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久保 忠彦 院長、松尾 安希子 副院長の独自取材記事

森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック

(大阪市住之江区/コスモスクエア駅)

最終更新日:2023/06/15

久保忠彦院長、松尾安希子副院長 森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック main

大阪メトロ中央線コスモスクエア駅より徒歩1分の場所にある「森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック」は、内科と整形外科が密に連携し地域の健康に貢献するべく、多くの地域住民と向き合うクリニックだ。骨と軟部腫瘍のスペシャリストである久保忠彦院長と、内科・循環器内科について研鑽を積んだ松尾安希子副院長を中心に、各分野に深い知識と経験を持つ医師が集結。患者の些細な相談から大きな疾患に至るまで、心と体に寄り添った診療を行っている。クリニックでありながらオープン型MRIなど先進の検査機器を取りそろえ、生活習慣病、物忘れ、ロコモティブシンドロームなどの検査の実施やリハビリにも注力する同院が提供する医療とはどんなものか、また、クリニックのめざす未来について、久保院長と松尾副院長に話を聞かせてもらった。

(取材日2023年5月31日)

内科と整形外科が連携し、地域の健康長寿に貢献

まずはクリニックの特徴を教えてください。

久保忠彦院長、松尾安希子副院長 森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック1

【久保院長】当院は2022年11月1日に開院した大学付属のクリニックです。内科・循環器内科・整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科を標榜しており、各分野に深い専門知識と多くの経験を持つ医師が診療をしています。オープン型のMRI、DEXA型骨密度装置、超音波画像診断装置など多くの精密検査機器を備えており、病気の発見はもちろん、予防医学の重要性に着目した人間ドック・脳ドックを実施しているのが特徴です。
【松尾副院長】クリニックでありながら内科と整形外科があり、連携できているのが強みだと思います。それぞれの医師が診療をしていて感じる「もしかして」をフォローし合うことができますので、患者の健康長寿のためにより良い環境が整っているのではないかなと思います。

内科にはどのような患者さんがいらっしゃるのでしょうか?

【松尾副院長】内科は地域の皆さんに信頼いただける「かかりつけ医」をめざして、頭痛や腹痛、花粉症など、日々の体調不良に対応しています。高齢の方も多く、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の治療のために定期的に足を運んでくださる方も多いです。また、簡易認知症検査や予防接種、健康診断、特定健診、各種検査も実施。万が一病気が発見された場合には、然るべき医療機関へのご紹介も可能です。さらに心臓や呼吸に関わる治療も得意とするところですので、「おかしいな?」と感じることがあれば気軽にご相談いただけるとうれしいです。

発熱の外来も設けているそうですね。

久保忠彦院長、松尾安希子副院長 森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック2

【松尾副院長】発熱や咳、鼻水、喉の痛みなど風邪のような症状がある方を対象に診療を行っています。新型コロナウイルス感染症が5類感染症になりましたが、当院には整形外科やリハビリを目的に来院される患者さんも多いので、発熱の外来では入り口から動線を完全に分けることで感染症対策を行っています。

オープン型MRIをはじめ、先進の検査機器が充実

整形外科はいかがですか?

久保忠彦院長、松尾安希子副院長 森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック3

【久保院長】整形外科では、小さなお子さんからご高齢の方々まで幅広い年代の患者さんを対象に、腰痛、肩凝り、膝痛、スポーツ障害などの症状に対応しています。MRIを使用した精密な検査をもとに診断し、手術以外の適切な方法で治療にあたることを心がけ、患者さんの痛みや不安に寄り添うことを大切にしています。中でもリハビリテーション科と密に連携したリハビリが当院の特徴で、現在は理学療法士が4人在籍し、患者さんの状態に合わせたメニューでリハビリを行っています。リハビリは面倒だと感じる人も多いかもしれませんが、当院は大学病院と連携することでVRを利用したゲーム感覚のリハビリも提供していますよ。

MRIをはじめ、多くの検査装置が整っているそうですね。

【久保院長】MRIは閉所恐怖症の方やお子さん、高齢者でも受けやすいオープン型のMRIを設置しています。一般的なMRIに比べると広い空間での検査が可能で、工事現場のような騒音も少なく、検査時間も短くて済みます。エックス線だけではわからない関節や筋肉の状態もよくわかりますので、適切な診断をつけられるのが大きなメリット。病院では3〜4ヵ月待ちということもあるMRIですが、当院には放射線技師が在籍しており、現在は当日の検査も可能です。電話予約ができますので、まずは気軽にご相談ください。また、DEXA式の骨密度測定器も導入しています。骨粗しょう症は高齢者の女性に多く、骨の量が減って骨が弱くなる病気です。骨折の原因にもなり得ますので、ぜひ一度検査を受けてもらえたらと思います。

内科ではどのような検査ができるのでしょうか?

