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守尾 一起 院長の独自取材記事

川口歯科

(川口市/川口駅)

最終更新日:2024/02/08

守尾一起院長 川口歯科 main

歯科医院に対してネガティブなイメージを持つ人もいるが、「川口歯科」はその外観や院内の雰囲気、何よりも守尾一起院長の人柄から、居心地の良さを感じられる歯科医院といえるだろう。川口駅から徒歩約3分という好立地にある同院のビルは、壁一面にポップなイメージ写真が施され、大きなスクリーンを見るようなインパクトがある。あえて特定の分野に特化せず、一般歯科・小児歯科・予防歯科・矯正・インプラント・訪問診療などさまざまな悩みに対応する同院。2フロアに計7台のユニットを備えており、家族そろって通う患者も多い。歯科医師は指名制だが、院内セカンドオピニオンも可能。患者との信頼関係を大切に、「笑顔で通って、笑顔で帰る歯科医院」をめざす。患者思いで穏やかな人柄の守尾院長に話を聞いた。

(取材日2023年10月23日)

先進の治療機器を駆使して、口腔内の悩みに幅広く対応

クリニックの診療方針をお聞かせください。

守尾一起院長 川口歯科1

マイクロスコープや歯科用CTなど先進の医療機器を使い、高度な医療を提供できるよう努めています。治療の際は麻酔方法にも工夫を凝らして「痛みが少ない治療」を心がけ、できるだけ神経を残せるよう薬剤も選定しています。当院のビルの外観にはマイクロスコープでの治療の様子が貼られていますが、現在使用しているのはさらに新しいデジタルのもの。これまで以上に鮮明に、あらゆる角度から患部を確認できるようになりました。当院が大切にしている「できるだけ歯を削らない」という観点からも、より精度の高い治療が可能になりました。内蔵カメラで治療内容を撮影して、患者さんには目の前の大型モニターで見ていただいています。

診療内容が幅広いですね。

困った時に誰もが相談できるクリニックですから、一般歯科・小児歯科・予防歯科・矯正・インプラント・訪問診療などさまざまなお悩みに対応しています。私自身はもともと入れ歯と補綴を専門にしてきましたが、今の得意分野は根管治療です。歯の根の治療を求める患者さんが多く、ニーズに応えるべく知識を深めました。当院では根管治療だけではなく虫歯や歯周病治療にもマイクロスコープを活用しているのですが、使いこなすには訓練が必要。そこでベテラン歯科医師の治療動画をアプリを通じて共有し、若手歯科医師たちの教育にも使用。在籍する計8人の歯科医師の、全体的なレベルアップを図っています。ちなみに、8人のうち5人は女性の歯科医師です。

最近、増えている相談はありますか?

守尾一起院長 川口歯科2

働き世代では、マウスピース型装置を用いた矯正のご相談がとても増えています。「マスクをしているうちに歯並びを治したい」と、新型感染症が流行している時期に矯正を始められた方がいる一方で、最近はマスクを取る機会が増えてきたことから口元が気になって、矯正に関心を持つようになった方が多いようです。当院では口腔内スキャナーを用いてより精度の高さを追求した矯正治療を行っています。ご高齢の方では、訪問診療のご相談が増えました。通院から訪問診療へと切り替える患者さんもいらっしゃり、これからの超高齢社会ではさらにニーズが高まると思っています。

予防歯科にも力を入れていらっしゃるのだとか。

開院当初は「治療」にいらっしゃる患者さんが多かったのですが、そこから4年がたち、今は治療後の「予防」に通う方も増えてきました。予防歯科は主に歯科衛生士が担当します。歯科医師と同じくスキル向上をめざし、定期的に予防歯科の外部セミナーを受けています。予防に力を入れていくと、当院の目標である「1本でも歯を残していくこと」につながっていきます。痛くなってからの受診では抜歯のリスクも高くなりますし、歯を守るためには定期的にメンテナンスに通うのが一番です。このことを広く啓発していきたいところですね。

