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古谷 颯大 院長の独自取材記事

デンタルテラス堀江

(大阪市西区/四ツ橋駅)

最終更新日:2023/11/09

古谷颯大院長 デンタルテラス堀江 main

「デンタルテラス堀江」は、四ツ橋駅から徒歩約4分、なんば駅からも徒歩約9分でアクセスできる。交通便利な市内中心地にありながら、にぎやかなエリアからは程良い距離があり、落ち着いて診療を受けられる。ガラス張りのビル2階にある同院は、ホワイトやベージュを基調にしたナチュラルテイストな空間で、キッズルームも完備。子ども連れでも不安なく来院できるだろう。歯学部を卒業後、同院に入職したという院長の古谷颯大先生は20代。口腔外科を専門的に学び、インプラント治療や根管治療など外科的な治療をベースに経験を積んだ。勉強会にも精力的に参加し、時代に即した歯科診療の提供をめざす古谷院長に、歯科診療に対する考え方や力を入れている診療、同院の特徴などについて語ってもらった。

(取材日2023年10月19日)

診査・診断と治療計画の作成に力を注ぐ

どのような患者さんが来られますか。

古谷颯大院長 デンタルテラス堀江1

街中というロケーションなので、20代から50代の仕事を持っておられる方が多いですね。男女比は、女性の患者さんのほうが少し多めです。最近は、20~30代のご夫婦やファミリー層の患者さんも多くなってきました。

診療の際に大切にされていることは?

診査・診断と治療計画の作成を大切に考えており、かなり時間もかけているのが当院の大きな特徴です。初回の受診時には、患者さんの状況を把握するのに必要な情報を集めるために、お口の中に加えて骨格の状態を確認するお顔の写真を撮り、エックス線なども撮影します。こうして集めた資料と、初回のカウンセリングで聞き取った内容をもとに、その患者さんに合った治療計画を作成するのが次のステップです。1種類ではなく、複数のプランを用意して、2回目の来院時に患者さんに提示して、詳しく説明します。治療計画に検討が必要ならば複数回かけてでも練り直し、いわばオーダーメイドで納得いただけるプランを作り上げていくような感覚ですね。

なぜプランの作成に力を入れるのですか。

古谷颯大院長 デンタルテラス堀江2

治療計画を作ることで、その患者さんのめざすゴールをはっきりさせることができます。ゴールがわかっていると、どのような治療やケアが必要なのか明らかになり、治療をスムーズに進められるだけでなく、費用や治療期間もわかり、患者さん自身もモチベーションを持って通院できると思います。最初は同じようなお口の状態であっても、悪くなったところをその都度治療していくやり方と、治療プランに則って計画的に治療をしていくのとでは、最終的な見込まれるクオリティーはちょっと変わってくると思います。

専任のカウンセラーがいらっしゃるそうですね。

カウンセラーは、歯や治療のことに通じていながら、患者さんの気持ちに寄り添える存在で、問診や治療プランの説明時などに同席します。患者さんへの説明の際に、歯科医師だと専門用語などを使ってしまい、患者さんにわかりにくい部分もあると思います。カウンセラーなら、歯科医師と患者さんの両方の気持ちがわかるので、難しいこともわかりやすく伝えるなど、両者の橋渡し的な役割を担ってくれると思っています。例えば、治療実績の大枠は歯科医師が説明して、治療期間や費用、かぶせ物の材質や医療費控除の話など細かなことはカウンセラーが話すなど、役割を分担しています。患者さんにとっても話しやすい存在だと思うので、私たち歯科医師には言いにくいことなども聞き取って伝えてくれる存在として、私たちもとても助かります。

自然の歯を残すために定期検診が欠かせない

メンテナンスに力を入れておられるそうですね。

古谷颯大院長 デンタルテラス堀江3

現在は、ほぼすべての患者さんについて60分の時間枠をとっています。開院当初はもっと短い設定だったのですが、時間の経過とともに再治療のために来院される患者さんが増え、予防に力を入れるべきだと考えたからです。当院の場合、自由診療での治療にもさまざま対応しているのですが、治療終了後に定期検診に通院されない場合、状態が悪化することも考えられるため、予防の大切さを感じます。

