全国のドクター9,294人の想いを取材
クリニック・病院 158,511件の情報を掲載(2024年6月10日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市港南区
  4. 洋光台駅
  5. 吉田歯科クリニック
  6. 歯がきれいに並ぶ土台づくりを子どものI期矯正治療

歯がきれいに並ぶ土台づくりを
子どものI期矯正治療

吉田歯科クリニック

(横浜市港南区/洋光台駅)

最終更新日:2021/10/12

吉田歯科クリニック 歯がきれいに並ぶ土台づくりを 子どものI期矯正治療 吉田歯科クリニック 歯がきれいに並ぶ土台づくりを 子どものI期矯正治療
  • 保険診療
  • 自由診療

食生活の変化などから、噛むことが減り、顎が健全に発達せず、歯並びや噛み合わせに問題のある子どもが増えているといわれる。「子どもの歯並びが気になる」「歯が大きいと感じる」「歯を抜かない矯正を受けさせたい」「矯正治療はいつから始めるのか」など、悩みを持つ保護者も少なくないことだろう。そんな子どもを対象とした矯正治療に力を入れているのが、港南台と洋光台の中間地点にある「吉田歯科クリニック」だ。吉田健院長はI期治療ともいわれる小児の顎顔面矯正に豊富な診療経験を持ち、矯正歯科医師とも連携しながら、かかりつけ歯科の立場から健全な歯並びや噛み合わせを重視した治療を行っている。そこで、吉田院長に小児矯正について取材した。子どもの歯並びや矯正治療が気になる人は参考にしてほしい。

(取材日2021年1月15日)

整った歯並びや健全な噛み合わせをめざす。成長を利用した子どもの矯正治療

Qまず、子どもの矯正治療の種類について教えてください。
A
吉田歯科クリニック 小児の顎顔面矯正に豊富な診療経験を持つ吉田院長

▲小児の顎顔面矯正に豊富な診療経験を持つ吉田院長

子どもの矯正治療は、成長期に顎の成長を促し土台をつくる目的のI期治療と、永久歯が生えそろってから歯を並べたり、ポジションどりを行ったりするためのII期治療の2つに分かれます。I期治療には、取り外しのできる装置を使った治療と、取り外しができない装置を使った治療があります。取り外しができると子どもが勝手に外してしまい、1ヵ月後も変化につながらないことがあります。そのため、急速拡大装置やリンガルアーチといった取り外しのできない装置を使うことも多いです。また、このような歯への負担を抑え顎の骨全体の成長を促し将来的に健全な歯並びをめざすI期治療の一つのやり方で、顎顔面矯正と呼ばれるやり方を勧めています。

Q治療を受けるタイミングを教えてください。
A
吉田歯科クリニック 健全な歯並びや噛み合わせを重視した治療を行う

▲健全な歯並びや噛み合わせを重視した治療を行う

上の顎に対して下の顎が突き出している受け口の場合は、早いタイミングでは3歳から4歳頃に開始します。前歯が重なって生えている場合は5歳から6歳ぐらいに始めます。歯や顎の成長には個人差がありますが、7、8歳以降になり、多くの永久歯が生えてきてからでは、成長利用して顎を広げていくことが難しくなります。1本分以上の歯の重なりや、乳歯が早期に抜けてしまい6歳臼歯の位置がすでにずれてしまったケースなどでは、I期治療では対応できないので、矯正歯科医師と連携して通常のII期矯正治療を行います。また噛み合わせが悪いと運動時に力が入りにくいので、スポーツ選手などをめざすお子さんは特に早めの対応が必要です。

Q治療の流れについても教えてください。
A
吉田歯科クリニック 定期的に保護者向けに説明会を開催

▲定期的に保護者向けに説明会を開催

当院の例ですと、まず、子どもの矯正に関する説明会に参加していただいて、希望があれば診査診断を行い、その結果を受けて治療方針を立て、ご本人と保護者が納得されれば治療を始めます。その後の流れとしては、個人差もありますが、小学校入学前後で始めて9歳ぐらいでいったん休み、永久歯が生えそろったら治療を再開し、小学校卒業の頃に治療も終わるというイメージです。治療を休んでいる間も、虫歯のチェックなどに4ヵ月に1度ぐらい通院していただきます。その後、必要があればII期治療として一般的な矯正治療を行います。

Q顎顔面矯正についてもう少し詳しく教えてください。
A
吉田歯科クリニック スタッフ一人ひとりが保護者の悩みに寄り添うことを心がけている

▲スタッフ一人ひとりが保護者の悩みに寄り添うことを心がけている

最近、歯並びや噛み合わせに問題をもつ子どもたちが増えています。歯の大きさは母体の栄養状態が良いため大きいのに、食生活が変化し噛む回数が減ったことにより顎の発育不全が起こりやすく、歯の生えるスペースが足りずに、結果として歯列不正の子が多くなっている印象です。I期治療ともいわれる顎顔面矯正は、こうした子どもたちを対象に、足りなかったボリュームを戻していく矯正方法で、歯が生える土台をつくるためのものです。具体的には装置を装着して顎と顔面の骨の正しい発育を促すことで、不正咬合を防ぎながら良い歯並びへと導くことをめざし、正常な口腔機能の獲得をサポートしていく方法で、咬合育成の一つの手法です。

Qこちらで行う子どもの矯正治療の特徴は?
A
吉田歯科クリニック 明るく快適なキッズスペースも完備

▲明るく快適なキッズスペースも完備

子どもの矯正治療は、顔立ちを含めた全身の成長を踏まえて、咬合を育成していくものですから、長期にわたるフォローアップが必要です。当院はお子さんが小さい時から歯並びや噛み合わせも含めて診察し、適切な時期に治療を提案します。また歯並びに影響する口呼吸や舌の癖の改善指導、矯正治療中の歯磨き指導にも力を入れています。またI期治療のタイミングを逃した場合、途中で治療が中断した場合、II期治療が必要な場合などにも対応できますし、矯正治療中の虫歯や、装置のトラブルにもすぐに対応することができます。矯正が専門の歯科医師が毎月第4土曜日に診療しておりますので、歯並びや噛み合わせのことは総合的にご相談いただけます。

ドクターからのメッセージ

吉田 健院長

子どもの矯正治療は時間がかかり、毎月の通院や、治療中のトラブルが起きた場合の通院など、親御さんにも負担がかかります。「子どもの歯並びが気になるから、矯正治療ができる歯科を探す」のではなく、まずお母さんやお父さんがかかりつけ歯科を持ち、お子さんも赤ちゃんの頃から定期的に診てもらうことをお勧めします。かかりつけ歯科ならば適切なタイミングで、お子さんの性格やご家庭の事情にも配慮した矯正治療を提案できるはずだからです。当院では、子どもさんの予防歯科や、矯正治療にも豊富な経験があります。診療時間内ならばいつでも矯正治療に対応可能ですし、ご家族の治療も行えますので、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

I期矯正治療/32万円~、II期矯正治療/35万円~(相談料、検査料、診断料別途)顎顔面矯正/32万円(検査料、診断料別途)※すべて税抜き

Access