先進の設備と専門技術で支援する
不妊治療専門クリニック
桂駅前 Mihara Clinic
(京都市西京区/桂駅)
最終更新日:2023/08/07
- 自由診療
妊娠を希望しているカップルが1年以上妊娠しない場合を「不妊症」と呼ぶ。不妊治療は「何をするのかわからない」「不安で行きづらい」「費用がかかるのでは」と、ためらう人が多いのも事実だ。京都府で長年不妊治療に携わる京都の産婦人科病院「身原病院」の分院「桂駅前 Mihara Clinic」の北宅弘太郎先生は、「特に女性側の加齢とともに、妊娠の可能性はどんどん低下してしまう。ぜひ早めに相談に来てほしい」と話す。そこで今回は「不妊治療を望む声により多くのお手伝いができるよう尽力したい」と日々多くのカップルに向き合う北宅先生に、不妊の原因や治療方法、専門クリニックを受診するメリットなどを聞いた。
(取材日2023年5月8日)
目次
「なかなか妊娠しない」「妊娠できるか不安」と思ったら早めの受診を
- Q不妊の原因として考えられるものは何ですか?
-
A
女性側の原因としては、「排卵障害」「卵管因子」「子宮内膜症」「子宮因子」「卵巣予備能低下」などが挙げられます。男性側の原因としては、「勃起不全」「射精障害」「精液所見不良」などが挙げられます。
- Q不妊治療を始めるべきタイミングはありますか?
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A
医学的には不妊症は「カップルが避妊をせずに1年間性交を行っても妊娠しない状態」と定義されています。しかし、女性の加齢とともに不妊治療の成績が下がっていくことが証明されており、米国の不妊診療専門家団体ASRMなどは、「35歳以上40歳未満の女性は6ヵ月間性交を行っても妊娠しない状態、40歳以上の女性については直ちに検査や治療を開始して良い」としています。月経周期のいつ初診予約を取れば良いのかと悩む人が多いのですが、いつでも構いません。可能な検査から順番に受けていただくことができます。不安があればカウンセリングだけでも問題ありませんので、まずは予約していただきたいです。
- Q不妊治療の検査ではどのようなことをするのでしょうか?
-
A
子宮や卵巣の状態を調べる超音波、妊娠を妨げる感染症検査、月経周期に合わせて適切なホルモンが分泌されているかを調べる血液検査、卵管の状態を調べる子宮卵管造影検査、精子と頸管粘液の相性を調べるフーナー検査などで不妊の原因を探っていきます。また、精液検査も重要です。安全に治療を行うためにも、病歴や妊娠経験の有無、過去の治療歴なども確認します。不妊治療を始める時は、検査や治療への痛みや不安が大きいと思いますが、昔に比べて使用する機器も体への負担が少なくなるように進化しており、それほど心配される必要はありません。
- Q検査後の治療の流れ、ステップについて教えてください。
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A
不妊の原因が見つかれば、それに対応した治療法を提案いたします。原因がはっきりわからないカップルも少なからずいらっしゃいますが、そういった方々にも治療法があります。当院では何よりも不妊治療に取り組む「お二人の気持ち」が大切だと考えていますので、妊娠に向けてどんな治療をしたいかをよく話し合い、無駄や無理のない計画を立てて治療を行います。希望はどんどん伝えてください。
- Q不妊治療専門のクリニックで治療を受けるメリットは何ですか?
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A
日々目覚ましい進歩を遂げている分野ですから、不妊治療に携わる医師には、多くの専門的知識と経験により積み重ねられた実績が求められます。一般不妊治療から高度生殖補助医療まで幅広く受けていただける環境を整えているのが不妊治療専門クリニック。一般婦人科診療クリニックに比べて、より豊富な選択肢を患者さまに対して提供できるのがメリットです。
自由診療費用の目安
自由診療とはブライダルチェック/1万6500円(税込)~※初診料込み