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水野 利彦 院長の独自取材記事

みずの歯科医院

(熊本市北区/武蔵塚駅)

最終更新日:2022/03/10

水野利彦院長 みずの歯科医院 main

熊本市北区、国道3号線麻生田交差点から武蔵ケ丘、楠中央通りに向かって車で3分ほどの道路沿いで、2021年10月から診療を開始した「みずの歯科医院」。院長の水野利彦先生は、長崎県内の歯科医院で勤務医として診療経験を積み、歯科医師になって10年目を迎えた今年、地元・熊本市に戻り同院を開業した。クリニックの特徴を尋ねると、そばにいたスタッフに「うちの特徴って何だろう?」と話を振った水野院長に、スタッフは「院長が優しいことです!」と即答。経験豊富なスタッフにもそう言われるほど、温和で親しみやすい雰囲気の水野院長に、子どもから高齢者まで幅広い世代が通う同院の特徴、診療方針について話を聞いた。

(取材日2021年11月25日)

保険でも自費でも、変わらぬ品質の治療を提供したい

こちらに開業されたいきさつを教えてください。

水野利彦院長 みずの歯科医院1

私は熊本市南区の出身なんです。大学が長崎だったので地元を離れ、2012年に長崎大学歯学部を卒業し同大学病院で研修修了後も、長崎の歯科医院で働き始めました。勤務したのは大学のサッカー部の先輩から誘われた職場で、そこで経験を積んだ後、地元の熊本に帰って開業しようと考えたんです。9年ほど勤め、2021年の3月にこの場所に決め10月に開業しました。ここを選んだ決め手は、市内中心部から少し離れたベッドタウン的なエリアだったことです。現役世代を中心にお年寄りも子どももいるという土地柄で、地域に根差して幅広い世代の方を診ていきたいという方針にマッチしました。開業してまだ2ヵ月ですが、小さなお子さんから100歳の方まで来院されています。

クリニックの特徴をご紹介ください。

歯科医院は院内を真っ白なデザインで統一しているところが多いですが、もうちょっとリラックスできる雰囲気にしようと、白と青と木目を中心に設計してもらいました。キッズスペースも用意したので、ご家族で気軽に通っていただけます。診療室は個室と半個室があり、プライバシーや感染症が気になるという方は個室をお選びいただいています。ちょうど新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた時期に開業準備をしていたものですから、特に空調と換気には力を入れました。機材のこだわりは歯科用3DCTデジタルエックス線撮影装置と、厳しい欧州基準をクリアしたクラスB滅菌器ですね。あと、ここは当院が入る前は携帯電話ショップだったのですが、看板はそのお店が設置したもので、すごく大きくて目立つのも特徴です。

力を入れている治療は何ですか?

水野利彦院長 みずの歯科医院2

診療内容は一般歯科・小児歯科・歯科口腔外科ですが、開業前まで働いていた歯科医院の院長の専門が歯周病で、ご自身も勉強好きな先生でしたので、歯茎を切開して徹底的に掃除、薬を入れるといった歯周病治療の基礎から、歯周組織再生療法をはじめとする先進の治療技術まで徹底的に教わることができました。また、治療技術以外にも、歯科医師として大事な根っこの部分も教えてもらいました。それは、保険でも自費でも同じ品質の治療技術を提供するという診療に取り組む姿勢です。私もその先生のように、どんなに経験を積んでも学び続ける歯科医師でありたいと思っています。私自身は現在、長崎や熊本のスタディーグループに参加し、歯周病やインプラント治療について勉強しています。

現役世代にも届くよう、ブログやSNSで情報発信

「抜かない・削らない・痛くない」の3つを診療方針にしていますね。

水野利彦院長 みずの歯科医院3

痛みを取ることだけを考えたら、抜いたり削ったりすれば早く処置できますが、将来を考えたとき、削らず残しておいたほうがいい場合が少なくありません。例えば、歯を抜かずに残していれば、部分入れ歯が必要となった時にその歯を土台にすることができます。しかし土台とする歯が残っていなければ、総入れ歯のような大きな義歯を作らねばなりません。治療が痛いのが嫌だからと歯科医院を敬遠される方や、若年層、働き盛りの方は注意が必要です。そのような方々は虫歯や歯周病がかなり進んでしまった状態で来院することが多いのですが、そうなると、どうしても大きく削ったり抜いたりせざるを得なくなります。勤務医時代は重症化してから受診される患者さんを大勢診てきたので、予防をなんとかしたい、歯の健康に関心を持ち定期的に歯科医院へ通ってほしいとの思いから、ブログやSNSによる情報発信も行っています。

診療の際に心がけているのはどんなことですか?

