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中澤 敏 院長、中澤 真紀 副院長の独自取材記事

スマイル矯正歯科

(三鷹市/三鷹駅)

最終更新日:2024/05/15

中澤敏院長、中澤真紀副院長 スマイル矯正歯科 main

JR中央・総武線の三鷹駅から徒歩1分の好立地にある「スマイル矯正歯科」は、1992年の開院以来、歯並びや噛み合わせに悩む多くの患者と真摯に向き合ってきた。院長の中澤敏先生と妻で副院長の中澤真紀先生は、ともに矯正歯科の研鑽を積んできたエキスパート。穏やかな語り口の中に患者への温かい思いが感じられる敏院長と優しい笑顔で患者の不安を和らげていく真紀副院長。診療を通して歯の美しさと健康を守りたいと日々努力を重ねる2人に、診療におけるこだわりや患者との対話で大切にしている点などについて、話を聞いた。

(取材日2024年3月22日)

基本を大切にしながら、新しい治療法を取り入れていく

長年、この地で矯正歯科を専門に診療を行ってきた感想をお聞かせください。

中澤敏院長、中澤真紀副院長 スマイル矯正歯科1

【敏院長】三鷹で診療を続けて、あっという間に30年以上がたちましたね。専門的な治療を行ってきたことで、患者さんの歯並びや噛み合わせといったピンポイントのニーズに応えることができる点は良かったと思っています。患者さんから「ありがとう」というお声を頂戴する時が何よりの喜びですね。当院の患者さんの年齢層は、70代の方から就学前の4歳ぐらいのお子さんまで幅広いんですよ。歯並びはもちろん、歯の健康に対して意識の高い方が年々増加しているように感じます。

矯正歯科を専門にしようと思われた理由を教えてください。

【敏院長】歯学部時代にさまざまな分野の勉強をしましたが、自分の強みである手先の器用さが一番生かせるのが矯正歯科だと感じたのです。歯科医師として実際に経験を積む中で「自分に合っているな」という思いが高まっていきましたね。
【真紀副院長】尊敬する祖父が専門としていた義歯の道に進もうかと迷ったこともありましたが、ちょうど矯正歯科が注目されていた時代だったんです。また、子どもの診療も行っていきたいという思いがあり、矯正を専門にすることにしました。

新しい治療方法や技術に対応することはたいへんなご苦労があったのでは?

中澤敏院長、中澤真紀副院長 スマイル矯正歯科2

【敏院長】確かに、矯正の治療法は日々進化しています。ただし、歯の動かし方といった矯正の基礎というのは昔から変わらないんです。ですから、基本的なことを大切にしながら新しい治療法を取り入れるようにしています。矯正歯科を専門とする仲間と連絡を取り合ったり、勉強会に参加したり、常に新しい治療法にはアンテナを張っていますね。
【真紀副院長】これまで矯正に携わってきて感じるのは、デジタル化が進んできたことです。それに対応するのは大変な面もありますが、新しいものを取り入れるメリットは大きいものです。もともと持っている技術にデジタル技術を掛け合わせると、より良い結果につながると感じています。やはり「いくつになっても勉強だな」と、感じますね。

患者が納得して矯正を受けられるようサポートする

矯正を専門にやっているからこそのアプローチはあるのでしょうか?

中澤敏院長、中澤真紀副院長 スマイル矯正歯科3

【真紀副院長】患者さん一人ひとりに合った計画をし、治療を行うことですね。デジタル化が進み、高精度なシミュレーションができる時代になりました。しかし、一人ひとりの顔や顎の形、歯の動き方はさまざまです。矯正を専門にやってきた経験を生かし、適切な診断とともに、患者さんの未来を見据えて治療を進めていきます。見た目だけでなく、機能面においても患者さんに納得していただける治療をめざします。

子どもの矯正で心がけていることは何でしょうか?

【敏院長】最近は、小学校高学年ぐらいになると自分から「矯正をやりたい」と希望するお子さんが多くなりました。「一緒に頑張ろうね」という声かけをしながら、お子さんのモチベーションを維持できるように努めています。わが家に孫が誕生したこともあり、ますます子どもに対して「かわいいな」と思う気持ちが強くなりましたね。
【真紀副院長】お子さんの身になって考えると、「わからないことはやりたくない」という思いがあるでしょうから、専門用語を使わないなど説明には気を使っていますね。それに、言葉で説明するよりも視覚から入ってくる情報のほうがリアルに伝わりますから、鏡で自分の歯を見てもらいながら治療の流れを説明するようにしています。また、子どもの発育に合わせた矯正治療を心がけています。