検診の内容を教えてください。

項目的には一般的な定期検診と違いはありませんが、ゆとりのある時間枠を生かして、歯垢や歯石の残り具合をチェックするための染め出しを行ったり、歯と歯の隙間までしっかり磨けるよう特殊な歯ブラシを使った歯磨き指導も行ったりもします。また、お一人あたりの時間が長いからといって、診療費が高いわけではないので、ご安心ください。検診の間隔は、患者さんのお口の状態や患者さんのご希望に合わせて1〜4ヵ月ごとに設定しています。3ヵ月を過ぎると状態が悪化し始めるので、一般的な歯科医院よりは短めのインターバルになっているかもしれませんね。短い間隔での検診を希望される患者さんも増えています。

歯科衛生士さんは担当制ですか。

古谷颯大院長 デンタルテラス堀江4

特に患者さんが希望されない限り、あえて担当制にはしていません。当院ではすべての歯科衛生士が同等レベルのケアを提供できるよう、スタッフの研鑽に努めていますし、違うスタッフが担当することで違う角度から患者さんのお口をチェックできるからです。最近は、患者さんに「私には合わなくても良いように、ちゃんとメンテナンスしてくださいね」などと言うようにしています。定期的に検診を続けていただくと、将来健康な状態で残せる歯の本数が違ってくると考えます。当院ではインプラント治療など、歯を失くした場合の治療にもしっかり対応していますが、定期検診を習慣にして歯を大切にしていれば、そうした治療を受ける必要もありませんからね。

学び続け、新しいことに挑戦し続ける

先生のご専門について教えてください。

古谷颯大院長 デンタルテラス堀江5

歯科医師になりたてのときに市立東大阪医療センターの口腔外科に1年間勤務しました。抜歯をはじめとする外科的な処置は一通り経験してきたので、そういった技術が必要とされる治療にはしっかり対応させていただきます。ただし、当法人は、歯をできるだけ保存することに力を注いでいますので、歯を守ることを大切にしながら患者さんと日々向き合っており、抜歯などに至るリスクを少しでも軽減できるアドバイスを提供するように努めています。

こちらの歯科医院に入職された経緯は?

将来的には開業を考えていて、そのためにはさまざまなことを勉強する必要があります。この歯科医院はオープンな雰囲気で、先輩歯科医師との距離が近いので、いろんなことをそばで学びたいと考えている私にとって、とても大きな魅力だと感じたからです。歯科の知識や技術以外にも、マネジメントや教育など全部のことを学べる環境が、ここを選んだ理由です。私は学ぶことには貪欲なほうだと周囲からも言われますが、スタッフは勉強会などに自主的に参加してかなり踏み込んだ勉強するなど、意識の高い人ばかりです。

今後の展望を聞かせください。

古谷颯大院長 デンタルテラス堀江6

当院を経営する法人はここを含む4つの歯科医院を経営しています。グループ内にあって、当院はいろんなことに挑戦させてもらえる立場にあり、先を走っている感じです。当院で習熟したことをグループで共有して、4院で同じことを高いレベルで実践できればと考えており、そうした流れを展望しています。新しい治療についても、トライ&エラーを重ねながら習得にチャレンジしています。もちろん、患者さんに対して実験的なことは決して行いませんが、小回りが利くサイズを生かして、これからも新しいチャレンジを続けていくつもりです。

読者にメッセージをお願いします。

歯科医院には、それぞれに長所・短所があり、インターネットのクチコミを見られたりすると迷われることもあると思います。当院は診査、診断、治療計画というところに結構時間を使わせていただいており、それが特徴です。治療計画を立てるまでの時間を惜しまないとおっしゃる患者さんには、私もほかの歯科医師やスタッフもどこまででもやらせていただくというのが基本スタンスです。そこにメリットを感じていただければ、とても光栄です。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療:44万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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