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子どもの成長に合わせた治療・ケアで
歯と歯並びの健康をサポート

ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー

(堺市北区/堺市駅)

最終更新日:2024/01/26

ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー 子どもの成長に合わせた治療・ケアで 歯と歯並びの健康をサポート ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー 子どもの成長に合わせた治療・ケアで 歯と歯並びの健康をサポート
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子どもの歯の状態や歯並びが気になるという子育て世代は多い。心配になって周りの人に尋ねたり、インターネットで調べてみたりしても、一体どの情報が正しいのかわからずにますます混乱してしまう。そんな時に頼りになるのは、やはり子どもの診療に力を入れている歯科クリニックだ。身近なクリニックに相談することで、漠然とした不安や悩みを解消でき、何か問題がある場合も、早く見つけて早い段階で必要な治療を受けることができる。虫歯予防から矯正まで、子どもの歯科診療に幅広く対応している「ココ歯科・矯正歯科ー川本歯科診療所ー」の川本由紀先生に、子育て中の人が知っておきたい子どもの歯の知識や歯並びに関するさまざまなアプローチ法について教えてもらった。

(取材日2022年12月3日)

歯科治療嫌いにつながる無理な治療は逆効果。その時にできる治療、適したケアを提供する

Q子どもの口腔ケアはいつ頃から始めるべきですか?
A
ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー 虫歯になりやすい乳歯は、早い段階からケアすることが大切

▲虫歯になりやすい乳歯は、早い段階からケアすることが大切

歯科診療に慣れてもらうためにも、6ヵ月くらいで歯が生え始めてきたら一度受診されると良いと思います。乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすいので、フッ素塗布なども含めて早い段階からケアしてあげると安心です。虫歯になってから来られると、お子さんが嫌がって口を開けてくれないこともありますからね。クリニックでは歯の生え方や虫歯になっていないかをチェックし、 ご家庭での歯のお手入れについてもアドバイスします。お子さんが小さいうちからご家庭で歯ブラシを使うと危険ですし、お子さん自身が嫌がることも多いので、まずは食後にタオルで歯の汚れを拭ってください。朝晩のお手入れをするだけでも、きれいな状態を保てます。

Qフッ素塗布について教えてください。
A
ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー 「再石灰化」を促し、治療を助けるフッ素塗布

▲「再石灰化」を促し、治療を助けるフッ素塗布

食事をすると口の中は酸性になり、酸の作用で歯の表面のカルシウムなどが溶け出します。これを元に戻す唾液の働きを「再石灰化」と呼び、フッ素には再石灰化を促す作用があるため、虫歯予防の一つの手段として行われています。初期の小さな虫歯なら、歯を削ることなく、フッ素塗布とブラッシングだけで治療が完了する場合もあります。最近はフッ素入りの歯磨きペーストもありますが、クリニックで使用するフッ素は歯磨きペーストに含まれるものよりも濃度が高いのが特徴です。お子さんが嫌がらなければ1ヵ月半〜2ヵ月に1度、少なくとも3ヵ月に1度塗布するのが望ましいですね。

Q子どもの噛み合わせのために家庭でできることはありますか?
A
ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー 日常でも、子どもの姿勢や癖を少しだけ意識してほしいと話す

▲日常でも、子どもの姿勢や癖を少しだけ意識してほしいと話す

お子さんの姿勢や癖に注意してください。頬づえをつく、指しゃぶりをする、爪を噛む、唇を噛むといった癖は、すべて歯並びの悪化につながるので、注意してあげると良いでしょう。ただし、指しゃぶりなどは小さなお子さんによく見られ、ストレス発散にもなっているので、過度でない限り強く止める必要はありません。また、小さいお子さんは鼻呼吸がやりづらくて口呼吸になりがちです。とはいえ、6歳くらいになってもお口がぽかんと開いていると、口腔内が乾燥して虫歯のリスクが高くなるので注意が必要です。この場合も注意ばかりされるとお子さんも嫌になってしまうので、気づいた時に「お口が開いてるよ」と教えてあげる程度で良いと思います。

Q小児矯正の開始時期について教えてください。
A
ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー 骨がやわらかい成長期のうちに、いつでも相談に来てほしい

▲骨がやわらかい成長期のうちに、いつでも相談に来てほしい

2〜3歳になって乳歯が生えそろった段階で、歯並びに問題がある、もしくは問題が起きると予想される場合はマウスピース型装置による咬合誘導を行います。就寝時などに装着することで、お口周りの筋肉からの余分な力を排除し、生えてくる歯を正常な歯並びに導きます。ただし、嫌がって外してしまうことも少なくありません。一方、6歳くらいで大人の歯が生えてくると、拡大床と呼ばれる顎の骨を広げるための装置が使えます。歯並びが乱れるのは、顎の骨に歯がすべて並ぶだけのスペースが不足していることが原因なので、装置を使って顎の骨を広げ歯が並ぶスペースの確保をめざします。成長期で骨がやわらかいお子さんだからこそ可能な矯正法です。

Qマウスピース型装置を用いた矯正にも対応していますか?
A
ココ歯科・矯正歯科 ー川本歯科診療所ー 子どもたちの歯の健康を守るため、一人ひとりに丁寧な診療を提供

▲子どもたちの歯の健康を守るため、一人ひとりに丁寧な診療を提供

お子さんたちにマウスピース型装置を用いた矯正を提供するため、口腔内スキャナーを導入しました。精密な型採りが可能で、3Dで将来の歯並びをシミュレーションできるのも強みです。矯正開始時には歯科用CTで撮影して顎の骨の状態と将来的にどの場所に歯が生えるのかを確認。さらに、歯並びと表情をチェックするためにお顔の写真とお口の中の写真も撮影します。矯正できる年齢は、永久歯が少し生えてくる6〜7歳くらい。1日22時間以上装置をつけることが必要で、期間は平均で3年程度です。当院では月に1回、矯正を専門的に行っている歯科医師が診療を行い、矯正相談にも対応しています。疑問点などはどうぞお気軽にお尋ねください。

ドクターからのメッセージ

川本 由紀先生

お子さんの歯や歯並びで気になることがある場合、遠慮せずに相談にお越しください。特に歯の生え替わりの時期は、斜めに生えることも多く、悩んでおられる方も多いと思いますが、悩んでいても問題は解決しません。また、虫歯に気づかずに放置すると、将来的に歯並びにも悪影響を与える恐れがあります。お子さんの場合、クリニックでの治療やケアを嫌がるケースも多く、そうした場合に無理矢理治療を行っても、あまり効果が期待できないばかりか、途中で治療を放棄する、歯科治療に対してマイナスのイメージを抱くということにもなりかねません。私たちと一緒に相談しながら、その時にできること、より適した治療やケアを考えていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児の咬合誘導/5万5000円、床矯正/38万円、マウスピース型装置を用いた矯正/44万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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