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石本 和也 院長の独自取材記事

にじのそら矯正歯科・鈴鹿

(鈴鹿市/玉垣駅)

最終更新日:2024/02/06

石本和也院長 にじのそら矯正歯科・鈴鹿 main

「にじのそら矯正歯科・鈴鹿」は、2023年9月に開院したばかりのクリニックだ。新しく清潔感のある雰囲気の院内には広々としたキッズスペースが設けられ、保育士も在籍。穏やかな人柄で優しく言葉を伝える石本和也院長がつくり出す、アットホームな雰囲気が特徴だ。「家族で通いやすい雰囲気のクリニックとして、地域に根差していきたい」と語る石本院長。これまでにいくつもの難症例を診てきた経験を持つ歯列矯正の専門家だ。プライベートは2児の父でもあり、夢は「趣味のテニスを将来家族で楽しむこと」という石本院長は、日々子どもや家族連れに寄り添った診療にあたる。勤務医、フリーランスの矯正専門の歯科医師を経て開院した石本院長に、クリニックについて詳しく聞いた。

(取材日2023年11月14日)

家族で通いやすい工夫を凝らした新しいクリニック

先生のご出身は徳島県ということですが、鈴鹿市に開院された理由やクリニック名の由来を教えてください。

石本和也院長 にじのそら矯正歯科・鈴鹿1

当クリニックの副院長でもある妻が三重県出身なのです。妻の地元の三重県で、地域の皆さまのサポートをしていこうと夫婦で考えたのがきっかけですね。クリニック名はやわらかい印象にし、通いやすいイメージを持ってもらいたいという想いでつけました。「矯正歯科」というと、気軽には行きにくいと感じてしまう人も多いため、少しでもそのハードルを下げられたらと思っています。外観はカラフルではありませんが(笑)、虹のように彩り豊かなクリニックにしていきたいという気持ちもありますね。

開院する際にこだわったことはありますか?

とにかく「家族で通いやすい雰囲気をつくること」を意識しました。まずは駐車場を広く設けて、ファミリーカーのような大きな車でも駐車しやすいよう工夫しました。お子さんを連れてきやすいようにおむつ交換台も完備しています。また、相談室のすぐ隣にある約4畳ほどのキッズスペースは、スタッフのアイデアを取り入れながら、インテリアやどのようなおもちゃを置くかを考えています。矯正相談には1時間ほどお時間をいただくのですが、その間にお子さんはおもちゃで遊んだり、テレビを見たりしながら待っていただけます。キッズスペースにある大きなぬいぐるみはお子さんに特に人気です(笑)。

お子さんが通いやすい工夫もされているのですね。

石本和也院長 にじのそら矯正歯科・鈴鹿2

おもちゃ以外にもお子さんの治療へのモチベーションにつながるよう、ポイントを貯めて回せるカプセルトイも用意しており、お菓子の詰め合わせなどが当たるようになっています。それから、スタッフ全員が穏やかで優しい雰囲気であることも通いやすさにつながるのではないでしょうか。保育士が2人在籍しており、院内の飾りつけや季節のイベントを積極的に行ってくれていますね。最近ではハロウィンイベントを開催し、クリスマスイベントはお菓子の掴み取りなどを企画しています。4月からは妻も復帰しますので、女性の歯科医師がいることでさらに安心感を感じていただけたらと思います。

抜かない・見えない矯正をめざし、負担と不安の軽減を

来院される患者さんの特徴を教えてください。

石本和也院長 にじのそら矯正歯科・鈴鹿3

大人と子どもで言うとほぼ半々くらいの割合で、その中でも約7、8割が女性と子どもの患者さんですね。成人の方では歯並びの見た目を気にされる30〜40代の方で、特にマウスピース型装置を用いた矯正をしたいという方に多くご来院いただいています。今までは名古屋のクリニックまで通っていたという方もいますよ。マウスピース型装置を用いた矯正は、見た目も目立ちにくく、口内への負担が少なく、さらに価格に配慮されているところがメリットです。そのため、当クリニックでは可能な限りこの矯正を行うように推進しています。

では、クリニックの特徴はいかがでしょうか?

