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中山 聖一朗 院長の独自取材記事

ほうやデンタルクリニック

(練馬区/保谷駅)

最終更新日:2023/05/02

中山聖一朗院長 ほうやデンタルクリニック main

西武池袋線・保谷駅北口から徒歩1分。駅前の住宅地の一角に「ほうやデンタルクリニック」はある。2006年に開業した地域密着型のクリニックで、明るくアットホームな雰囲気。キッズスペースもあるので子ども連れでも安心して通える。院内はバリアフリー、土足履き仕様で、高齢者や女性でも来院しやすい。院長を務めるのは、中山聖一朗院長。勤務医として研鑽を積んだ後に地元の人々の歯の健康を守るべく開業した。審美歯科ではCAD/CAMシステムを導入するなど、「患者の立場に立った診療」をモットーに診療にあたっている。また、近年では、小児矯正にも力を入れており、将来を見据えた幼少期の歯のサポートを実施している。クリニック開業に至る経緯、診療の特色やこだわり、歯科医師をめざしたきっかけについて中山先生に話を聞いた。

(取材日2014年9月10日/情報更新日2023年2月27日)

誰もが安心して治療を受けられるような配慮も

開院はいつ頃ですか?

中山聖一朗院長 ほうやデンタルクリニック1

当院は2006年に開院しました。地域密着型の誰もが安心して通えるクリニックをめざし診療にあたってきましたが、多くの方にかかりつけにしていただきありがたく感じています。これからも、患者さんに安心と健康を与えられるクリニックであり続けられるよう、日々研鑽を積んでいきたいと思っています。

なぜ、開業地に保谷を選んだのですか?

私の地元なんです。ただ、長らく横浜のクリニックに勤務していたので、横浜での開業も視野に入れていました。でも、恩返しというのか、生まれ育った土地で自分の診療を提供していきたいという思いが強くなり、この場所で開業することに決めました。知らない土地ではない分、開業当初から腰を据えて診療にあたることができました。また、患者さんとの家族ぐるみのような信頼関係を築くこともでき、地元で開業して良かったなと思いますね。

クリニックの特色を教えてください。

中山聖一朗院長 ほうやデンタルクリニック2

一番は気兼ねないクリニックであることです。お子さんからお年寄りまで、何か心配事や症状があったときに気軽に通える環境づくりを大切にしてきました。当院は、お年寄りの方でも安心して来院できるよう、バリアフリーにしています。また、お越しいただいておわかりだと思いますが、院内は土足でかまいません。これは、足腰が心配な方や、女性の患者さんへ向けた配慮なのですが、スリッパに履き替える煩わしさがないと好評いただいています。お子さんには、キッズスペースやカプセルトイなどを用意しています。おもてなしではないですが、せっかく時間の合間を縫って来院されるのですから、楽しいとまではいかなくても、ストレスなく診療を受けていただけるよういろいろと工夫しています。診療の特色では、審美歯科と小児歯科分野にそれぞれあります。審美歯科ではCAD/CAMシステムを活用したセラミック治療、小児歯科は小児矯正です。

小児矯正は生涯にわたる口腔内の基盤をつくる治療

CAD/CAMシステムを活用したセラミック治療とはどのような治療でしょうか?

中山聖一朗院長 ほうやデンタルクリニック3

簡単に言えば、天然歯と見た目の遜色がないセラミック製のかぶせ物などをコンピューターで作製し補綴を行う治療です。この治療最大の特徴は、工程すべてが院内で実施でき、しかも早ければ1時間ほどで完結すること。この特徴により、多くの場合、患者さんは従来の自費診療のかぶせ物に比べて費用を抑えて治療を受けられ、当日から歯に装着することが可能です。これまで、自費診療の料金的な面、期間や仮歯の不便から躊躇していた患者さんに、審美歯科を身近に感じていただける治療だと思います。また、セラミック治療によって、患者さん自身の口腔内への意識が高まることも期待できます。白い歯が手に入れば、それを維持しようと日々の定期検診やデンタルケアに積極的になると思うんです。そういう意味では、健康意識の向上にも寄与する治療だとも言えるのではないでしょうか。

