全国のドクター9,253人の想いを取材
クリニック・病院 158,515件の情報を掲載(2024年6月02日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 福岡市城南区
  4. 別府駅
  5. なかの耳鼻科・美容皮ふ科
  6. 中野 貴史 院長、中野 友香 副院長

中野 貴史 院長、中野 友香 副院長の独自取材記事

なかの耳鼻科・美容皮ふ科

(福岡市城南区/別府駅)

最終更新日:2023/11/15

中野貴史院長、中野友香副院長 なかの耳鼻科・美容皮ふ科 main

地域住民に愛され信頼されるクリニックをめざし、2023年9月に開院した「なかの耳鼻科・美容皮ふ科」。耳・鼻・喉のトラブルから肌に関する悩みまで、さまざまな症状に対応している。耳鼻咽喉科と美容皮膚科の2つの診療科を標榜しており、それぞれの待合室や処置室を分けて設計。中野貴史院長が担当する耳鼻咽喉科では広い待合室やキッズスペースを備え、妻の中野友香(ともか)副院長が担当の美容皮膚科ではカウンセリング室やパウダールームを設置するなど、患者がリラックスして過ごせるよう環境を整えている。「喜んでいる患者さんの姿を見るのがやりがい。耳・鼻・喉の症状や加齢による肌のお悩みなど気になることがあればいつでもお越しください」と声をそろえる2人に、クリニックの特徴や注力している診療などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2023年11月1日)

患者の喜びに共感できる地域医療を

耳鼻咽喉科と美容皮膚科の組み合わせは珍しく感じますが、開業の経緯をお聞かせください。

中野貴史院長、中野友香副院長 なかの耳鼻科・美容皮ふ科1

【貴史院長】大学に在籍して臨床、研究、そして海外への留学など先端医療に携わってきました。もちろんそうした技術と知識で高度医療を提供することも非常に大切ではありますが、患者さんとの距離に違和感を感じていました。ですから、いつかはもっと地域の方々に密着した医療に取り組みたいと思っていました。そこで鳥飼というなじみのあるエリアでの開業のお話をいただいたタイミングで独立することにしました。
【友香副院長】私自身、美容外科、美容皮膚科のクリニックで長年勤務してきました。開業に関しては他の先生方のお話も聞いていましたし、いつかはと考えていましたが、この領域は受診に対してハードルを感じる方も多いもの。ですから夫の耳鼻咽喉科と同じクリニックにあれば、悩んでいる方にも足を運んでいただきやすくなるのではないかと考えました。受診機会をつくる意味では、2つの診療科を組み合わせたことに価値はあると思っています。

診療方針やモットーについて教えていただけますか?

【貴史院長】当院では「患者さんの喜びに共感し、さらなる成長への力へと変えていけるクリニック」を理念として掲げています。これまでも数多くの臨床に携わってきましたが、やはり医師にとってのやりがいや喜びは、症状が改善して喜ぶ患者さんの姿を見ること。ですから、もっとたくさんの患者さんの喜びに関わることができるクリニックになっていければと考えています。
【友香副院長】美容皮膚科の医師という立場としても、患者さんに喜んでもらえればそれがまた頑張ろうというエネルギーになります。患者さんが抱えるコンプレックスに向き合う診療科でもあるので、診療を通して皆さんの力になれればうれしいですね。

クリニックづくりでこだわったポイントについても教えてください。

中野貴史院長、中野友香副院長 なかの耳鼻科・美容皮ふ科2

【貴史院長】耳鼻咽喉科と美容皮膚科では患者層が違うので、それぞれの診療科で雰囲気を変えるところはこだわったポイントです。耳鼻咽喉科は幅広い世代の方が受診されるので待ち時間が長くなってしまいがちです。そのため子ども目線で待合室の色合いを明るくしたほか、キッズスペースをつくったり、動画が流せるようモニターを設置したり、リラックスして過ごせるよう配慮しています。また、耳鼻咽喉科用CTを設置して院内でもしっかりと検査が行えるようにしています。
【友香副院長】受付は耳鼻咽喉科と同じですが、待合室や処置室などは美容皮膚科専用となっています。予約制にしているので、できるだけ他の患者さんとも顔を合わせる機会が減らせるように配慮しました。

アレルギーやスキンケアなど患者の困り事をサポート

現在はどのような患者さんがいらっしゃっていますか?