鈴鹿市ではまだ少ない「矯正専門のクリニック」というところが、まず特徴なのではないでしょうか。その中でも当クリニックは「抜かない矯正」「見えない矯正」をモットーとしています。可能な限り大事な歯を抜かない矯正を心がけているのです。お子さんの矯正の場合も同様です。お子さんの歯を抜くことへの恐怖感を拭い取り、そしてなるべく歯を残せたらという親御さんの想いも、できる限りかなえたいと思っています。その他、3次元の立体画像を撮影できるCTを用意しているのも、特徴かもしれません。2次元のエックス線とは違い骨の中まで見れるため、よりオーダーメイドの歯列矯正を提案できるようになりました。生える前歯の状態や歯の動きを確認し、より精密な診断をするために活用できます。大人・子どもにかかわらず、他のクリニックで抜かないといけないと言われた方も、まずは諦めないで当クリニックにお越しいただけたらと思います。

「見えない矯正」というと、裏側にワイヤーを取りつけるものというイメージがあります。

石本和也院長 にじのそら矯正歯科・鈴鹿4

当クリニックで推奨しているマウスピース型装置を用いた矯正は、透明で厚さも薄く、装着していてもほとんど目立たないのではないかと思います。確かに、見えない矯正というと昔は歯の裏側にワイヤーを取りつける裏側矯正が主流でした。しかし、舌に直接装置が当たるため痛みを感じる場合が多く、また高額であるというデメリットがあったのです。そのデメリットをカバーし、価格に配慮し、かつ痛みもほとんど感じずに装着することが望めるのが、マウスピース型装置を用いた矯正の特徴ですね。

お子さんの場合はどのような矯正になりますか?

基本的な矯正装置はすべて用意していますが、初めはできるだけ口内への負担が少ない装置から使用するようにしています。口腔内スキャンを用意しているので、型採りが苦手なお子さんもスムーズに診療を受けていただけると思います。始める時期はお子さまの症例によってさまざまですが、基本的な矯正は生え替わりが始まった7歳くらいから、一般的に受け口と言われる反対咬合の患者さんですと5歳くらいから始めることもできます。先ほどもお伝えしたように、できるだけ抜かない矯正を得意としていますので、矯正治療に不安を抱く方もまずは安心してご相談ください。

大人も子どもも通うのが楽しみになるクリニックへ

日々の診療で心がけていることを教えてください。

石本和也院長 にじのそら矯正歯科・鈴鹿5

常に丁寧な説明をすることを意識していますね。特に初診時は大きなモニターを使ったり、スキャンを取りそれを一緒に見たりしながら患者さんにとってわかりやすくなるよう工夫をしてお話しします。やはり矯正治療には不安を抱えた方も多いと思うので、安心していただけるようにコミュニケーションも大事にしたいと思っているのです。こちらの意見ややり方を押しつけるわけではなく、できるだけ患者さんの希望や要望を聞くようにしたいと考えているので、もし疑問や不安があれば積極的にお伝えいただきたいです。それから患者さんの負担を減らすため、なるべく待ち時間を少なくするよう完全予約制にしています。初診はインターネット予約も可能なので気軽にご予約いただけたらと思います。

診療やクリニックづくりにあたり、先生のモットーはありますか?

「通うのが楽しみになるようなクリニックにしたい」というのは、開院前から考えていることです。通常のクリニックでは痛みがあって行き、治療をしたら終わりますが、矯正治療はそれとは違い通院が長くなることがほとんど。そのためキッズスペースを充実させたり、院内イベントを盛り上げたりして、通うのを続けたいと思ってもらえるように工夫しているのです。今は季節のイベントだけですが、今後は職場体験や家族の日のイベントなどを計画し、地域に還元していきたいと考えています。それだけにとどまらず、成功体験や感動体験を通院生活の中で重ねていただくことで、患者さんの人生を充実させるためのお手伝いができたら、さらにうれしいなと。時には小さなサプライズを患者さんにご用意できたらいいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

石本和也院長 にじのそら矯正歯科・鈴鹿6

実は私自身、小学生の頃に矯正をしていたのです。その時に先生が怖いし治療も痛く、行きたくないと思っていたという記憶が今でも強く残っています。そういった経験を患者さんがされないよう、痛みや負担に配慮した矯正をめざしています。これまでの難症例を診てきた経験も生かしたいと思っています。ですので、36歳と業界の中では若手ですが、安心して診療を受けていただけたらと思います。日曜日も診療しておりますので、お仕事などで忙しい方なども歯並びにお困りであれば、ぜひ当クリニックへお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/80万円〜、小児矯正/38万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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