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大切な自分の歯を守るために
長期的な目線で取り組む予防の重要性

倉田歯科

(大阪市淀川区/三国駅)

最終更新日:2023/03/07

倉田歯科 大切な自分の歯を守るために 長期的な目線で取り組む予防の重要性 倉田歯科 大切な自分の歯を守るために 長期的な目線で取り組む予防の重要性
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80歳になっても自分の歯を20本残そうという「8020運動」など、日本でも自分の歯を大切にする取り組みが盛んに行われるようになり、予防歯科の重要性を耳にしたことがある人は多いだろう。しかしその一方で、予防の大切さを実感できず、なかなか歯科医院へ足が向かないという人も少なくない。淀川区西三国にある「倉田歯科」は、地域密着型の診療を通して、予防歯科の大切さを地域に広めようと尽力している歯科医院だ。院長を務める倉田寛之先生は「予防歯科に通うことで、自分の歯を維持することにつなげてほしい」と話す。口の健康が全身に与える影響が周知されるようになり、歯の大切さが見直されている今、改めて予防歯科について詳しく聞かせてもらった。

(取材日2023年2月16日)

予防歯科で歯周病と虫歯の予防に取り組み、大切な自分の歯を守ることにつなげる

Q幅広い年齢層の方が、予防歯科で通院されているそうですね。
A
倉田歯科 定期的に歯科に足を運ぶことが予防歯科には重要

▲定期的に歯科に足を運ぶことが予防歯科には重要

予防歯科が浸透するようになって、当院でもたくさんの方が予防のための通院を習慣としてくれるようになりました。未就園児のお子さんから、80代の方まで年齢問わず多くの方が自分のお口の健康管理に取り組んでくれています。中にはお口の状態が悪く、「今更始めても遅いのではないか」と迷いながら来院していただいた患者さんもいらっしゃいますが、遅いなんてことはありません。状態が落ち着くまでに時間はかかるかもしれませんが、予防歯科に興味が湧いたら迷わず始めてもらいたいなと思います。

Q長期的なメンテナンスにはどのようなメリットがありますか?
A
倉田歯科 虫歯をつくらず、口の中を健康に保つことが重要となる

▲虫歯をつくらず、口の中を健康に保つことが重要となる

最大の期待できるメリットは「歯をなくす可能性が低くなる」ことだと思います。生まれた時から備わっている歯は、皆さんが想像している以上の財産です。金額に換算するのもおかしいですが、口腔状態が悪く歯をなくしてしまった場合、例えば1本インプラントを入れるだけで数十万円かかるのです。だからこそ、今ある歯を、自分のかけがえのない財産としてしっかりと守ってほしい。忙しい毎日の中で通院する時間を作るのは難しいかもしれませんが、数ヵ月に一度のこと。美容院に通うような感覚でメンテナンスに通っていただき、虫歯や歯周病のリスクを減らし、一生噛める使い心地の良い歯の維持につなげていきましょう。

Qこちらでの予防歯科の内容について教えてください。
A
倉田歯科 正しいブラッシングの方法も教えてもらえる

▲正しいブラッシングの方法も教えてもらえる

当院の予防歯科の第一段階はブラッシングの指導です。歯を磨いたことがない人はほとんどいないと思いますが、思い込みや癖でうまく磨けていない部分があることが多いです。そこで、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスといった補助器具など、患者さまに合ったケアグッズを提案し、使い方をお教えします。次に、ホームケアでは取りきれない部分を歯科衛生士がきれいにしていきます。歯垢を除去するスケーリングを行い、歯の表面を磨いて汚れがつきにくくします。最後にフッ素塗布をして終了です。もちろん、毎回歯科医師が診察しますので、虫歯や歯周病などの異変があれば治療を行います。

Q子どもの場合、いつ頃から予防に取り組めば良いですか?
A
倉田歯科 子どもの場合、歯科医院に恐怖心を持たないような配慮も重要

▲子どもの場合、歯科医院に恐怖心を持たないような配慮も重要

何歳からでも構いませんが、歯が生え始めた頃から少しずつブラッシングの練習を始め、歯科医院にも慣れていくと良いかもしれません。まずはご両親の治療に同行させたり、チェアに座るだけでも構いませんよ。われわれにお任せいただけるのであれば、歯科医院に対するトラウマをつくらぬように、ゆっくりと時間をかけて信頼関係をつくることから始めていきます。小さな頃についた習慣は一生物になりやすいと言われています。正しいブラッシングや予防のための通院習慣は、お子さんの歯や健康を守るだけでなく、無駄な医療費を削減することにもつながるでしょう。予防歯科はご両親から愛するわが子への、良い習慣のプレゼントになると思います。

Q予防の先にはホワイトニングなどの自費診療もお勧めなのですね。
A
倉田歯科 予防歯科は何歳から始めても構わない

▲予防歯科は何歳から始めても構わない

歯は表情や人の印象に大きな影響を与えます。これまで虫歯や歯周病で苦労してきた人は、この意味がよくわかるのではないかと思います。適切な治療を受け、予防歯科で良い状態を保てるようになれば、自分の口元が今よりもっと好きになれるでしょう。そして、歯をもっときれいにしたくなれば、ホワイトニングなどの審美面に配慮した治療を行うのも良いと思います。当院ではホワイトニング方法を3種類用意しており、患者さんの要望やお口の状態に合わせてご提案しますのでご相談ください。また、セラミックやジルコニアを使ったかぶせ物やメタルフリー素材にも対応しています。健康で美しい口元をめざして、明るい笑顔を手に入れましょう。

ドクターからのメッセージ

倉田 寛之院長

歯周病は日本人が歯をなくす原因の多くを占めているにもかかわらず、初期段階から自覚症状を感じている人はそれほど多くありません。しかし、気がつけば出血や歯茎の腫れが起こり、もっと進行すれば歯茎が下がり、歯がぐらぐらして抜け落ちてしまう恐れがあります。当然ですが抜けてしまった永久歯は2度と生えてくることはなく、抜けた歯をそのままにしておくと、噛み合わせがずれ、さまざまな不具合が生じます。その不具合を治療するためには、治療費も時間もたくさんかかります。そうならないために必要なのが「予防歯科」です。予防歯科は自分の歯を守るために大切な習慣。今からでも決して遅くありませんので、まずは気軽に相談しましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オフィスホワイトニング/2万2000円~、ホームホワイトニング/3万3000円~、デュアルホワイトニング/5万円~、セラミック治療/4万4000円~6万6000円、ジルコニア治療/4万4000円~6万6000円

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