白内障から緊急対応疾患まで
難症例も対応可能な目の日帰り手術
えの眼科 西あしやクリニック
(芦屋市/芦屋川駅)
最終更新日:2024/02/21
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人間が得る情報の80%以上を担うともいわれる「目」。目の健康を損なえば生活がしづらくなるだけでなく、命も危険にさらされるかもしれない。そんな大切な目の健康を「手術」で守るべく、経験豊富な医師を擁し先進機器を導入する「えの眼科 西あしやクリニック」では、一部疾患を除き、さまざまな眼科疾患の日帰り手術を行っている。5分程度で終わる典型的な白内障手術から、網膜剥離や緑内障発作、眼内炎などなるべく早く対応することが望まれる緊急手術まで対応可能で、連携する「えの眼科 さくら夙川クリニック」はもちろん、近隣の眼科医院からの紹介患者も増えているという。眼科医療のスペシャリストであり、多くを執刀する繪野亜矢子(えの・あやこ)院長に、同院の日帰り手術について話を聞いた。
(取材日2024年1月15日)
目次
5分で終わる典型的な白内障手術から難症例まで、緊急手術も含む「目の日帰り手術」に対応
- Qさまざまな日帰り手術に対応していると伺いました。
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A
当院では、白内障、緑内障、増殖糖尿病網膜症、網膜剥離など、さまざまな眼科疾患の日帰り手術に対応しています。実は眼科の手術は、ほとんどが日帰り手術が可能です。経験豊富な技術力と充実した機器で、例えば白内障手術なら5分程度で終了する典型的なものから難症例まで、またほかの眼科さまの依頼を受けて緑内障発作・網膜剥離などの緊急手術にも対応しています。この他、涙道疾患の治療・手術にも力を入れており、涙道内視鏡・鼻内視鏡による内視鏡下涙管チューブ留置術、根治をめざす涙嚢鼻腔吻合術も行っています。
- Q日帰り手術の特徴、こだわりなどを教えてください。
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A
麻酔科医師の立ち会いのもと、全身状態を管理しながら手術を実施しています。加えて眼科手術の知識や経験が豊富な看護師が、手術室の管理や患者さんのケアを担当していることも大きな強みです。視能訓練士は、外来診療において検査を担当するのはもちろんのこと、手術にも立ち合って、精度の高い手術を提供するために協力しています。このように医師のみならず、看護師や視能訓練士らスタッフも眼科医療のスペシャリストである点は、当院の注目すべき特徴といえるでしょう。その時代における最新・最良の手術を提供することをめざし、手術室にも先進機器を導入しています。
- Q特に需要の多い手術などありますか?
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A
眼科では白内障手術が一番多いのですが、最近では眼鏡やコンタクトレンズから解放されて裸眼で生活することがめざせて、老眼への対策にもつながる、「多焦点眼内レンズによる手術」を希望される患者さんが増えています。また、白内障手術ではありませんが、強い近視に悩まされている方が、眼内コンタクトレンズの手術を希望されるケースが増加しています。老若男女、裸眼で生活することへのニーズが高まっているようです。そのほかにも硝子体手術や緑内障手術、涙道の内視鏡手術など、ほかの施設が対応しない術式も多いと思います。
- Q手術前・後の診療時などで配慮していることはありますか?
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A
まず眼科手術に関する知識が豊富な看護師が、手術の方法などを時間をかけて患者さん一人ひとりに説明し、同時にどのような不安を感じているのかを聞き取ります。医師は、その患者さん特有の病態やリスクを説明し、不安の払拭に努めています。また白内障手術の場合は、視能訓練士がアドバイザーとして、挿入する眼内レンズ選びをサポート。患者さん自身が気づいていないニーズにまで掘り下げてご提案しますので、それぞれのライフスタイルに合った眼内レンズをお選びいただけると思います。この他、手術の当日は当院が用意する送迎車で、お住まいの地域やご自宅、または駅までお送りしていますので、行き帰りの不安が軽くなると喜ばれています。
- Q手術後に注意することはありますか?
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A
手術後、最も気をつけなければならないのがばい菌による感染です。感染症は非常に怖いので、医師の指示どおりに点眼を行い、清潔を保つ必要があります。なお術後に必要な眼帯や点眼ケース、清浄綿などをオリジナルバッグにひとまとめにしたセットもご用意していますのでご活用ください。この他、術後の入浴など生活上の注意事項がわかる、疾患・手術別のパンフレットをお渡ししています。ご帰宅後に異変を感じたりトラブルがあった場合、すぐに連絡いただける「緊急ダイヤル」もお伝えしています。
自由診療費用の目安
自由診療とは多焦点眼内レンズ/24万2000円~60万5000円(片眼)、眼内コンタクトレンズ/70万4000円~81万4000円(両眼)