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坂本 圭 院長の独自取材記事

碑文谷デンタルオフィス

(目黒区/学芸大学駅)

最終更新日:2024/01/18

坂本圭院長 碑文谷デンタルオフィス main

患者の身近な場所で、専門的なインプラント治療を。「碑文谷デンタルオフィス」の坂本圭院長は、そのような思いから2023年10月に学芸大学駅から徒歩3分の場所で開業した。大学病院で8年間インプラント治療に携わり、今も母校の非常勤講師を務める坂本院長。審美歯科の分野でも経験を積み培ってきた審美的な視点と技術は、インプラント治療の場でも生かされている。予防歯科にも力を入れる同院。歯科衛生士による予防・クリーニングは担当制で、気になることを相談しやすい環境だ。エアフローも導入し、定期的なケアで通いたくなるクリニックづくりに力を入れる。「患者さんには笑顔でお帰りいただきたいんです」と穏やかな笑顔で話す坂本院長に、同院の診療内容や内装の工夫などを聞いた。

(取材日2023年10月31日)

駅からすぐ、インプラント治療と審美歯科を中心に診療

先生のご経歴をお聞かせください。

坂本圭院長 碑文谷デンタルオフィス1

東京歯科大学を卒業後、同大学の大学院でインプラントについて深く学び、見識を深めました。今も母校で口腔インプラント学講座の非常勤講師を務めています。インプラントに興味を持ったのは、私の家族が入れ歯で不便を感じている姿を見たことがきっかけです。「入れ歯に代わる治療」としてインプラントに注目し、専門分野として学んできました。大学病院には紹介状を持って来院される患者さんが多く、骨造成や先天性欠如歯への治療など難症例にも携わりました。矯正歯科とチームを組んで治療を進めたり、全身疾患のある患者さんの手術の適応を判断したりと、他の分野についても自然と知識が広がりましたね。大学病院で8年間勤務した後は、開業をする少し前まで、審美歯科に力を入れる都内のクリニックで経験を積みました。

インプラント治療で研鑽を積まれた後、審美歯科を学ばれたのはなぜですか?

失った歯を補うためのインプラント治療は、噛む機能と同時に「見た目」を取り戻すことを目的としています。歯をなくした患者さんたちの多くは、ご自身の口元の見た目に悩み、「きれいな歯になりたい」と思っておられます。そうした患者さんたちに接するうちに、歯の機能だけでなく心の健康もサポートする必要性を感じたのです。歯科医院は今や「悪いところを治療する」だけの場所ではなくなりつつありますし、審美歯科はこれからの歯科医院に求められる分野だと思ったんです。ホワイトニングやセラミックを用いた補綴治療などで、患者さんが希望する見た目を追求する。この奥深さが審美歯科の難しさであり楽しさです。審美歯科も学んできたことで、インプラント治療の際も全体的な美しさを考えながら、より良い仕上がりをめざせるようになりました。これは私の強みだと思っています。

その後、2023年10月に開業されたのですね。

坂本圭院長 碑文谷デンタルオフィス2

はい。これまでの経験を皆さんの身近な場所で提供したいと思い、街並みが好きなこのエリアで開業することを決めました。歯科全般に対応していますが、中でも専門性の高いインプラント治療、また審美歯科や予防に力を入れています。開業直後から地域の皆さんがご来院くださっていますが、この辺りにお住まいの方は歯への意識が高いように思います。「歯をきれいにしたい」と望まれる学生さんや若い方、「特に痛みはないけれど」と検診を希望されるミドル世代の方も多いです。やはり現代の歯科医院に求められるものは、虫歯治療だけではないのだと実感しています。虫歯や歯周病にならないように予防したり、治療後にメンテナンスを続けたりと、歯の健康のために生涯にわたって通い続けたくなる場所でありたいですね。

リラックスできる環境で、一人ひとりに丁寧に向き合う

予防・クリーニングは担当制だと伺いました。

坂本圭院長 碑文谷デンタルオフィス3

口腔内を良い状態に保つためには、プロによるクリーニングが不可欠だと考えています。当院では2人の歯科衛生士が活躍しており、どうしても予定が合わない場合を除き担当制で対応しています。顔を合わせるうちに信頼関係が生まれ、患者さんもいろいろと相談しやすいのではないでしょうか。歯科衛生士の側からも、お口の変化に気づきやすいという利点がありますね。歯というのは、何も悪いところがなくても時間の経過により変化します。ホワイトニング後も変色が生じることがありますし、数十年前に入れたかぶせ物が劣化することもあるんです。プロの技術でしっかりとクリーニングして、歯の状態や唾液の分泌など悪いところがないかのチェックが必要です。2人とも知識と技術を兼ね備えていますので、安心してお任せください。

