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年代や症状に合わせて幅広く
専門的な知識を持つ理学療法士のケア

村木整形外科

(府中市/中河原駅)

最終更新日:2024/04/15

村木整形外科 年代や症状に合わせて幅広く 専門的な知識を持つ理学療法士のケア 村木整形外科 年代や症状に合わせて幅広く 専門的な知識を持つ理学療法士のケア
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スポーツに勤しむ学生なら「肩が痛くてボールが投げにくい」、高齢者であれば「膝が痛くて歩けない」など、体の痛みというのは老若男女多くの人が抱える悩みだろう。しかし、その原因や、有用な対処法はさまざまだ。「痛みの改善をめざすには、専門的な知識や技術を持つ理学療法士による、症状に合わせたリハビリが何よりの近道です」。そう話すのは、「村木整形外科」で理学療法士を務める岩澤脩さん。日々来院する患者の悩みに合わせ、理学療法士による専門的な運動器リハビリを、外来で提供しているという。痛みや生活のしづらさの原因となり得る病気やケガについて、また、それらを改善へと導くために重要な対処法について詳しく話を聞いた。

(取材日2024年2月6日)

学生から高齢者まで幅広く。患者が抱える病気やケガの状況に合わせて、理学療法士が専門的なリハビリを実践

Q高齢者では、どんな疾患を抱える人が多いですか?
A
村木整形外科 一人ひとりの症状に合わせたリハビリ

▲一人ひとりの症状に合わせたリハビリ

変形性膝・股関節症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、母指CM関節症の方が多いです。また転倒に伴う骨折の方もいらっしゃいます。骨折の場合、当院では保存治療に対応できますが、手術が必要になった場合には病院で手術を受けていただきます。術後に向けたリハビリや退院後のリハビリは当院で対応が可能です。患部だけでなく転倒の原因となってしまった身体機能に対しても対応します。変形性膝関節症のリハビリでは筋力強化や、関節可動域を広げることを図り患部に負担がかからないようにしていきます。術後は今までのリハビリに加えて階段歩行の訓練などを行い、患者さんが日常生活で困ることがないようにしていきたいですね。

Q成人では、どんな疾患を抱える人が多いですか?
A
村木整形外科 自宅でできるストレッチのアドバイスを行う

▲自宅でできるストレッチのアドバイスを行う

成人では生活習慣によって起こる疾患と、スポーツ活動によって起こる疾患があります。その中でも多い疾患として、アキレス腱炎、アキレス腱断裂、外反母趾、腰椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎(五十肩)、肩関節腱板炎、胸郭出口症候群、ゴルフ肘(内側上顆炎)、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、手根管症候群などがあります。お仕事や家庭の都合で継続した通院が難しい場合にはご自宅でできるストレッチや筋トレなどの運動の仕方をお伝えして、改善をめざすことができます。

Qスポーツ傷害ではどんな疾患を抱える人が多いですか?
A
村木整形外科 スポーツ傷害にも積極的に対応

▲スポーツ傷害にも積極的に対応

1度の力で受傷する外傷と繰り返す負担で受傷する障害があり、合わせてスポーツ傷害といいます。成長期や競技特有のものもあり背景に応じたリハビリを行います。外傷は足関節捻挫、半月板損傷、前十字靱帯損傷、膝内側側副靱帯損傷、シンスプリント、ジャンパー膝、ランナー膝、疲労骨折などがあります。成長期では外脛骨障害、オスグッド・シュラッター病、セーバー病、腰椎分離症などがあります。スポーツ傷害は専門的にスポーツをする方ほど同じ動作を繰り返すために発症リスクが高まります。スポーツ傷害を発症した方は、筋力低下や柔軟性の低下など患部に負担がかかりやすい原因があるので、それらの機能改善をめざします。

Q成長期での痛みやそのリハビリについて教えてください。
A
村木整形外科 筋力の柔軟性を改善するためのストレッチを行う

▲筋力の柔軟性を改善するためのストレッチを行う

成長期では、筋肉が骨につく付着部分に痛みが出てきます。成長期ではまず骨が伸び、それに応じて筋肉が伸びていきますが、急激な成長では筋肉の伸びが追いつかず相対的に筋の柔軟性が低下し、付着部に痛みが生じます。そのような状態が、成長期に多いことから「成長痛」とも呼ばれ、痛くても仕方がない、我慢していればそのうちに治ると思う方もいらっしゃいますが、適切な検査や治療をすることで速やかな改善も期待できます。リハビリでは、主に硬くなった筋肉の柔軟性の改善を図るためのストレッチをしていきます。

Qそのほか、姿勢不良に悩む人にも対応されているとか。
A
村木整形外科 姿勢不良の改善状況をレントゲンで確認

▲姿勢不良の改善状況をレントゲンで確認

はい。例えば、若年者では学校の検診で特発性側湾症を疑われ医療機関の受診を勧められ、家族・友人などから姿勢の悪さを指摘されて来院されるケースが多いですね。一方、高齢者では脊椎圧迫骨折や腰椎すべり症などによって変形が起こり、姿勢が悪くなったため受診されるケースが多いですね。こうしたケースに対しては、筋力強化や柔軟性向上を目的としたリハビリを行うことで、姿勢の改善を図ります。変形が高度な場合は、姿勢を改善することが難しい場合もありますが、腰痛、下肢痛、疲れやすさなどの症状は改善が期待できるケースが多いです。

ドクターからのメッセージ

村木 真院長

クリニックで理学療法士による専門的なリハビリが受けられるのは、当院の強みでしょう。当院の理学療法士は豊富な知識と経験、技術を持ち、患者さんのお悩みや負担の改善につながる方法を日々追求しています。自信を持って医療を提供していますので、安心してご相談ください。

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