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田島 功貴 院長の独自取材記事

五反田歯科

(品川区/五反田駅)

最終更新日:2024/04/02

田島功貴院長 五反田歯科 main

五反田駅から徒歩で約9分、大崎広小路駅から徒歩で約6分のオフィス街に位置する「五反田歯科」。可能な限り「歯を抜かない」「歯を削らない」「神経を取らない」をコンセプトに、患者の希望や生活スタイルに合わせた丁寧な治療に努めている。院長の田島功貴先生を含め、2人の常勤歯科医師、4人の歯科衛生士が在籍。歯科医院全体で患者目線の診療を大切にしており、2020年8月に行った院内のリニューアルでは診療室のユニットを3台から4台に増やし、患者が希望する日時で診療ができるように体制を整えた。優しい語り口で患者の緊張や不安を取り除くことに努めている田島先生に、診療の特徴やポリシーなどについて聞いた。

(取材日2023年11月10日)

できるだけ長く自身の歯でいられるように

とてもきれいな院内ですね。

田島功貴院長 五反田歯科1

ありがとうございます。当院は20年以上の歴史があるのですが、院内の老朽化に伴い2020年8月に改装工事を行いました。「患者さんが通いやすい歯科医院」を意識してオフホワイトの色調をベースとし、診療の不安や緊張が和らぐような空間づくりにこだわりました。また、当院に在籍する常勤の歯科衛生士4人が随時予防歯科に対応できるよう、ユニットを3台から4台に増やしました。CT導入により歯や骨の状態を立体で、より正確に把握できるようになったため、一般歯科、審美歯科、矯正歯科、インプラント治療に加え、定期検診やメンテナンスなどにも力を入れていきたいと思っています。

院長に就任されたのはいつ頃ですか?

2012年に院長に就任しましたが、実はこの場所で診療をさせていただいて、かれこれ16年ほどになるんです。というのも、大学時代からこちらで歯科助手のアルバイトをさせていただいていて、そのご縁もあって、大学卒業後の2007年から当院の勤務医として働き始めました。来院される患者さんは、住民の方や近くでお勤めの会社員の方が変わらず多いですね。年齢層でいうと、20代から60代くらいといったところでしょうか。当院では、虫歯治療や歯周病治療はもちろん、患者さんの生活スタイルやご希望に合わせてマウスピース型装置を用いた矯正に対応しています。

診療ポリシーについて教えてください。

田島功貴院長 五反田歯科2

可能な限り「歯を抜かない」「歯を削らない」「神経を取らない」ことを大切にしています。もちろん、どうしても歯や神経を抜かないといけないこともありますが、できるだけ歯を削るのも神経を抜くのも必要最小限に抑えるようにしています。患者さんの立場で考えると、初診時に「虫歯がひどいので歯を抜きましょう」といきなり言われたらやはりショックですよね。たとえ大きな虫歯であっても患者さんが歯を残したいと思っているのであれば、まずはそのお気持ちにお応えすることが歯科医師としての務めだと思っています。いきなり抜歯するのではなく、いったん仮歯を入れて様子をみるなどの方法を取っています。借歯で痛みが出てくるようであれば、また別の手段を考えるようにしています。また、麻酔の時は極力痛みを軽減するため、表面麻酔をしっかり行い、注射液を温めておいたり細い針で注射をするなどの配慮を施しています。

患者さんに寄り添った診療をされているのですね。

「患者さんの目線で診療を行う」ということはとても意識しています。実は僕自身、幼少期に虫歯が多くてよく通院していたのですが、歯科医院がすごく苦手でした。なので、歯医者さんが怖かったり苦手だという患者さんの気持ちがとてもよくわかるんです。自身の経験をもとに、そういった患者心理にも最大限配慮するようにしています。あとは、家族や親戚に医療従事者がいなかったというのもあり、歯科の常識にも一度立ち止まって考えられるというか、より患者さんに近い立場で接することができるのではないかと思っています。

患者目線の丁寧な診療がスタッフの共通認識

診療の際に心がけていることを教えてください。

田島功貴院長 五反田歯科3

患者さんにストレスをかけないよう、動作の一つ一つをソフトタッチで優しく行うようにしています。口の中を触るときだけでなく、エプロンやタオルをお掛けする際、取る際もソフトタッチで、髪が乱れたりお化粧が崩れてしまわないように行います。また奥歯を見るときも、患者さんの頬を無理に引っ張るのではなく、患者さんや自分の体勢を変えるなど工夫をしています。あとは、説明をする際に専門的な言葉を使うと、患者さんがわかりにくい説明になってしまうので、歯の構造を車や家の構造に例えたり、たまにイラストも書いたりして、なるべく伝わりやすくなるよう心がけています。

