しながら検査を進められるウォータージェット機能搭載のものを使用しています。

Qこれまで数多くの症例をご経験されてきたと伺いました。
A
みずもと内視鏡・消化器内科クリニック 安心・安全・確実な内視鏡検査への決意と自信を語る水本院長

▲安心・安全・確実な内視鏡検査への決意と自信を語る水本院長

およそ30年、内視鏡を専門に取り組み、大腸や胃はもちろん、胆のう・膵臓系まで多様な内視鏡検査に携わってきました。圧倒的な経験数があると自負しています。当院開院後の2023年4月3日から同年12月31日までの約9ヵ月間で2028件を実施してきましたが、そのデータに関しては当院のホームページで開示もしています。私にとってデータ開示は、医師の内視鏡技術を見る一つの基準であり、「内視鏡クリニック」をうたう限りは必須だと考えています。今はインターネットなどで手軽に情報を得られる時代ですから、開示データも医院選びの一つの指標していただけたらと思います。

Q検査が不安、怖いという人も多いのではないでしょうか。
A
みずもと内視鏡・消化器内科クリニック スタッフも安全性に配慮した検査に努めるため研鑽を積んでいる

▲スタッフも安全性に配慮した検査に努めるため研鑽を積んでいる

全スタッフが「声かけ」を大切にしています。当院ではより安全性に配慮するため、鎮静剤を投与しての検査では、血圧などのモニター管理や酸素投与を行っています。さまざまなコードが体につながれた状況は、特に不安を感じやすいでしょうが、常に声かけを行い、リラックスしていただけるよう努めています。検査時の苦痛に対しては2種類の鎮静剤を用い、検査中は眠った状態になるよう、検査終了後はご自身の足で帰れるよう薬の量をきめ細かに調整しています。なお大腸カメラは鎮静剤を使用しなくとも、苦痛を最小限に図る挿入技術を用いて対応しています。無鎮静を希望する方にはモニターを見ながらリアルタイムでご説明します。

Q検査中にポリープや病変を発見した場合、どう対応されますか。
A
みずもと内視鏡・消化器内科クリニック 検査中には酸素・脈拍モニターによる徹底した安全管理も行う

▲検査中には酸素・脈拍モニターによる徹底した安全管理も行う

上部・下部ともに拡大内視鏡を使用し、ポリープや病変が腫瘍なのか非腫瘍なのか、腫瘍であればそれは腺腫なのか、がんなのかを鑑別するために拡大観察します。必要に応じて染色も行い、その上で適切な治療を選択します。内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や超音波内視鏡下吸引細胞診(EUS-FNA)にも積極的に取り組んでいます。また検査・治療は、鎮静剤を使用し体内にカメラを挿入するため、いつ何が起こるかわからないもの。月1回は全スタッフで緊急対応の模擬練習を行い、万が一の際にも安全に対処できるよう努めています。希望により、ご家族が内視鏡室内で検査に立ち会っていただくことも可能です。

Q患者さんの意見や感想を取り入れているそうですね。
A
みずもと内視鏡・消化器内科クリニック 個室のリカバリースペースもあり、検査後も安心できる

▲個室のリカバリースペースもあり、検査後も安心できる

先ほど申し上げた開示データに加え、当院では検査終了後、患者さんにアンケートを取り、収集した全データを分析して内視鏡検査の質向上に役立てています。医師・看護師らの対応、トイレや待合など施設についてはもちろん、患者さんの感想は、内視鏡検査の苦痛軽減、サービス向上に必要不可欠だと考えています。まとめたデータは毎朝のミーティングも含め定期的にスタッフに共有し、「患者満足度」の向上をめざしています。

ドクターからのメッセージ

水本 吉則院長

早期発見には定期的な検診が重要です。苦痛や不安の排除はもちろん、患者さんの意見を参考に「受けやすさ」にもこだわり、2024年4月からはこれまで一部診療であった土曜日・日曜日をフルオープンすることになりました。定期的に内視鏡検査を受けていただくことで、胃がんや大腸がんの早期発見につなげられます。胃・大腸内視鏡であれば、まずは40歳の時点で一度は内視鏡検査を受けてください。「かつて受けたら苦しかった」と検査をためらっている方もいるかと思いますが、当院では医師の技術に加え、鎮静を用いて検査を行っていますので、安心してご来院いただけるとうれしいです。

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