クリニックのコンセプトを教えてください。

当院にいらっしゃるすべての患者さんが笑顔でお帰りいただけるように「患者さん目線の『より良い治療』を」をコンセプトとしています。これは私もスタッフも共通の思いです。患者さん一人ひとりに丁寧に向き合いながら、真摯に歯科治療に取り組んでいます。「患者さん目線」とは何かを考えると、治療レベルや痛みへの配慮といった技術的なことに加え、「相談しやすい、居心地が良い」というおもてなしの心も大切だと思うんです。私にも気兼ねなく相談してほしいですし、そのような雰囲気づくりを心がけています。

内装も、リラックスできるような温かみある造りですね。

坂本圭院長 碑文谷デンタルオフィス4

病院らしい雰囲気や歯科医院独特の薬品のにおいが苦手という方は多いです。内装でこだわったのは、良い意味で「歯科医院らしくない」ということ。壁紙や照明は温かな色を使用し、受付ではリラックスできるようなアロマをたいています。診療室はすべて個室にしました。例えば審美歯科の診療では、会話の中に見た目に関するセンシティブな内容が含まれることもあります。完全に区切られた個室ならば、他の患者さんの目を気にすることもありません。各個室にはユニークな絵画を飾っていますので、ゆったりとしたBGMが流れる中、そちらも楽しんでいただけるとうれしいですね。

「ここに来て良かった」と笑顔になるような歯科治療を

導入している医療機器についても教えていただけますか?

坂本圭院長 碑文谷デンタルオフィス5

歯の根の状態や骨の内部まで立体的に撮影できる歯科用CT、型採りが容易な口腔内スキャナーなど、一通りの医療機器を備えています。基本的に粘土のような印象材を使うことはありませんので、嘔吐反射の強い方にも安心していただけるかと思います。また口腔内カメラは細部まで撮影できるペンタイプと、フラッシュを備えた一眼レフの2種類を導入。使い分けることで症状を詳しく確認し、わかりやすい説明につなげています。クリーニングではエアフローも実施しています。専用の機器を使って細かいパウダーを吹きつけ歯の表面を掃除するもので、歯に傷がつきにくいのが特徴です。クラスB滅菌器や口腔外バキュームの設置など、感染症対策にも気を配っています。

ところで、先生はなぜ歯科医師をめざされたのですか?

私の父は歯科医師で親戚にも医療関係者が多く、自然とこの道を選んでいました。細かな作業は好きだったのですが、実は手先は器用ではありません。しかし歯科医師をめざすからには克服しなくてはならないですよね。大学時代の友人は歯科大学に入るだけあって皆器用でしたし、とにかく練習を重ねて必死に追いつきました。今、細かな作業を要するインプラント治療を専門にできているのは、この頃の努力があったからこそだと思っています。父は私と違って手先がとても器用なんですよ。診療スタイルは異なりますがお互い認め合っていますし、私にとって父は今も尊敬する歯科医師です。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

坂本圭院長 碑文谷デンタルオフィス6

この場所に当院ができたことを広く知っていただき、気軽にご来院いただきたいと思っています。特にインプラントは専門性の高い治療ではありますが、当院は学芸大学駅からすぐの通いやすい立地です。長年研鑽してきたインプラント治療の技術に加え、審美歯科での経験も生かしながら、機能と見た目の両面から質の高い仕上がりをめざしています。リラックスしながらメンテナンスを受けていただき、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、症状があれば早めに対応する。そのような場でありたいと考え、設備と体制を整えました。当院を選んでくださった患者さんに「ここに来て良かった」と笑顔になっていただけるような、気持ちに寄り添った治療を提供できるよう、スタッフ一同努めてまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/49万5000円~、セラミックの修復治療:セラミックの詰め物/7万7000円~、セラミックのかぶせ物/14万3000円~、ホワイトニング:オフィスホワイトニング/2万2000円~、ホームホワイトニング/3万3000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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