小児矯正についてお聞かせください。

一般的な大人の矯正のイメージではなく、正しい噛み合わせや歯並びに成長させていくためのお手伝いと言ったほうが理解しやすいと思います。人間の顎の骨は、大人になると萎縮します。そうすると、おのずと歯同士のスペースも狭くなりますから、大人の矯正は場合によって、天然歯を抜歯しなければならないこともあります。そのような大がかりな治療にならないために、幼少期から口腔内の成長を見据えてサポートしていくのが小児矯正です。よく、乳歯が生え替われば、噛み合わせや歯並びはリセットされると思われている方もいるのですが、そうではありません。幼少期の口腔内が、生涯の口腔内を決定づけると言っても過言ではないんです。現状としては、小児矯正はあまり浸透していませんが、成長するに従って矯正を受けられる機会も少なくなってくると思いますので、ぜひ多くの親御さんに興味を持っていただきたいと思っています。

歯科医師としてのこだわりをお聞かせください。

中山聖一朗院長 ほうやデンタルクリニック4

患者さんとの信頼関係を築くことです。一人ひとりに真摯に向き合うことを常に心がけてきました。同じ症状でも患者さんによって望まれる治療は異なりますから、歯科医師としてだけの見解ではなく、一生活者として患者さんの立場に立った治療計画を大切にしています。小児歯科に関して当院では、お子さんの意志を優先して診療を行っていて、治療せずお話だけしておしまいということもあります。親御さんからご理解をいただけているので、こういったスタイルの診療ができるのですが、嫌がっているお子さんに治療をしてしまえば、トラウマになります。そして、その記憶は生涯残ってしまうでしょう。お子さんの口腔内の将来を考えれば、無理をさせないということは非常に重要なことです。当院にも治療が苦手なお子さんは来院しますが、初めは待合室まで、次に院内、そしてユニットと徐々に段階を踏んでいければ、皆さん最後は安心して治療に臨んでくれるはずです。

「歯の相談所」として、クリニックをライフスタイルに

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

中山聖一朗院長 ほうやデンタルクリニック5

「やりがい」と「自身の体験」です。やりがいは、両親の教育なのですが、「将来は手に職を持ち、仕事にやりがいを感じられる大人になりなさい」と言われて育ちました。両親は美容師で、自分たちが整えたヘアスタイルをお客さんが喜んでくれたときは何よりうれしいし誇らしいと、度々話してくれていました。なので、私も小さい頃から何か技術を身につけて、職業を持つという意識は強かったんです。その気持ちと自身の体験が重なって歯科医師をめざすようになるのですが、これは高校生時代に矯正で通っていたクリニックでのことです。治療を受けていた時にたまたま見た場面なのですが、ご年配の患者さんが若い先生に何度もお辞儀をして感謝の言葉を話されていたんです。その光景を目にした時に、目上の人が頭を下げるのを見たことがなかったので、まず衝撃を受けました。そうして、人を笑顔にできる歯科医師という仕事に感銘を受け、自分の進路を決めました。

休日はどのようなリフレッシュをしていますか?

ゴルフです。遠方だと、栃木県や茨城県のホールにも出向いて楽しんでいます。普段が室内での仕事ですから、自然と触れ合えるのもゴルフの魅力ですね。とは言っても、自宅に戻れば、大学4年生から中学1年生までの4児の父親ですから、休日は家族サービスが主です(笑)。でも、子どもの成長を肌で感じられることは、とてもうれしく感じますし、仕事のモチベーションにもなっています。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

中山聖一朗院長 ほうやデンタルクリニック6

生涯にわたり機能し続けるのが歯ですから、やはり定期的なメンテナンスや日々のケアは欠かせません。そして、そのお手伝いができるのがクリニックです。治療ありきではなく、“気軽な歯の相談所”として、活用してはいかがでしょうか。また、無理のない範囲でクリニックと長く付き合っていくということも大切です。定期的なメンテナンスなどは約3ヵ月ごとという期間が一般的ですが、例えば半年に1度や記念日のように来院する日を決めておくのでも、まずは構いません。ご自身のライフスタイルのどこかにクリニックを入れていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミック治療/6万6000円~
小児矯正/38万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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