全国のドクター9,336人の想いを取材
クリニック・病院 158,521件の情報を掲載(2024年5月19日現在)

  1. TOP
  2. 岐阜県
  3. 各務原市
  4. 六軒駅
  5. いちょう通り歯科こども歯科
  6. 小児期の予防はなぜ重要か歯だけでなく食事や生活から考えよう

小児期の予防はなぜ重要か
歯だけでなく食事や生活から考えよう

いちょう通り歯科こども歯科

(各務原市/六軒駅)

最終更新日:2023/03/13

いちょう通り歯科こども歯科 小児期の予防はなぜ重要か 歯だけでなく食事や生活から考えよう いちょう通り歯科こども歯科 小児期の予防はなぜ重要か 歯だけでなく食事や生活から考えよう
  • 自由診療

噛み合わせ治療を得意とする「いちょう通り歯科」では、小児期の予防にも注力している。「体や骨が成長する乳幼児期から10代後半までは、お口の発達にとっても大事な時期。定期的に検診を受けて問題を早期に発見・治療し、人生100年時代に備えてほしい」と郷純平院長は呼びかける。歯の健康は、丁寧な歯磨きはもちろん、普段の食事や姿勢、癖、生活習慣から大きく影響を受けるという。健康な体は日常生活に根差すとし、同院では親に対して、食事をはじめ生活全般についてのアドバイスを積極的に行っている。すべての子どもたちの歯と体と心が健やかに育つようにと願う郷院長に、同院の予防にかける思いを聞いた。

(取材日2023年1月12日)

体が発育する小児期に歯の定期検診を。歯と体の健康のために生活習慣を整えて人生100年時代を生き抜こう

Qなぜ小児期の予防が重要なのでしょうか?
A
いちょう通り歯科こども歯科 小児期の予防の重要性を語る郷院長

▲小児期の予防の重要性を語る郷院長

当院では、単なる歯並びだけでなくお口全体の機能のバランスを整える噛み合わせ治療を重視しています。噛み合わせは上下の歯が安定したほぼ均一の力で接触することが理想ですが、このバランスは、小さい頃からの咀嚼の仕方や姿勢、癖などの影響を受けて長い年月をかけて形成されます。噛み合わせはお口の中だけでなく、顎の骨や周囲の筋肉、ひいては全身の健康に関わるもの。小さい頃から歯科医院に通い、口内環境のバランスが崩れていないか定期的にチェックしていれば、噛み合わせに問題があった場合に早く気づき、早期に治療を開始できるでしょう。親御さんも早めに歯や体についての情報を得られるので、小児期の予防は重要なのです。

Q子どもは何歳から歯科医院に通うと良いですか?
A
いちょう通り歯科こども歯科 0歳から歯科医院に通ってほしいと郷院長

▲0歳から歯科医院に通ってほしいと郷院長

0歳から、さらに言えば生まれる前から親となる方々が正しい知識や健康観を持っていることが望まれます。子どもには一生健康で過ごしてほしい、歯だけでなく、体も健康でいてほしいと親御さんは願われると思います。人生100年時代の今、小児期はその人生のベースとなる時期です。乳幼児期から10代後半までの身長が伸びる年齢は全身の骨格が発達する時期であり、きれいな歯並びや正しい歯の噛み合わせをつくる観点からも顎の骨の発育が進む大切な時期です。乳歯が生えた頃や、生え替わりが始まった頃など年齢に合わせたケアや注意事項がありますので、何らかの節目ごとに歯科医院で検診を受けると良いですね。

Qこちらではどのような予防的観点から診療を行うのでしょうか?
A
いちょう通り歯科こども歯科 生活習慣、食育の重要性

▲生活習慣、食育の重要性

ご家庭での様子をしっかり聞き取り、清掃状態、虫歯、歯並び、噛み合わせなどに問題がないかを確認します。歯磨き指導やクリーニングをし、必要に応じてフッ素塗布やシーラント処置を行います。当院が大事にしているのは歯科処置以上に、生活習慣や食育についての啓発です。今は昔の子どもに比べて、噛み合わせが悪い子が多いといわれていますが、それは咀嚼回数、つまり物を噛むことが激減していることも一因でしょう。顎が正しく発達するよう、やわらかいものばかりでなくある程度硬い物も食べること、姿勢を正しくし、口呼吸などの良くない癖は改善するようにお伝えします。無理のない範囲で参考にしてもらえればと思います。

Q矯正治療についても教えてください。
A
いちょう通り歯科こども歯科 治療とともに口周りのトレーニングにも注力

▲治療とともに口周りのトレーニングにも注力

噛み合わせに問題があったとき、生活習慣の改善や補綴物の修正では解決しない場合、矯正治療が選択肢の一つとなります。成長途中で骨がやわらかいうちに矯正治療を開始すれば、成人してから治療するよりも抜歯の可能性が低く、体への負担も少なくなることが期待できます。当院では5~7歳を対象とした床矯正装置を使い、顎の骨を広げて歯が生えるスペースの確保を図り、自然にきれいな歯並びになるよう誘導する方法を用いています。舌がいつも下がっているなど位置や動き方に問題がある場合は、放っておくと呼吸や嚥下に関わってくるので、治療と一緒にお口周りのトレーニングも行います。

Q先生が子どもと接する上で大切にされていることとは?
A
いちょう通り歯科こども歯科 子どもにしっかりと寄り添う、優しい医療の提供を心がけている

▲子どもにしっかりと寄り添う、優しい医療の提供を心がけている

お子さんにはまず当院に慣れてもらうこと、治療内容を説明することを大切にしています。お子さんが歯科医院を怖がるのは慣れない場所で何をされるのかわからないから。なので、無理やり押さえつけての治療はしません。少しずつコミュニケーションを取っているうちにお子さんは「やってもいいよ」という顔になるものです(笑)。肩の力も抜けているのがわかります。当院に来られるお子さんは、みんな自分の子のようにかわいいですね。ちなみに大人に接するときも緊張されているようであればほぐすように心がけています。当院は週3回保育士が在籍しており、よく親御さんから子育てについての悩み相談も受けていますよ。

ドクターからのメッセージ

郷 純平院長

私がめざしたいのは、先進の治療をする歯科医院ではなく、子育てをする親御さんたちの食育相談、生活相談、子育て相談の受け皿となれる歯科医院です。咀嚼、嚥下の正しい方法、姿勢や癖の改善、そして早寝早起きをすること、子ども時代に体を動かしてたくさん遊ぶことなどお伝えしたいことはたくさんあります。歯の健康が全身の健康に大きく関わっていることも親御さんに知っていただきたいですね。病気は日々の生活習慣に根差しており、心のありようも大事ではないでしょうか。昨今は新型コロナウイルス感染症の流行もあってさまざま悩む人が増えていると感じます。当院は歯のことだけでなく、何でも話していただける場所でありたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

床矯正/15万円~

Access