従来とは違うアプローチで心の疾患から脱出
NLPセラピー

長年抱えていたモヤモヤからもグルグルからも脱出できる新しい治療法

Qあまりなじみのない言葉ですが、NLPセラピーとはなんですか？

A

▲精神医学の世界ではまだ珍しいNLPセラピーをいち早く導入

悩みのグルグルからなかなか抜け出せない方の抜け出る先を探していく。そんな治療法です。もともとNLPセラピーは1970年代に米国で生まれた心理療法やコミュニケーション技法の体系で、人の心を救うことを目的に開発されたもの。ただ日本では、下がりかけたモチベーションを上げたいビジネスマンなどの間でコーチングや自己啓発的な位置づけで受け入れられていて、そのせいか「なんか怪しげだな」と思われる方も多いんです（笑）。でも実際、精神医学での有用性は目を見張るものがあります。何年も心療内科に通院している方も、たった数回でグルグルが解消！　そんな患者さんを何人も見てきました。実は僕自身も若い時にグルグルに没入してた時期があり、NLPセラピーに似た方法で抜け出した経験があるんです。実体験を通じ効果を実感していることからも、今後の精神医学には不可欠な治療法だと感じます。

Q一般的に行われている従来の方法と比べどんな特徴がありますか？

A

▲専門のセラピストのサポートで、長年悩んできたモヤモヤから脱出

ただ悩みを聞くだけの普通のカウンセリングとも、認知行動療法のように悩みの原因を見つけ攻略の鍵を探す治療法とも違います。メンタル面に関しては、原因の追究は危険を孕みますので、NLPセラピーでは、原因の追究や悩み自体の解決ではなく、悩みから意識をずらすことに主眼を置いています。例えば、今ここにリンゴがなくてもリンゴを思い浮かべることは可能ですよね。それは頭の中にリンゴに関する記憶や情報があるからなんです。同じように、調子の悪い方は常に頭の中にモヤモヤが充満していて、何かある度にそのモヤモヤとリンクさせてしまう。そうした頭の中の情報処理機能に着目し、モヤモヤという名のチャンク（情報のまとまり）から意識を反らし抜け出させるのが特徴です。

Qどんな人に効果があるんですか？

A

▲治療の効果が評判を呼び、遠方からやってくる患者も多い

どんな症状にも効果が期待できます。実際、一番効果が表れるのはうつ病ですね。長年、精神科に通い薬も飲み続けてるのにスッキリしない方も、ずっと会社に行かれず休職している方も、NLPセラピーを行うとスパっと治ってしまうんです。うつ病が長引いている人って、病気自体が重いせいで長引いているわけではないんです、実は。うつ自体がその人にとって大きなテーマになっていて、常にうつのことばかりが頭の中を巡っている状態になっている。うつにだけ向いているその意識を別のものに向けていく作業こそが、NLPセラピーの役目なんです。現代人に多いうつ病にこれだけの効果を発揮するのならば、日本を元気にするのに大いに役立つはずです。

Q具体的にはどのようなことをするのですか？

A

▲メンタルクリニックに来たことを忘れるほど「笑い」のある空間

例えば「姿勢編集」という手法。まず、技が決まってガッツポーズをするプロレスラー、ゴールが決まり喜ぶサッカー選手など……多様なポーズの中から患者さんに好きなものを選んでもらいます。次に、「じゃあやってみましょう」と、一緒にそのポーズをやってみるんです。そして質問。例えば、「上司がすごくいい人なんでしたっけ？」って。でも、左手は腰、右手は空高く腕を伸ばして人差し指を突き立て「ゴォォール！」と叫ぶ歓喜のポーズをした状態ですから、「あれ？」ってなる。姿勢と気持ちって連動してますから、普段悩む時はうつむいた状態なのにこうして上向きの姿勢を取ることで、体がびっくりしてモヤモヤを一瞬忘れられるんです。

Q費用はどのくらいかかりますか？

A

▲注目度の高い新しい治療法・NLPセラピーで一気にもやっとオフ！

初回は2000円、2回目以降は1回10000円になります。料金だけ聞くと高いと思われるかもしれませんが、従来の治療法に比べ効果が非常に高いため、少ない回数で卒業される方が多いです。人にもよりますが3、4回で終わる方がほとんど。メンタルクリニックの患者さんは「何年も通院しているのにまだモヤモヤする」という方が多く、長くかかればその分だけ治療費もかさみますから、その点を考えるとNLPセラピーは、結果的に経済的で有用性の高い治療法だといえますね。