診療の基本となる人と人とのつながりを大切に

担当の歯科医師は指名制なのですね。

守尾一起院長 川口歯科3

歯科医師と患者さんがコミュニケーションを取らないと、治療は成り立ちません。「患者さんが何を求めているのか」を歯科医師が理解するためにも、会話とお互いの信頼関係が大切。診療の基本は人と人とのつながりです。そのような理由から、当院では指名制を採用しています。8人の歯科医師が在籍していますので、例えば「女性の先生に診てほしい」などご希望があれば予約時にお聞かせください。治療は担当歯科医師が行いますが、見逃しのないようダブルチェックも行っています。8人の歯科医師は、診療方針については共通の認識を持っているものの、考え方や治療のアプローチは異なることもあります。もしも患者さんから見て治療内容に不安がある場合、院内セカンドオピニオンを受けることも可能です。

先生は根管治療を得意とされていますが、再発を防ぐにはどのようなことが大切なのですか?

根管治療は、根っこの汚れを取りきれていないと再発する可能性が高くなります。つまり最初の治療でしっかり汚れを除去することが大切です。専門性の高い治療ですので、やはりそれを専門としている歯科医師のもとでの治療をお勧めします。精密な根管治療にはマイクロスコープが欠かせません。当院では先進のタイプを導入していますので、従来のものよりもより大きく鮮明に患部を確認でき、細かい部分の汚れまで確認しながら除去しています。その様子を患者さんご本人が動画で確認できるのも、安心感につながるのではないでしょうか。

診療の際に心がけていることをお聞かせください。

守尾一起院長 川口歯科4

患者さんが「ここに来て良かった」と満足して笑顔になり、次回も安心してご来院いただけるような説明・治療を心がけています。中には治療の途中で来られなくなる方もいらっしゃいますが、そうなってしまうと、病状が進んで歯を残せなくなってしまう可能性が出てきます。現状とそれに対する治療の提案、回数や費用についても事前にお伝えし、患者さんが納得して治療を受けられるように努めています。説明不足で「こんなはずじゃなかった」と思われてしまってはいけませんからね。

家族そろって笑顔で通える歯科医院をめざす

先生が歯科医師を志したきっかけを教えてください。

守尾一起院長 川口歯科5

父が歯科医師で、小学生の頃、父が開業していた歯科医院へ月に一度は行っていました。そこで治療の様子を見ていたことが、この道へ進んだ理由の一つであり、父のことは今でも尊敬しています。もう一つは、高校時代の周りの環境です。高校は進学校で、親が医師や歯科医師というクラスメイトも多く、半数近くが医師や歯科医師になりました。そのことにも影響されましたね。大学卒業後は、埼玉県の霞ヶ関にある歯科医院の田端義雄先生のところで5年間修行させていただきました。私の母校の臨床教授で、歯科医師としての楽しさ、人間として大事なこと、すべてを教えてくださったのが田端先生です。入れ歯作製の楽しさも、そこで知りました。入れ歯は、装着したその場で患者さんの反応がわかります。治療後から結果が出るまでにタイムラグがある他の治療にはない醍醐味や喜びがあります。

この先、どのような歯科医院をめざしていきたいですか?

家族全員で来てもらえる歯科医院が理想です。そのためにも特定の治療に特化せず、幅広い症例に対応しています。唯一、階段があるのがご高齢の方にとってはネックかもしれませんが、当院の患者さんは足腰の強い元気な方が多いなと感じています。現在、ユニットは2フロア計7台です。複数人で同時に治療を受けることも可能ですので、ぜひご家族そろってご来院いただければと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

守尾一起院長 川口歯科6

歯科医院に対して「痛い、怖い」とネガティブな印象のある方もいらっしゃいますが、当院は「笑顔で通って、笑顔で帰る歯科医院」をめざしています。歯科医師も歯科衛生士も患者さんとのコミュニケーションを大切にし、不安を解消して納得いただいた上で治療を進めています。もしも「歯科医院が怖い」というイメージがあるのなら、一度当院にご来院いただければ、それは払拭できるのではないかと思います。歯や口のお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~
マウスピース型装置を用いた矯正/35万2000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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