歯科医院全体で取り組んでいることはありますか。

できるだけ患者さんのニーズを拾うようにしています。予約でいっぱいだったとしても、痛みがある方や前歯が取れたという方から電話があった場合は、多少お待ちいただくかもしれませんが絶対受けるようにしています。前歯が取れているのに、治療は来週になると言われたらがっかりしますし、とても困りますよね。治療の技術以前に、心がないように感じてしまうと思います。なので、患者さんが困っている際にきちんと寄り添った対応をするということをクリニック全体の共通認識として持つようにしています。

徹底的に患者さんの立場で考えられているのには理由があるのですか。

田島功貴院長 五反田歯科4

学生時代の経験からかもしれません。美容師がマネキンでカットの練習をするように、歯科医師もマネキンで歯を削るトレーニングをするんです。自分は技術を磨くことはもちろん、それと同じくらいコミュニケーションにも力を入れるようになりました。どうすれば相手のことを理解できるかなど、意識的に大事にするようにしましたね。患者さんは、それぞれ歯科治療に恐怖心を抱いている方、仕事が忙しいので急いで治療してほしい方、じっくり治療してほしい方、予算があまりないので高額な治療は避けたいと思っている方など、さまざまな思いを抱いて来院されます。数ある歯科医院の中から当院に足を運んでくれたことに感謝し、特に初診時は45分ほどの時間をかけて患者さんと十分に話し合いながら治療方法を決めていきます。

誰もが気持ち良く通える歯科医院をめざして

力を入れている治療は何ですか。

田島功貴院長 五反田歯科5

かぶせ物や詰め物などの審美歯科です。当院では、かぶせ物を入れる前にいったん仮歯で不具合がないか慎重に様子を見るようにしています。仮歯を入れてみて、問題がなさそうであれば作製します。銀歯は笑ったときに見えてしまったり、再び虫歯になりやすいことから、自然な見た目かつご自身の歯を長持ちするようにセラミックやジルコニアをお勧めするようにしています。信頼できる歯科技工士さんとタッグを組み、随時当院に足を運んでくれるため、患者さんと一緒に歯の色などの確認もできます。また、メンテナンスもじっくり時間をかけて行います。治療が終わった後も、虫歯や歯周病の再発を防ぐため、またお口のトラブルがない患者さんも歯の健康を保ち、できるだけ長く自分の歯で噛めるよう定期的な受診をお勧めしています。

今後の展望をお聞かせください。

たくさんの患者さんに足を運んでいただき、お口の健康を維持することの大切さを丁寧に伝えていきたいですね。適切に歯科治療を進めていくためには、歯科医師、歯科衛生士と患者さんとのコミュニケーションが何よりも大切です。患者さんの気持ちに寄り添い、患者さん目線でのアドバイスや提案には自信があります。また、歯医者へ通院する際に身構えてしまわないよう、やわらかい雰囲気をつくっています。些細な相談だけでも受け付けていますので、包み隠さず安心して何でもおっしゃっていただきたいです。

最後に読者へメッセージをお願いいたします。

田島功貴院長 五反田歯科6

「虫歯が多くて歯医者に行くのが怖いな」とか「こんな歯を見せに行くのはおっくうだな」という方「歯医者が苦手、嫌い」という方こそ、お越しいただきたいです。先ほども言いましたが、自分が子どもの頃に歯医者嫌いだったこともありますので、例えばお子さんが来院された場合は、初回の治療で何十年も歯医者嫌いにならないよう、歯磨きだけ行うということも可能です。成人の方も同じです。緊張されていたり、トラウマがあるようでしたら、初日から麻酔をして歯を削ってストレスをかけるよりも、クリーニングだけにするということもできます。患者さんごとに柔軟な治療を心がけていますので、現在お口のお悩みがある方も、今は虫歯がないから大丈夫という方も、ぜひ気軽にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックインレー/4万9500円、ジルコニアインレー/4万9500円、インプラント/29万7000円(かぶせ物代は含みません)、マウスピース型装置を用いた矯正(全顎)/66万円、マウスピース型装置を用いた矯正(部分)/39万6000円※すべて税込み

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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