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一般歯科にも対応するクリニックで受ける
矯正のメリットとは

武蔵新田歯科医院

(大田区/武蔵新田駅)

最終更新日:2024/01/04

武蔵新田歯科医院 一般歯科にも対応するクリニックで受ける 矯正のメリットとは 武蔵新田歯科医院 一般歯科にも対応するクリニックで受ける 矯正のメリットとは
  • 自由診療

歯列矯正というと見た目を整える審美的なイメージがあるが、最近では小児や10~20代の若い世代だけでなく、「歯の健康寿命を延ばす」という目的で治療を希望する30代以上の世代が増えている。歯並びが悪いと、毎日の歯磨きで十分に汚れを除去できず、口腔内に細菌が増殖して虫歯や歯周病が進行してしまう恐れもある。そういった事態の予防にもつながるのが矯正の機能面でのメリットだろう。またインプラント治療や補綴治療においても、事前に矯正を行うことで予後の良い口腔環境の維持をめざせるという。虫歯や歯周病治療で受診した患者に、予防歯科の観点から矯正を勧めているという「武蔵新田歯科医院」の原田悟先生に、一般歯科にも対応するクリニックで矯正を受けるメリットについて話を聞いた。

(取材日2023年6月5日)

歯列を整えて毎日のブラッシングをスムーズに。虫歯と歯周病の予防につなげ、歯の健康寿命延伸をめざす

Qこちらで対応されている矯正の種類を教えてください。
A
武蔵新田歯科医院 一般歯科だけでなく、複数の方法で歯列矯正を行っている

▲一般歯科だけでなく、複数の方法で歯列矯正を行っている

当院では、歯の表面に装着するワイヤー矯正と、マウスピース型装置を用いた矯正に対応しています。ワイヤー矯正で使用するワイヤーは、従来の銀色のもののほかに、白く審美面に配慮された目立ちにくいものもあります。またマウスピース型装置を用いた矯正は以前よりもかなり幅広い症例に使用できるようになったので、患者さんにはどちらかを選んでいただけます。これらはどちらも成人矯正対象ですが、小児矯正の場合は症状に合わせて着脱式のマウスピース型装置、ヘッドギア、拡大床、部分的なワイヤー矯正などさまざまな種類の中からいくつかの治療を組み合わせて行っていきます。

Qこちらで行う矯正の特徴はありますか?
A
武蔵新田歯科医院 口腔内全体の機能面を考えた矯正を行っている

▲口腔内全体の機能面を考えた矯正を行っている

当院は、矯正だけでなく一般歯科の治療にも対応しています。そのため、予防歯科の観点やインプラント治療、補綴治療などを見据えた矯正の提案やセルフケアのアドバイスができます。歯並びに問題があるとブラッシングで汚れが取り切れず、それが原因菌となって虫歯や歯周病を発症してしまう恐れがあります。またインプラント治療をする際は、正しい角度で正しい位置にインプラント体を埋入するためには前後の歯の角度や間隔が非常に重要です。さらに補綴治療でも、補綴物が外れにくく予後の良い環境を作るためには、噛み合わせを整えておくことが大事な場合もあります。当院は審美面だけではなく、機能面も意識した矯正の提案を行っています。

Q矯正は見た目だけでなく、お口の健康にも関わっているのですね。
A
武蔵新田歯科医院 良い歯並びは子どもの発育や歯周病、口臭などの予防にもつながる

▲良い歯並びは子どもの発育や歯周病、口臭などの予防にもつながる

矯正は、歯科の中では予防歯科の中の一つと捉えられています。歯並びの乱れを気にされて始める方が多いと思いますが、実は機能面での期待できるメリットが大きい治療です。歯並びが整うと、物をしっかり噛んで食事ができるようになることが期待できるので、お子さんにとっては成長発育の段階でも非常に有用です。また歯磨きがしやすくなるため、ホームケアの質が向上して虫歯や歯周病、歯肉炎になりづらい環境をつくることがめざせます。さらに唾液が正しく流れていくので口腔内の自浄作用を高め、口臭の予防にもつながるでしょう。

Q矯正はいつ頃から始めるべきなのでしょうか?
A
武蔵新田歯科医院 成人矯正は、何歳から始めても問題ないという

▲成人矯正は、何歳から始めても問題ないという

小児矯正の場合、乳歯列期の段階で受け口になってしまっている場合などは4歳くらいからマウスピース型装置を用いた矯正をスタートさせるべきですが、一般的には前歯が永久歯に生え変わった小学2~3年生くらいのタイミングが最も望ましいと言えるでしょう。成人矯正の場合はすべての歯が永久歯になった段階でスタートするので、平均的には中学2~3年生以降からのスタートが一般的です。しかし基本的に、年齢が上がったからといって歯が動かないということはないので、成人してから始めてもまったく問題はありません。歯列や歯のお手入れが気になった時が矯正のベストタイミングだと言えるでしょう。

Q矯正を受ける際、気をつけるべきことはありますか?
A
武蔵新田歯科医院 矯正中は虫歯になりやすいためセルフケアやメンテナンスが重要だ

▲矯正中は虫歯になりやすいためセルフケアやメンテナンスが重要だ

矯正は年単位の時間を要するため、クリニックを選ぶ際はライフスタイルに合わせて月1回、通院しやすい環境を確保することが最も重要なポイントだと思います。また長いお付き合いになるので、担当歯科医師との相性も大切です。技術面に関しては、大学病院などでの治療経験を持つ歯科医師であればより安心でしょう。セルフケアでは、朝昼晩の歯磨きに加え、フロスを使用して口腔内の汚れをしっかり除去してください。最近は矯正中でも使用できるフロスもあります。間食の回数を減らすことも虫歯のリスク軽減のために有用です。当院では矯正中のメンテナンスにも対応しておりますので、安心して矯正を受けていただければと思います。

ドクターからのメッセージ

原田 悟院長

小児矯正の場合は、過去にご自身が歯のトラブルで苦労されたという親御さんが、お子さんのために積極的に始められるというケースが多いです。しかし、それに加えて最近は「歯の健康寿命を延ばしたい」という30~40代の方や、「最後まで自分の歯で物を食べたい」「歯周病の予防をしたい」という60~70代の方が、成人矯正を希望されることが非常に増えました。もちろん審美的にもメリットは期待できますが、矯正にはそれ以上の価値があります。いくつから始めても遅いということはありませんので、気になったらまずは相談だけでも受けてみると良いでしょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/77万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/88万円~、小児矯正/38万5000円~、インプラント治療/44万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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