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検査前から検査中、検査後まで
苦痛や不安の少ない内視鏡検査を

相模大野内視鏡・内科クリニック

(相模原市南区/相模大野駅)

最終更新日:2024/04/18

相模大野内視鏡・内科クリニック 検査前から検査中、検査後まで 苦痛や不安の少ない内視鏡検査を 相模大野内視鏡・内科クリニック 検査前から検査中、検査後まで 苦痛や不安の少ない内視鏡検査を
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内視鏡検査には痛い・つらい・怖いなど、どうしてもネガティブなイメージがつきまとう。だからこそ「相模大野内視鏡・内科クリニック」の入江員行(いりえ・かずゆき)先生は、先進のAI搭載機器と、専門家としての技術を駆使し、苦痛の少ない内視鏡検査を心がけている。しかし、入江院長が大切にしているのはテクニックだけではない。患者の不安を軽減するためのきめ細かな工夫を至る場面で施し、それでもなお心配が尽きない人に対してもとことん寄り添う。検査前から検査後まで、患者が無理なく過ごせるように徹底的に配慮した内視鏡検査とはどのようなものなのか、詳しく話を聞いた。

(取材日2024年4月2日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qほんの小さな違和感でも内視鏡検査を希望して良いのでしょうか。
A

早期発見・早期治療のためにも、ぜひなるべく早くそうしてください。もし、すぐに受診できなかったとしても「少し前にちょっと気になる症状があった」という相談でも構いません。なぜならば、たとえ検査時に症状が消えていたとしても、良くなったり悪くなったりという病気を見つけるための手がかりになるからです。また、消化器疾患は家族歴が発症リスクに関係しているケースも少なくありません。ご家族にピロリ菌感染や大腸がんなどの例がある場合も、一度は内視鏡検査を受けてみることをお勧めします。どんな頻度で検査を受けるべきかなど、一人ひとりに適したアドバイスもできるので、まずは最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

Q下剤の服用に不安を感じる人も多いようですね。
A

特に初めての大腸内視鏡検査だったり、かつて下剤で嫌な思いをした経験があったりすると、不安を感じて当然です。患者さんにはできるだけ安心して内視鏡検査を受けていただきたいので、当院では複数の下剤を常備することにもこだわりました。実は、それぞれの製品ごとにかなり味は違うので「これなら飲めそう」というものを選んでいただくようにしています。それでも「やっぱり無理でした」という方もいらっしゃいますが、当日、院内で違う下剤に変えての再挑戦も可能です。水を飲みながら摂取するタイプもありますし、院内で看護師に相談しながらゆっくり飲むこともできるようにしています。

Q患者さんの不安にはどう対処していますか?
A

内視鏡検査の何が不安なのか、まずそれを解消してから検査に進むべきだと考えています。当院では、患者さんが怖がっているのに無理に内視鏡検査を実施することはありません。患者さんに寄り添って丁寧にヒアリングしながら、どこをクリアすれば検査に前向きになってもらえるかを探っていきます。同時になぜ内視鏡検査が必要なのか根気強く説明して、患者さんに決断のスイッチが入るまで待ちます。もちろん、緊急を要するケースもありますが、それ以外はあくまでも患者さんの自主性を優先していますのでご安心ください。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査前の説明
相模大野内視鏡・内科クリニック 検査前の説明

診察では症状に関する聞き取りが行われ、それと併せて、検査の重要性や、異常を放置した場合のリスクについて説明を受ける。また、検査を受けるにあたって、例えば胃の内視鏡検査では経鼻・経口どちらの内視鏡を選ぶか、大腸内視鏡検査では鎮静剤を使用するかどうかなど、検査の不安や苦痛を減らすための方法を医師との相談の上で選択。大腸の内視鏡検査ならば、数種類ある下剤からどれを服用するかも決め、検査日を予約する。

2検査前の準備
相模大野内視鏡・内科クリニック 検査前の準備

大腸内視鏡検査は、前日に検査食など消化の良い食事を取った後、下剤を服用。検査当日も、自宅または院内で下剤を服用し腸内を空っぽの状態にする。同院には下剤が数種類用意され、味が苦手な場合は違う種類に変更も可能。舌触りが苦手だと感じたら、ストローを使って舌に触れないように飲む方法もあるそうだ。少量の下剤を大量の水分と一緒に飲むタイプの下剤を選んだ場合はミネラルウォーターの他、好みの飲料を持ち込めるそう。

3内視鏡検査
相模大野内視鏡・内科クリニック 内視鏡検査

検査着に着替えてストレッチャーに横になる。同院では胃・大腸どちらの内視鏡検査も基本的に鎮静剤を使用しており、リラックスした状態で検査が行われる。もちろん希望に応じて鎮静剤を使用しない検査にも対応。同院では、AIガイドつきの内視鏡を導入し、見落としのない精度の高い検査に努め、病気の早期発見に役立てている。大腸と胃の内視鏡検査を同じ日に受けることもできる。

4休息
相模大野内視鏡・内科クリニック 休息

鎮静剤を使用した場合、検査後はストレッチャーのままリカバリールームへ移動。大腸内視鏡検査では下剤の影響で体が冷えたり、前日の検査食による食事制限で低血糖のような症状が出たりすることもある。同院では温かい飲み物やあめが用意されているので一息つくこともできる。鎮静剤から覚醒するまで1時間ほど休む。

5結果説明
相模大野内視鏡・内科クリニック 結果説明

鎮静剤を使わなければ、ただちに結果説明を受けることも可能。鎮静剤を使用した場合は、休息を経てしっかりと覚醒してから結果について医師から話を聞く。結果に何かしら問題があれば、必要に応じて大規模病院への紹介を受ける。特に問題はなかったが、「何か病気が隠れているはずだ」と患者に不安が残っている場合は、その不安を誠心誠意受け止め、十分な説明を行っているという。

ドクターからのメッセージ

入江 員行院長

内視鏡検査は一度だけ受ければよいというものではありません。もし何か病気が見つかった場合は一年おきに、特に問題はなくても数年おきに検査を受けることで、早期発見・早期治療につながります。定期的に受け続けてほしい検査なので、患者さんが内視鏡検査に対してポジティブなイメージを持てるように、苦痛を軽減するための工夫を重ねているクリニックを選んでほしいですね。当院でも、検査前から検査後まで十分にリラックスして過ごしていただけるように尽力しているので、ぜひ体験してみてください。

入江 員行院長 相模大野内視鏡・内科クリニック
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