大人の矯正で大切にしている点についてもお伺いします。

中澤敏院長、中澤真紀副院長 スマイル矯正歯科4

【敏院長】私の診療では「患者さんが主体であること」がベースにあります。大人の方は、ある程度はっきりとしたご希望があって来院されますから、初診の段階から患者さんの意向をしっかりと把握してお話を聞くことを徹底しています。患者さんが迷われているなと感じた際は、歯科医師の立場から適切な助言を行うようにしています。
【真紀副院長】患者さんご自身に心から納得して矯正に臨んでいただきたいという強い思いがありますね。ですから、治療についてご説明する際は、良い面ばかりを強調するのではなくデメリットもはっきりとお伝えします。矯正はお金も時間もかかることですから、患者さんも私も「ベストが尽くせたな」と思えるような治療を常にめざしています。

矯正のゴールについて、どのようにお考えですか?

【真紀副院長】矯正の目的は、単に見た目の歯並びを良くするだけではありません。歯は、呼吸や発音、食べ物を噛んだり飲み込んだりするために重要な役割を果たしています。それらの「機能」の改善を視野に入れた治療が大切なんです。いわば「形態と機能」を両立することが矯正のゴールと呼べるでしょう。今、日本歯科医師会を中心に、80歳までに20本以上自分の歯を保つことを目標にする「8020運動」を推奨しています。これを実現するためには、適切な噛み合わせが重要なキーポイントになります。また、幼少期の指しゃぶりや、お口をぽかんと開ける癖が歯並びに影響する可能性もありますよ。こうしたお子さんの癖が気になる場合は早めに歯科医師に相談することをお勧めします。

2人とも矯正歯科が好きだからこそ診療を続けられた

お互いに尊敬している点とご夫婦で診療を行ってきて良かったことをお聞かせください。

中澤敏院長、中澤真紀副院長 スマイル矯正歯科5

【敏院長】矯正歯科に対する思いが強いところですね。一つのことに対して情熱を持ち続けるのはとても難しいことですが、副院長は近年ますますパワーアップしているように感じます。患者さんに対していつも真面目に真摯に向き合っていることも尊敬していますよ。治療に関して、自分と異なる視点からの意見が聞けることが強みであると思っています。
【真紀副院長】院長は、他の人が努力しても獲得できないような手先の器用さを持っていると思っています。それが当院の治療にも生かされていて、私には天賦の才だなと思えてくるんです。お互いに持っていないものを補い合えるパートナーがいることは、すごく心強いことですよね。それに、2人とも矯正歯科が本当に好きなのでここまで続けてこられたのだと思います。

診療における理念についてお聞かせください。

【敏院長】矯正歯科は専門性が高い分野だからこそ、患者さんの主訴を改善することに全力を尽くすということですね。患者さんの思いにしっかりと対応できるように、これまでの経験や基本的なことを大切にしながら、先進の治療法を取り入れるべく、技術や知識のアップデートをたゆまず積み重ねていきたいですね。
【真紀副院長】私は「患者さんの歯の状態をなるべく長く良い状態に保つ」ということをモットーにしています。言葉で表すと簡単なようですが、お口の状態は個人差が大きいので非常に難しいことですね。しかし、難しいからこそ目標にする価値があると考えています。患者さんに「矯正をして良かった」と思っていただけるように、これからも日々努力を続けていきます。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

中澤敏院長、中澤真紀副院長 スマイル矯正歯科6

【真紀副院長】矯正をしようと思った際に、歯科医院選びで迷っている方は多いのではないでしょうか。そんな時は歯科医師の情報をしっかりとご覧になって、その先生が得意とする分野を十分に把握することが大切です。私たちは矯正を専門とする歯科医師として、長年の経験に基づいたアドバイスをさせていただきます。
【敏院長】今、インターネット上には矯正に関する情報が氾濫している状態で、「どの情報が正しいのだろう」とお困りになっている方が多いと思います。矯正はご自身の歯の健康を生涯にわたって左右するものですから、専門的な歯科医院を受診した上で、しっかりと説明を受けてほしいですね。当院はアットホームな雰囲気なので、お気軽に何でもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/5万5000円~、唇側矯正全体治療/82万5000円、唇側矯正部分治療/11万円~、審美ブラケット(前歯)/7700円~、裏側矯正(上下)/124万3000円、マウスピース型矯正装置を用いた矯正(全顎)/104万5000円、マウスピース型矯正装置を用いた矯正(部分)/49万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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