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整形外科・内科・皮膚科に対応
広範な疾患を診るクリニック

渋谷整形外科・内科・皮膚科

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2021/10/15

渋谷整形外科・内科・皮膚科 整形外科・内科・皮膚科に対応 広範な疾患を診るクリニック 渋谷整形外科・内科・皮膚科 整形外科・内科・皮膚科に対応 広範な疾患を診るクリニック
  • 保険診療

整形外科、皮膚科、内科の総合診療を行う「渋谷整形外科・内科・皮膚科」。齋藤弘院長は、医療の専門化が進んでスペシャリストばかりになることを憂い、患者にとってより良い医療の在り方を追求すべく同院を開業した。「理想は、ジェネラリストとスペシャリストが4対1くらいの比率で、それぞれの役割を果たすこと」と話す齋藤院長。ジェネラリストが患者の多様な主訴を受け止め、治療歴や既往歴などを踏まえた治療を提供して、手術などが必要であれば各分野に特化した専門性を持つスペシャリストにつなげる。患者が常に最善の治療を受けるようにするにはこうした流れが望ましいと話し、あらゆる層の広範な訴えに丁寧に耳を傾けている。そんな齋藤院長に同院の診療について詳しく聞いた。

(取材日2021年9月27日)

2つの科、3つの科にまたがる疾患にも対応可能。医療の入り口として幅広く患者を受け入れる

Q従来型医療の欠点を見直す診療をめざしていると伺いました。
A
渋谷整形外科・内科・皮膚科 整形外科、皮膚科、内科の総合診療を行う

▲整形外科、皮膚科、内科の総合診療を行う

従来の医療システムには、良い点もあれば、悪い点もあると考えます。当院では受け継がれてきた長所はそのままに、短所と思う部分の積極的な改善に取り組んできました。具体的には、教科書や先人の教えに頼りすぎて目の前の患者さまをおろそかにする傾向、医療機関の力関係や医師の専門性を重視しすぎる慣習、先入観での診断、必要以上の来院回数などです。私は医師の教科書は患者さまだと思っています。その方をよく診て固定観念を捨て診察すること。最短で最良の結果が得られる治療をめざすこと。治療の無駄を省くこと。こうした取り組みを包括的に推進し、結果を重視しつつ社会的生活に影響しない治療をめざしています。

Q整形外科ではどのような症状・疾患に対応しているのでしょうか。
A
渋谷整形外科・内科・皮膚科 どこに相談していいかわからない症状にも、丁寧に向き合う

▲どこに相談していいかわからない症状にも、丁寧に向き合う

まず切創、挫創などの損傷系、打撲や捻挫といった外傷全般、アキレス腱断裂や半月板損傷などの靭帯断裂、また手指足趾の剥離骨折、舟状骨骨折、大腿骨頸部骨折、肋骨骨折をはじめ、四肢、体幹の骨折のすべて、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰椎分離症などの頸椎や腰椎など脊椎の変性疾患。他にも変形性膝関節症、変形性股関節症、顎関節症などの関節の変性疾患、関節リウマチや痛風といった炎症性疾患、坐骨神経痛、肋間神経痛などの神経痛、外反母趾などの変形疾患、五十肩(肩関節周囲炎)などの癒着性疾患、胸郭出口症候群、手根管症候群などの循環や神経の絞扼性疾患。さらに帯状疱疹後神経痛といった境界型疾患などにも広く対応します。

Q内科ではどのような症状・疾患に対応していますか。
A
渋谷整形外科・内科・皮膚科 治療歴や既往歴などを踏まえた治療を提供する

▲治療歴や既往歴などを踏まえた治療を提供する

慢性疾患である、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、糖尿病、気管支喘息、アレルギー性鼻炎の方が多いです。呼吸器疾患では急性咽頭炎、喘息の方がいらっしゃいます。この他、麻疹(はしか)、風疹(風しん)、水ぼうそう、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、脂肪肝、慢性膵炎、心筋梗塞、狭心症なども診療の対象です。なお、重症の糖尿病など、より厳重な管理が必要な方は、専門の医療機関へ速やかにつなげています。

Q皮膚科についても、対応する症状・疾患を教えてください。
A
渋谷整形外科・内科・皮膚科 必要であれば高い専門性を持つスペシャリストに紹介をする

▲必要であれば高い専門性を持つスペシャリストに紹介をする

アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、じんましん、接触性皮膚炎(かぶれ)、鶏眼(魚の目)、胼胝腫(たこ)、ウイルス感染を原因とする尋常性疣贅、口唇ヘルペス。その他にやけど(熱傷)、ケロイド、尋常性ざ瘡(ニキビ)、粉瘤といった疾患・症状をはじめ、帯状疱疹、円形脱毛症などの診療を行っています。特にニキビについては、症状の早期回復を重視した治療を実施しています。また、アトピー性皮膚炎の治療も得意としています。

Q複数の領域を総合的に診るメリットについてお聞かせください。
A
渋谷整形外科・内科・皮膚科 先入観を捨て目の前の患者の診療にあたる

▲先入観を捨て目の前の患者の診療にあたる

境界型の症状や疾患に対して多様な角度からアプローチできることです。例えば、痛風は内科的な視点だけでは対応を見誤ることもあり得ます。血液中の尿酸値が高く関節が痛いという人を痛風だと診断し、そうした場合にいつも同じ薬が処方される状況も見受けられるようです。しかし、尿酸値が高くても痛風の結晶が出ないケースがあります。その一方で、尿酸値が低くても痛風結晶が析出する場合もあり、高尿酸血症と痛風とは関連があるが、異なった疾患であるととらえる必要があると考えます。これは整形外科医ならではの視点です。当院ではこのように多角的な視点で幅広く診ることを大切にして、総合的な診療を行っています。

ドクターからのメッセージ

齋藤 弘院長

当院では、患者さまの情報を客観的に把握して考えられる疾患をリストアップし、より詳しく診た上で絞り込んでいく診断を基本としています。他院での診断や、一般的に常識とされている判断にとらわれず、目の前の疾患を見ることを大切にしています。なかなか治らない症状にお困りの方はぜひご相談ください。整形外科、内科、皮膚科の複数科にまたがる症状や、どこに相談していいかわからない症状にも、丁寧に向き合って治療法を提案します。

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