生涯健康な口腔内であり続けるために
小児期からの予防歯科を推奨
南流山プラネット歯科クリニック
(流山市/南流山駅)
最終更新日:2023/07/14
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予防歯科という言葉を聞いたことがあっても、具体的にどのような内容かはわからない人もいるのではないだろうか。「今ある歯を健康的に維持するためには、小児期からの予防歯科が大切です。当院では歯科用マイクロスコープや拡大鏡を用いて精密さも追求しています」と話すのは、「南流山プラネット歯科クリニック」の田口修一郎院長。同院は2019年に開業した流山街道沿いのある地域密着型のクリニックだ。患者に寄り添う診療を実践するために、トリートメントコーディネーターが在籍。歯科医師と連携の上、患者への治療計画や費用なども丁寧に説明しているとか。今回、田口院長に予防歯科の習慣づけの重要性について詳しく聞いた。
(取材日2023年6月12日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q予防歯科を始めるべきタイミングなどはありますか?
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A
乳歯が1本でも生え始めたら、予防歯科を開始することをお勧めします。乳歯の虫歯を防ぐのはもちろん、小さい頃から歯科医院に通ってチェックを受けることで、成人後も定期健診に通う習慣がつくはずです。また、定期検診では口の中の状態をはじめ、磨き残しの癖なども知ることができます。結果的に、歯科意識の向上にもつながるでしょう。なお、虫歯や歯周病は感染症です。お子さんのいるご家庭では、周りの大人も口腔ケアを心がけるようにしてください。
- Qトリートメントコーディネーターの役割について教えてください。
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A
患者さんにご自身の歯の健康を意識していただくためには、カウンセリングや治療計画の確認がとても重要です。そこで、当院では患者さんと歯科医師をつなぐ存在として、カウンセリングから治療計画の説明までをトリートメントコーディネーターが担当します。患者さんとのコミュニケーションを大切に、一人ひとりの要望や悩みに耳を傾け、治療内容の提案などをわかりやすく説明しているのが特徴です。歯科医師には言えないことも、トリートメントコーディネーターなら気兼ねなく相談できるということもあるはずです。患者さんのモチベーションを保ち、納得のいく治療を提供していきたいですね。
- Qこちらの予防歯科の特徴は何でしょう?
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A
治療後は3ヵ月に1回程度の頻度で定期的にメンテナンスに通っていただきますが、基本的に歯科衛生士は担当制です。患者さんの歯や歯茎の状態を継続的に管理します。特に歯周病は長期的な管理が欠かせませんし、インプラント治療はメンテナンスがインプラントの寿命にも関わってきます。また、当院では随時唾液検査を実施し、口腔環境の変化も確認するようにしています。小児の予防歯科では、フッ素塗布やシーラント処置なども行っていますよ。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1初診・カウンセリング
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初診では、主訴や診療の希望などについて詳しくヒアリングされる。口腔内の状態を適切に確認するために、口腔内写真やエックス線の撮影も行う。
- 2治療計画を提案
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口腔内の状況を把握した上で、必要な治療や治療期間、費用などの説明を受ける。同院では、トリートメントコーディネーターがカウンセリングから治療計画の説明までを担当する。
- 3虫歯や歯周病などの治療を開始
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治療計画をもとに、治療がスタート。同院では、患者の要望にも細かく対応しながら、歯科医師が治療を進めていくという。歯周病がある場合、主訴の治療と並行して歯周病の治療も行うそう。
- 4定期的な歯科検診・メンテナンス
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治療後は3ヵ月に1回程度の頻度で、定期的な歯科検診・メンテナンスを実施。歯科医師と担当の歯科衛生士によるチェックを受ける。同院では随時唾液検査も行っているため、口腔環境の変化も確認することが可能だ。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/35万2000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。