歯の治療に来られる方の中には、不安を打ち明けられずに帰られる方も多いのではないかと思っています。私たちに話しかけるタイミングもなかなかわからないこともあるでしょうから、私のほうから患者さんに話しかけて、会話を始められるように心がけています。ちょっとしたことや、ずっと気になっていることなど、気軽に話してもらえるように、特に初診の患者さんにはカウンセリングに時間をかけています。スタッフも私と同じ姿勢で患者さんと向き合うように、日頃からよく伝えています。

スタッフさんは何人いますか?

水野利彦院長 みずの歯科医院4

歯科衛生士が3人、助手兼受付が2人、受付が1人、全員が女性で、20代から40代です。ほとんどのスタッフは、当院が開業する前に他院で働いてきたので、これまでの経験や知識をみんなで持ち寄って、当院での診療に生かしてくれています。もちろん当院でも、定期的なスキルアップ講習や勉強会、週に1回はミーティングで情報交換もしています。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきて、患者さんも増えて忙しい日も多くなってきたので、院長としてはみんなが働きやすい環境づくりをしようと思っているところです。

自覚症状の少ない歯周病だからこそ、常日頃から関心を

歯科医師の仕事を志したきっかけを教えてください。

水野利彦院長 みずの歯科医院5

父は土木関係の会社員でしたし、家族にも医療関係者はいません。ただ、両親ともあまり体が丈夫ではなく、僕が子どもの頃から入院で留守にすることも何度かあり、ぼんやりと医療関係の仕事で親を元気にしてあげたいという気持ちはありました。目標が具体的になったのは浪人時代です。医学部受験も考えたのですが、自分の歯で食べることが健康な生活に大きく関わっていると実感するようになり、歯学部に進みました。生きるか死ぬかの瀬戸際で命を救う救急や外科の医師と違って、歯科医師の仕事は直接命を救うことは少ないですが、食べることは人生と健康に直接関わるので、やりがいがあると思っています。

休日はどのように過ごされていますか?

小学校から大学までずっとサッカーをしていたのですが、今は仕事が忙しくて、自分が所属しているチームの練習になかなか参加できていません。たまにプロの試合を見に行くものの、最近はどちらかというとインドア派で、家での息抜きは主にゲームですね。意外に思われがちなんですが、高校を卒業するまでゲームに関心がなくて、ほとんどしたことがありませんでした。それ以降もあまりやらなかったのですが、新型コロナウイルスの影響で外出できなくなったので、久しぶりにやってみたら面白くて。好きなのは対戦型のゲームや、ひたすら逃げ回るタイプのゲーム。アバターなんかもつくります。ゲーム以外では、子どもがまだ5歳なので、公園や動物園、植物園などに連れていくのが楽しいですね。

将来はどんなクリニックにしていきたいとお考えでしょうか。読者へのメッセージもお願いします。

水野利彦院長 みずの歯科医院6

開業したばかりのクリニックなので、今は地域の皆さんに認知していただく段階ですが、将来的には「みずの歯科医院に任せておけば大丈夫」と言っていただけるような治療をしていきたいですね。わかりやすい説明をし、親しみやすいクリニックにしていければと思っています。読者の皆さんにお伝えしたいのは、歯周病は自覚症状がなく、気づいた時にはかなり症状が進行しているというケースが少なくないことです。働き世代の方、子育て世代の方は、毎日忙しくてなかなか歯科医院に足が向かないかもしれませんが、当院はお子さん連れでも通いやすい環境を整えていますので、ご家族でお気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/33万円〜、ホワイトニング/3万3000円〜

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