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舌・顎・筋肉の発育を促し
健康的な体と歯並びにつなげる口腔育成

ザ・デンタルオフィス志木駅前院

(新座市/志木駅)

最終更新日:2024/04/08

ザ・デンタルオフィス志木駅前院 舌・顎・筋肉の発育を促し 健康的な体と歯並びにつなげる口腔育成 ザ・デンタルオフィス志木駅前院 舌・顎・筋肉の発育を促し 健康的な体と歯並びにつなげる口腔育成
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口呼吸、指しゃぶり、片側噛み。わが子の普段の様子からこのような癖を目にしたことはないだろうか。目にしても特に気にせず、そのままにしているケースもあるだろう。「ザ・デンタルオフィス志木駅前院」の中村彩華院長によると、それは見逃してはならない注意すべき悪癖だという。呼吸の仕方や舌の位置は歯並びや発育に影響し、矯正治療が必要になったり、数十年後に嚥下障害を引き起こしたりすることがあるそうだ。そのような事態にならないよう、口腔育成では、咬合誘導のため専用装置を用い、舌・顎・筋肉の正しい発育を促すための口腔筋機能療法(MFT)を並行することで、将来的に矯正治療を必要としない適正な状態をめざしていく。幼少期の癖が及ぼす影響や具体的な治療内容について中村院長に聞いた。

(取材日2024年3月13日)

口腔育成で子どもの将来の健康を守る。舌・顎・筋肉の正しい発育を促し歯科治療を必要としない状態をめざす

Q子どもが何歳になったら歯科医院に通うべきでしょうか?
A
ザ・デンタルオフィス志木駅前院 子ども一人ひとりに合わせた口腔育成を提案

▲子ども一人ひとりに合わせた口腔育成を提案

歯が生え始めて1歳半になると、多くの方が歯科検診を受けるでしょう。それをきっかけに歯科医院通いを始められると良いですね。小児歯科では虫歯の有無や歯磨きのチェックに加え、クリーニングやフッ素塗布を実施します。さらに当院では口腔育成として口腔筋機能療法(MFT)にも力を入れています。口腔筋機能療法(MFT)とは、指しゃぶりや片側噛みなどの癖を改善しながら、子どもの正しい発育をサポートすることが目的。「口腔」とはいいますが、歯や舌の使い方は、呼吸法や姿勢など全身の成長にも深く関連しています。歯科医院では多角的にお子さんの発育をチェックしながら、お一人お一人に合った口腔育成を提案するようにしています。

Q口腔筋機能療法(MFT)を受けるメリットを教えてください。
A
ザ・デンタルオフィス志木駅前院 口腔筋機能療法(MFT)で整った歯並びや噛み合わせへ導く

▲口腔筋機能療法(MFT)で整った歯並びや噛み合わせへ導く

例えば口呼吸を鼻呼吸に正すことで、腹式呼吸がしやすくなります。また、舌が正しい位置にあれば、それに伴って顎も正しく成長し、歯がきれいに並ぶスペースがつくられるようになります。整った歯並びでしっかりと噛めば、その刺激が脳の発達を促すというように、あらゆる面でメリットがあるといえるでしょう。逆にいえば、悪い状態を放置したままだと、歯だけでなく全身に悪影響を及ぼします。歯列が乱れれば矯正が必要になるでしょう。さらに舌も筋肉ですから、表情や嚥下機能にも影響してしまうんです。幼少期の口腔育成が、将来の歯と体の健康につながっていくということですね。

Q具体的にどのようなアプローチを行うのでしょうか?
A
ザ・デンタルオフィス志木駅前院 舌・顎・筋肉の正しい発育を促す

▲舌・顎・筋肉の正しい発育を促す

口腔筋機能療法(MFT)では、指しゃぶりや口呼吸などの癖がある場合は改善を促し、離乳食やその後の食事指導を行います。またガムを使って噛む練習をしたり、風船を膨らませたりと、段階を踏みながら楽しくトレーニングを行っていきますので、ぜひご自宅でお子さんと一緒にチャレンジしてみてください。併せて口唇閉鎖力の測定器や、咬合誘導のためのマウスピース型装置も使用。マウスピース型装置は、不正咬合や顎の状態など、お子さんのお口に合ったものを歯科医師が選択します。ご自宅で決められたとおりに装着できるよう、ご家族には管理とサポートをお願いします。

Q口腔育成の期間やその後のケアについても教えてください。
A
ザ・デンタルオフィス志木駅前院 育成ではマウスピース型装置を併用する

▲育成ではマウスピース型装置を併用する

当院の場合、5歳頃に始められるお子さんが多いです。月に1回を目安にご来院いただき、口腔筋トレーニングの進み具合や咬合の状態を確認しながら、必要に応じて装置の交換を行います。もしなかなか改善が見られない場合には、マウスピース型装置と併用してワイヤー装置を使用した矯正を行うことも可能です。矯正の終了時期はおよそ11~12歳、永久歯が生えそろった頃が目安です。呼吸や舌の位置を改めて確認し、歯科医師が問題ないと判断したら口腔育成は終了。その後は大人の方と同じように定期検診で口腔内の健康を保ちます。

Qこちらではオンライン診療も行っているそうですね。
A
ザ・デンタルオフィス志木駅前院 気軽に受診できるよう、オンライン診療を取り入れている

▲気軽に受診できるよう、オンライン診療を取り入れている

はい。当院の口腔育成ではオンライン診療を取り入れており、海外にお住まいの患者さんにもご利用いただけるようにしています。英語での診療も可能です。歯並びなどお口の中の状態はスマートフォンで撮影していただいた画像から、舌の位置や姿勢などはカメラ越しの問診で確認します。その後、月に1回を目安に進み具合を確認するのは対面でもオンラインでも同じです。当院で口腔育成を始めた後、国内遠方や海外に引越しされた場合でも、このようにオンライン診療に切り替えることが可能です。身近にあるメッセージアプリを活用し、志木周辺にお住まいの方もそうでない方も、どなたでも受診しやすい環境づくりに取り組んでいます。

ドクターからのメッセージ

中村 彩華院長

口呼吸、指しゃぶり、片側噛みなど、何かしらの癖をお持ちのお子さんは多いです。ほぼすべての子どもが持っているといっても過言ではありません。大切なのは親御さんがいち早くそれに気づき、早い段階で改善に導くということ。ちょっとした癖が長年積もって、お子さんの将来の健康に影響するということを、すべての子育てファミリーに知っていただきたいですね。当院ではお子さんが楽しく取り組めるよう、さまざまな工夫を取り入れています。お子さんの様子に思いあたることがあれば、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児の咬合誘導/3万8500円、ワイヤー矯正/85万8000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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