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40代以降の大人の矯正

まきの歯列矯正クリニック

(八千代市/八千代緑が丘駅)

最終更新日:2023/11/14

まきの歯列矯正クリニック 患者にあったゴールを探す 40代以降の大人の矯正 まきの歯列矯正クリニック 患者にあったゴールを探す 40代以降の大人の矯正
  • 自由診療

10代・20代の若い世代であっても、30代~50代のミドル世代であっても、美しい口元に憧れる気持ちは同じだろう。「まきの歯列矯正クリニック」の牧野正志院長のもとにも、40代以降の患者から多くの相談が寄せられている。最近ではマスクを外す機会が多くなり、数年前よりも人々の美容意識が高まっているそうだ。牧野院長いわく、歯や歯茎が健康であれば矯正は何歳になっても可能。ただし歯や歯茎へのダメージを考えて、あえて理想的な歯並びをめざさないことも必要だという。また、現代の主流となりつつあるマウスピース型装置を用いた矯正は、ミドル世代に適した矯正方法だと話す牧野院長。その理由も含め、40代以降の矯正についてさまざまな角度から聞いた。

(取材日2023年10月25日)

歯や歯茎が健康ならば矯正は何歳からでも可能。口腔への負荷と審美性、両者のバランスを取ることがポイント

Q矯正は何歳になっても受けられるものなのでしょうか?
A
まきの歯列矯正クリニック 口腔内の状態が良ければ歯列矯正に年齢制限はないという

▲口腔内の状態が良ければ歯列矯正に年齢制限はないという

奥歯まで天然の歯が残っていること、そして歯茎が健康であること、この条件にあてはまれば歯列矯正に年齢制限はありません。現代では80歳になっても20本の歯を保つ「8020運動」が多くの方に浸透しており、30代~50代のミドル世代でも歯茎の状態の良い方が多いかと思います。当院では60代以降で矯正を受けられる方も珍しくありません。中には数十年前に矯正を受けたものの、その後の戻りが気になって再矯正を希望される方もいらっしゃるんですよ。ただし、10代や20代とは歯や歯茎の状態も変わりますから、あえて理想的ゴールをめざさずに進めることも必要です。

Q必ずしも理想的ゴールをめざさない理由について教えてください。
A
まきの歯列矯正クリニック 患者一人ひとりに合った適切な治療法を提案する

▲患者一人ひとりに合った適切な治療法を提案する

矯正は少なからず歯や歯茎にダメージを与えます。ミドル世代になると歯茎が下がる傾向にありますし、矯正を長く続けるのはデメリットにもなるんですね。口腔内の状態を確認しながら、歯列を整えるメリットと、歯や歯茎にダメージを与えるデメリットを天秤にかけ、歯列改善の度合いにより複数のプランを提案します。リスクを理解した上、本当に矯正が必要なのか、どこまで求めるのかをご検討ください。またインプラントやブリッジが入っている方もいらっしゃいますが、当院では対応が難しい場合もあります。矯正を希望されるならば、それらの管理にも対応できる歯科医院をご紹介したり連携することもあります。

Q抜歯をしなくても矯正は可能でしょうか?
A
まきの歯列矯正クリニック CT検査でより精密な検査・診断が可能

▲CT検査でより精密な検査・診断が可能

はい、可能です。ミドル世代の場合は、口元に張りを持たせたほうが若々しい印象を与えます。そのため、前歯は少し出ているくらいがちょうど良いこともあります。そしてもう一つ、歯茎のラインが下がってきた状態で歯を並べると、「ブラックトライアングル」と呼ばれる歯茎と歯の間の隙間が目立つことが多いです。特に前歯が内側に傾く小臼歯抜歯矯正を行うと、ブラックトライアングルが目立ちやすくなります。これらの理由から、歯並びの大きな乱れや重度の出っ歯(上顎前突)でない限り、ミドル世代の矯正では抜歯を必要としないケースが多いのです。症状によって抜歯が必要なこともありますが、その場合は寿命の短い歯が抜歯の対象となります。

Qマウスピース型装置を用いた矯正も選択できるのでしょうか?
A
まきの歯列矯正クリニック マウスピース型の装置を用いた矯正の提案も可能

▲マウスピース型の装置を用いた矯正の提案も可能

当院でもマウスピース型装置を用いた矯正に対応しています。ミドル世代にはワイヤー装置よりもむしろマウスピース型装置のほうが向いているといえます。マウスピース型装置を用いた矯正で注意しなくてはならないのは、装着時間の管理です。決められた時間どおりに装着しなくては、スムーズに矯正が進みません。その点40代・50代では、歯ぎしり用のナイトガードや、過去の矯正でのリテーナーなど、マウスピースというものに慣れている方も多いかと思います。健康への関心や時間の管理能力も、若い方よりも高い傾向にあると思います。またマウスピース型装置はワイヤーよりも目立ちにくいため、さまざまな職種の方にお勧めです。

ドクターからのメッセージ

牧野 正志院長

日本人の平均年齢が年々上がっていることもあり、年齢別に見てミドル世代の人口割合は増加傾向にあります。そのような情勢下で感染症の問題が起こり、健康に関心を持つ方が増えました。また最近ではマスクを外す場面が多くなったこともあって、数年前よりも見た目改善に取り組む方が増えています。歯列矯正も審美的な観点から始める方がほとんどですが、そこから歯への意識を高めてもらえるとうれしいですね。ミドル世代の方々には、10代や20代の歯列矯正とはまた違った視点で、メリット・デメリットを考えながら矯正プランをご提案いたします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/99万円~、ワイヤー矯正/93万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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