久保忠彦院長、松尾安希子副院長 森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック4

【松尾副院長】内科でもMRIを利用して認知症の検査診断に役立てています。脳は見えない部分ですので、検査して初めてわかることがたくさんあります。当院では生活習慣病検査や物忘れ検査でMRI検査も実施していますので、脳の萎縮や器質異常がないかをチェックすることができます。物忘れが気になる年頃になったら、一度受けていただければと思います。また、ホルター心電図を用いた心臓の24時間検査、血圧脈波検査装置を使用した動脈硬化の検査にも対応。糖尿病の血糖コントロールの指標であるHbA1cや炎症所見については即日結果を確認することができます。一つ一つはたいしたことがなくても、積み重なれば大きな病気になる可能性を秘めています。気になる症状があれば、一度検査を受けていただき、自分の体の状態を把握しておくことをお勧めしています。

病気だけでなく、患者の暮らしに寄り添った診療を

お二人が診療の際心がけていることはありますか?

久保忠彦院長、松尾安希子副院長 森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック5

【久保院長】まずは患者さんの訴えを丁寧に聞き、必ず触診を行い、画像診断と組み合わせて総合的な診断を行うようにしています。また、検査結果や治療方針については、患者さんが納得するまで説明することを大切にしています。私は医師人生の多くを大学で骨・軟部腫瘍を専門に診療、研究を行ってきました。その経験を生かして、局所だけでなく全身的な診察、網羅的な検査を常に心がけています。
【松尾副院長】やはり患者さんの訴えに耳を傾けることが大切だと感じています。地域の皆さんが気軽に来院し、なんでも相談することができる気さくな雰囲気がつくれたらいいなと思い、できるだけ話しやすい雰囲気づくりは心がけていますね。また、病気だけでなくその人の暮らしや背景を見て診療し、アドバイスをするように気をつけています。

お二人とも、とても柔軟な対応をされている様子が伺えますね。

【久保院長】大学病院での日々も充実していましたが、実際に多くの患者さんとふれ合うことの機会は今のほうが圧倒的に多いです。たくさんの人と出会うことの喜びや楽しさをこのクリニックで改めて教えられています。当院の理念である「地域の皆さんの笑顔と安心と未来を創るクリニック」を実現するために、自分にできることはなんだろうと日々考えて診療できることがとてもうれしいですね。
【松尾副院長】私も院長と同じく、気さくに話しかけてくださる方が多いので、日々やりがいを感じます。中には「お友達がこんな症状で悩んでいるんだけど」と相談されることも。これからもっと多くの患者さんと言葉を交わし、よりお役に立てる医師になっていければいいなと思っています。

最後に地域の皆さんにメッセージをお願いします。

久保忠彦院長、松尾安希子副院長 森ノ宮医療大学附属大阪ベイクリニック6

【松尾副院長】生活習慣病など、自覚症状がない病気はたくさんあります。だからこそ、健康のためには検診が大きな役割を果たします。まだまだ元気だと思っているからこそ、機会をつくって検診を受け、元気でい続けるために役立ててもらいたいです。
【久保院長】体の痛みや違和感が続くと、日常の中にさまざまな面倒なことやつらいことが増えてしまいます。もしも今、体のどこかに痛みや不安があり、長年治療やケアをしているけれど思ったように回復しないと悩んでいるのであれば、ぜひ一度受診いただき検査を受けていただきたいと思います。些細なことであっても患者さんに寄り添い、誠実で丁寧な診療を行うことをお約束いたします。また、お一人お一人の生活・環境を考え、多くの患者さんとそのご家族の笑顔、元気、幸せのために日々努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/1万8700円、脳ドック/1万9800円

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