複数の選択肢から最適を検討
かかりつけ歯科で受ける矯正歯科
はしもと歯科クリニック
(大阪市東成区/新深江駅)
最終更新日:2024/05/01
- 自由診療
気になってはいても、実際の治療に踏み出すにはまだまだハードルも高い矯正治療。一般の歯科医院では矯正を行っていないところも少なくなく、治療はかかりつけ歯科で、矯正は専門歯科でと、多忙な人には通院・受診自体が困難というケースもある。そこで心強いのが、一般歯科から矯正まであらゆる世代のニーズに応える歯科診療を提供する「はしもと歯科クリニック」だ。橋本明院長は長らく小児矯正に力を入れて取り組んできており、技術力を生かして多くの症例を手がけてきた専門家。同院ではマウスピース型装置を用いた矯正、ワイヤー矯正、小児床矯正に加え、口周りの筋肉を整えるMFTも提供している。わかりやすい説明と患者一人ひとりに最適な矯正方法を検討することを心がけているという橋本院長に、同院の矯正について話を聞いた。
(取材日2024年4月15日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらで取り扱っている矯正方法について教えてください。
-
A
当院の主な矯正方法は、マウスピース型装置を用いた矯正、ワイヤー矯正、小児の床矯正、MFTと呼ばれる口腔筋機能療法の4種類です。マウスピース型装置を用いた矯正は目立ちにくく取り外せるのがメリットで、成人はもちろん小児にも対応しています。マウスピース型装置では不得意なパターンで行うワイヤー矯正は、歯につけたブラケットと呼ばれる留め具にワイヤーを通し、力を加えて歯を動かしていくものです。このほかお子さんの顎の成長を利用した床矯正、お口周りの筋肉バランスを整えて歯並びへの悪影響を回避する小児のためのMFTなど、複数の選択肢から患者さんにとって最も適切なものを検討しご提案しています。
- Qそれぞれどういった人が受けるべきなのでしょうか?
-
A
マウスピース型装置を用いた矯正とワイヤー矯正にはそれぞれ得意・不得意なケースがあり、精密な検査をした上でより効率的に進む方法をお勧めしています。どちらが適しているのか気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。また床矯正はお子さんの顎の成長する時期に行うもので、永久歯が生えそろう前の6歳から8歳くらいまでにスタートするのが一般的です。ベロや唇などお口周りのトレーニングで呼吸や発語、咀嚼、嚥下など正常な口腔機能を獲得するMFTの開始は乳幼児から、場合によっては床矯正など各種矯正と併用することも。中にはMFTのみで矯正不要となるケースもあるため、なるべく早くからご相談いただきたいですね。
- Qこちらの歯科医院で矯正を受けるメリットを教えてください。
-
A
新しいものを取り入れながら、クオリティの高い矯正歯科を含めオールラウンドに対応しているのが当院の強みです。むし歯や歯周病などの治療やメンテナンスの「ついで」に矯正に関するご相談をしていただけますし、矯正の合間に発生するお口のトラブルへの処置や、歯のクリーニングにも一貫して対応することができます。また当院は小さいお子さんからご高齢の方まで、幅広い世代の歯科診療ニーズに応える地域密着型の歯科クリニックです。矯正はもちろん、一般歯科、予防歯科、義歯、インプラント治療、審美歯科、ホワイトニングなど豊富なメニューをそろえており、ご家族全員で通っていただけるのもメリットの一つだと思います。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1カウンセリング
-
まずはカウンセリングで、自身の歯並びに関する悩みをしっかり伝え、矯正治療に関する疑問があれば何でも聞いてみよう。複数の矯正方法から、患者の年齢やお口の中の環境などを踏まえ、それぞれの矯正方法のメリット・デメリットを解説してくれる。「やる」「やらない」の決定は話を聞き、十分に納得してからでOK。まずは矯正に興味を持ったら気軽に相談しよう。
- 2検査
-
エックス線・CTや口腔内カメラでの撮影、口腔内スキャナーなどを用いて精密な検査を行う。口の中の環境を精密に捉えることで、マウスピース型装置を用いた矯正とワイヤー矯正のどちらがより適した方法なのかを見極めてもらう。小児では早めの検査・対処により、本格的な矯正が不要となることが望めるケースも。小児矯正なら、MFTは乳幼児、床矯正は6歳頃からとそれぞれ開始時期の目安も異なる。
- 3検査結果をもとにした矯正計画の説明を聞く
-
検査の結果を踏まえ、矯正方法の選択も含めて計画を立てる。マウスピース型装置を用いた矯正なら、口腔内スキャンで得た画像をもとに、どのように歯を動かして不正咬合などのトラブルを解消していくのか、3Dシミュレーションにて確認できる。計画内容について疑問や質問などがあればここでしっかり解消しておこう。同院ではマウスピース型装置を用いた矯正を希望する人が多いという。
- 4矯正開始
-
マウスピース型装置を用いた矯正は、食事とその後のケア時間を除いた1日20時間から22時間以上、床矯正の場合は就寝時に加え、起床時は1時間程度の装着が目安。装着時間が短いと矯正が思うように進まず、通院期間が長期に及んでしまうことも。歯科医師の指示する推奨時間をしっかり守ろう。MFTはクリニックでの指導のほか、毎日地道に続けることが重要。保護者も子どもと一緒に自宅でトレーニングを。
- 5定期的な通院
-
矯正中に推奨される通院頻度は、マウスピース型装置を用いた矯正とワイヤー矯正はそれぞれ月1回程度で、進捗や装置のフィット感などを確認する。なお通院期間は1年半程度が目安だ。小児の床矯正の通院は週1回から月1回と患者ごとに異なるため、歯科医師の指示に従って。また定期的な通院で口内のクリーニングを受け、むし歯や歯周病などのトラブルの芽を積んでおこう。矯正終了後は、保定装置を装着する。
自由診療費用の目安
自由診療とはワイヤー矯正/71万5000円~、小児床矯正(小児MFTの費用含む)/44万円~55万円、マウスピース型装置を用いた矯正/44万円~88万円、インプラント治療/38万5000円~、セラミック治療/6万6000円~(歯の場所により金額が異なります)、オフィスホワイトニング(上下)/1万9800円~