中野貴史院長、中野友香副院長 なかの耳鼻科・美容皮ふ科3

【貴史院長】時期的なものもありますが、インフルエンザや新型コロナウイルスといった感染症の方、副鼻腔炎、ダニや花粉によるアレルギー性鼻炎の相談が多い印象です。感染症は喉の症状もありますから、扁桃炎などほかの病気の可能性を含めて耳鼻咽喉科を受診されて良いかと思います。子どもでは中耳炎での受診も多くなっていますが、高齢の方にも広く利用いただいています。
【友香副院長】当院の周辺には高校や大学があるので、10代の方からのニキビの相談が多いです。また60代、70代の方はしみ、しわなどの加齢による肌のお悩みによる受診が多いですね。

お二人が力を入れている診療についても教えていただけますか?

【貴史院長】やはり悩んでいる方が多いアレルギーには注力したいと思っています。鼻水などの症状がひどくなると集中力が低下し、学業や仕事にも影響を及ぼしてしまいますからね。花粉症を含めたアレルギー疾患の方も増えていますし、自分では気づいていないケースもありますから、舌下免疫療法といった根本からの解決をめざす治療法なども交えながら、少しでも不自由がなくなるようにサポートしていきたいと思います。
【友香副院長】しみやしわなど年齢に伴って出てくるお肌のお悩みには積極的に対応していきたいと思います。定期的に美容室に通うように、美容皮膚科にも定期的に通院していただき、健康できれいなお肌を保っていくお手伝いができればうれしいですね。

患者さんと接する際に大切にしていることをお聞かせください。

中野貴史院長、中野友香副院長 なかの耳鼻科・美容皮ふ科4

【貴史院長】耳鼻咽喉科は幅広い世代の患者さんが毎日数多くいらっしゃいますので、どうしても一人ひとりの診療時間を長く確保できないという課題があります。その中でも、自分がどんな病気なのか、どんな薬を飲むのかを理解していただけるように、しっかりと説明することを心がけています。お子さんだと何をされるのかわからないから病院を怖がってしまうという面がありますから、そういった意味からも年齢に関係なく説明を重視しています。
【友香副院長】私も同じように説明することを大切にしているので、カウンセリングには時間をかけています。また症状だけではなく患者さんがどういう思いで受診されたのかという点も大事にしていますから、診療時間をゆっくりと取るようにしています。

地域のニーズに応えられるクリニックをめざして

あらためてお二人が医師をめざしたきっかけを教えてください。

中野貴史院長、中野友香副院長 なかの耳鼻科・美容皮ふ科5

【貴史院長】子どもの頃に中耳炎にかかり病院に通院していました。耳鼻咽喉科の先生には時間外であっても対応してもらった経験を通じて医師の仕事に魅力を感じました。子どもから高齢の方まで幅広い治療ができるのは、耳鼻咽喉科の魅力の一つだと感じています。
【友香副院長】高校時代に精神科の医師になりたいと思って医学部をめざすようになりました。さまざまな悩みを持って生きている人たちが、もう少し生活しやすいようにサポートしたいと思ったのです。そして大学を卒業後、手術で根本から治療がめざせる外科に魅力を感じ小児外科へ。縁あって美容外科、美容皮膚科の道に進みましたが、やりがいを持って診療に取り組んでいます。

クリニックの特徴や今後の展望をお聞かせください。

【貴史院長】診療科は違いますが、2人の医師が在籍しているというのは一つの特徴だと思っています。クリニックの運営に関しても診療についても相談し合いながら進めていけますからね。あとはこのエリアでは珍しく駐車スペースがあるというのは強みかもしれません。耳鼻咽喉科では小さなお子さん連れの方も多いですし、美容皮膚科についても公共交通機関を使わなくて済むので、お化粧をせず気兼ねなく受診できるところはメリットでしょうね。開業から間もないですが、地域の方のニーズを伺いながら、耳鼻咽喉科、美容皮膚科ともに新しい治療を取り入れて進化していきたいと思います。

最後に、地域の皆さんや読者に向けてメッセージをお願いします。

中野貴史院長、中野友香副院長 なかの耳鼻科・美容皮ふ科6

【貴史院長】耳鼻咽喉科は耳と鼻だけではなく、首から上、脳から下の部分を担う診療科です。ですから耳・鼻・喉だけではなく、感染症が疑われる際や首の腫れなど気になることがあればいつでもお越しください。
【友香副院長】お肌に関するお悩みごとがあれば、まずはカウンセリングだけでも良いですから、老若男女問わずご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのレーザーによるケア(1ヵ所)/8800円~、しわケア/1万9800円~

Access