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「見え方」は生活の質に大きく影響
レーザーによる白内障手術

中原眼科

(町田市/町田駅)

最終更新日:2023/04/14

中原眼科 「見え方」は生活の質に大きく影響 レーザーによる白内障手術 中原眼科 「見え方」は生活の質に大きく影響 レーザーによる白内障手術
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目の構造の中でレンズの役割を果たす水晶体に何らかの原因で濁りが生じ、視力の低下を招く白内障。原因は加齢によるものが多く、早い人で40歳前後から症状が現れ、年齢が上がるほど発症率が上がり、80歳以上のほとんどが罹患しているといわれる。白内障を治療する方法は手術しかないため、日常生活に支障が出る場合には手術を検討する人も多いだろう。その白内障手術をはじめ、網膜硝子体手術、緑内障手術、視力矯正手術などの日帰り手術を幅広く行っている「中原眼科」の中原将光院長は、患者への負担が少なく、精度の高い白内障手術をめざし、保険診療・自費診療ともに、一人ひとりの患者に合わせた治療を提供。今回は、レーザーを用いた白内障手術について、その費用やメリットなどを詳しく聞いた。

(取材日2023年3月20日)

安全性と精度の高さを追求したフェムトセカンドレーザーを用いた白内障治療でより良い見え方をめざす

Q白内障手術の費用について教えてください。
A
中原眼科 費用や治療について、術前にしっかり説明を行う

▲費用や治療について、術前にしっかり説明を行う

健康保険が適用される白内障の手術費用は全国一律で、支払う金額は治療内容によって金額が異なり、所得額や年齢で定められた1割負担か3割負担に応じて自己負担額も変わってきますので、まずは医療機関にご相談ください。また保険適用の眼内レンズは単焦点レンズです。1ヵ月の自己負担額が限度額を超えた場合に超過分が還付される高額療養費を利用できます。限度額は所得などにより異なりますが、単焦点レンズの手術を同月に受けた場合は、医療費の還付が行われる可能性があります。自費の手術の場合は、患者さんが求める内容によって費用が異なります。

Qどのような場合に白内障手術が自費になるのでしょうか?
A
中原眼科 患者の健康状態や眼の状態を確認し、手術を実施

▲患者の健康状態や眼の状態を確認し、手術を実施

通常のメスによるマニュアル手術ではなく、レーザーを用いた手術を行う場合のほか、多焦点眼内レンズを用いる場合にはレンズ代分が自費になり、選定療養が利用できます。これは、国民健康保険や社会保険が適用される治療費の自己負担分に、追加の選定療養費を負担することで保険適用外の治療などを保険適用の治療と併せて受けることができる制度です。世界にはさまざまな治療があり、その中には日本の保険適用になっているものもあります。当院では保険、自費にかかわらず、患者さんのメリットとなることだけを追求しています。

Qフェムトセカンドレーザーによる手術とはどんなものですか?
A
中原眼科 同院では、フェムトセカンドレーザーを用いて手術を行う

▲同院では、フェムトセカンドレーザーを用いて手術を行う

フェムトセカンドレーザーは、フェムト秒(1000兆分の1秒)レーザーを用いる手術で、屈折矯正手術や角膜移植の技術を白内障手術に応用したものです。従来のメスなどによるマニュアル的な施術をこのレーザーで行うのですが、動きやすい患者さんの目を精密に測定して照射することで、より精度の高い切開がめざせます。具体的には、水晶体嚢を正円に切除することに有用で、眼内レンズを水晶体嚢の中心により適切に移植することができるため、レンズの偏りや傾きを最小限に抑えることが期待できます。また、濁った水晶体を超音波で破砕・吸引する際に超音波の発信量を減らし、目へのダメージの軽減を図ります。

Q自費でレーザー治療を受けるメリットを教えてください。
A
中原眼科 患者のよりよい生活の実現のため、最善の手術をめざす中原院長

▲患者のよりよい生活の実現のため、最善の手術をめざす中原院長

メリットの一つは、マニュアル的な手技が減るためヒューマンエラーが起こりにくくなり、より精度の高い治療が期待できることでしょう。例えば、多焦点眼内レンズで視力成績に大きく影響する連続前嚢切開という施術は白内障手術で最も重要だといわれますが、医師の技術と経験、センスの差が出やすい工程ともいわれます。これは当院が得意とする手技の一つですが、フェムトセカンドレーザーを使った手術は人間の技量を超えたといえるほど進歩しています。患者さんの目を固定しながらの切開が可能なため、目が動いてもブレのリスクを抑えることがめざせます。そのほかの特徴として、難症例にも対応できること、術後の回復が早いことが挙げられます。

Q手術のアフターフォローもしていただけるのですね。
A
中原眼科 術後は一人ひとりに合わせたフォローを実施

▲術後は一人ひとりに合わせたフォローを実施

術後は定期検診を行います。手術の翌日、3、4日後、1週間後、2~3週間後、1ヵ月後と、当院では一人ひとりの患者さんの状態に合わせ、患者さんの負担にならないように定期検診を行っています。定期検診では、視力・眼圧の測定、炎症の有無を確認しながら診察を行いますので安心していただければと思います。また、白内障手術後、しばらくしてから視力の低下や目のかすみを感じることがあります。いわゆる後発白内障といわれるものです。これは眼内レンズと水晶体後嚢の間に濁りが生じることによって起こるのですが、このような症状はレーザーによる日帰り手術で治療が図れます。

ドクターからのメッセージ

中原 将光院長

白内障手術は眼科手術の中でも非常に多く行われていますが、決して簡単な手術ではありませんので、患者さんには一生に一度かもしれない目の治療に対して適切な知識を持ち、自分が最善だと思える方法を選んでいただきたいと思います。また、老眼・近眼・遠視・乱視の患者さんは特に医療機関の選択が大切です。手術だけでなく、術後のフォローもしっかりしていて、万が一想定していない結果が出たときにどのように対応してくれるのかなども考慮したほうがいいでしょう。当院では患者さんが納得して手術を受けられるよう丁寧に説明を進めており、無理に手術を受けさせるようなことはしませんので安心してご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズ(選定療養)/34万2000円~、レーザーを用いた白内障手術/44万5000円~(レンズの種類によって異なります)

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