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岡田 英之 院長の独自取材記事

万代デンタルクリニック

(新潟市中央区/新潟駅)

最終更新日:2022/03/01

岡田英之院長 万代デンタルクリニック main

JR新潟駅から徒歩13分、万代エリアのリバーサイドにある「万代デンタルクリニック」。人気のショッピングエリアに位置し、提携の駐車場も用意しているため遠方からの利便性も高い。同院を率いる岡田英之院長は、地元・新潟愛にあふれる先生だ。同院での治療が最後になるような質の高い歯科医療の提供をめざして、院内の造りや設備にもこだわったという。シックで洗練された院内には3つの診療ユニットが半個室形式で並び、予約制でプライバシーに配慮した診療を行っている。春には桜が咲き誇り、診療室からの眺めの美しさも特徴だ。時間をかけてじっくりと患者と向き合う岡田院長に、診療へのこだわりと今後の展望を聞いた。

(取材日2021年11月10日)

予約制にこだわり、患者とマンツーマンでじっくり診療

こちらのコンセプトと患者層について教えてください。

岡田英之院長 万代デンタルクリニック1

当院では、質の高い歯科治療をめざし、予約制でしっかり時間を確保することで、患者さんとマンツーマンの診療を行っています。歯科治療というのは、どうしても時間のかかるものです。私自身も患者さんにじっくり向き合いたいという思いがありますし、患者さんにも納得の上で治療を受けていただきたいとの思いから、この体制を取っています。患者層は40代から50代を中心に、主に20代から50代までのどちらかと言えば女性が多いですね。最近は、ホームページがきっかけで来院する方もいらっしゃいますし、交通の利便性から遠方にお住まいの方も来院されていて、院長としてはうれしい限りです。

予約制・マンツーマンでの診療にこだわられているのですね。

はい。歯科治療にネガティブなイメージを持たれる方も多いですが、患者さんにはなるべく満足のいく治療を受けてほしいと思っています。診療ユニットは、ゆったり広めの造りになっていて、患者さんのプライバシーに配慮しています。患者さんの治療内容を十分に考慮し、治療に必要で最適な処置時間を患者さんのために確保しております。それにより待ち時間の少ない質の高い歯科治療を行うよう努めています。また定期的に通院する必要があることを患者さんに理解していただき、歯科医師と患者さんとの信頼関係が構築された上に、本当に納得のいく治療が成り立つのではないかと思っています。

院内感染対策のため、衛生管理にも注力されているとか。

岡田英之院長 万代デンタルクリニック2

開業当時から、衛生管理に力を入れています。医療器具の滅菌処理はもちろんですが、診療中に患者さんがうがいに使う水の滅菌処理についても専用機器を導入して行っています。口に入るものなので衛生管理が欠かせないと考えてのことです。水の滅菌処理機器については、メーカーのホームページを見て導入を決めました。衛生管理を徹底し、清潔な環境を整えることで、患者さんだけではなく、スタッフにも安心して勤務してもらえると考えています。

患者にとって最後の歯科医院でありたい

歯科医師をめざしたきっかけと開業までの経緯を教えてください。

岡田英之院長 万代デンタルクリニック3

父が歯科医師だった影響で、私も歯科医師を志しました。世の中にはたくさんの仕事がありますが、歯科医師の仕事は患者さんのために最善を尽くし、その結果感謝されることにやりがいと喜びを感じています。地元である新潟で日本歯科大学新潟歯学部に進学し、学生時代はアメリカンフットボールに打ち込んでいました。勉強と部活の両立は楽ではありませんでしたが、おかげで忍耐力と継続力が身につきましたね。日本歯科大学新潟病院で臨床研修1年を経て、県内外の歯科医院で勤務医や院長を経験しました。特に石川県金沢市の歯科医院に勤務した6年間で、のちに私の診療スタンスとなる「じっくり患者に向き合うこと」を学びました。開業自体は30代の前半には意識していましたが、開業する場所へのこだわりがありました。理想どおりの場所に巡り合うまで物件探しを続け、2015年、37歳の時にご縁があり今の場所で開業することになりました。

痛みを抑えた治療をめざしていると伺いました。

はい。どうしても歯科治療には痛いというイメージがつきまといます。そのためか、来院時に「痛い治療は苦手」とおっしゃる方も少なくありません。当院では、麻酔に工夫を凝らしています。まずジェル状の表面麻酔を塗ってから、極細の注射針と専用の機械を使用して、一定の速度でゆっくり麻酔液を注入していきます。これだけでもずいぶん患者さんの負担を減らせるのではないかと期待しています。また、勤務医時代から歯科用ルーペを使用しています。裸眼で見えないものもよく見えるので、繊細で精度の高い治療を実現するために導入しています。総合的に見て、患者さんの負担を減らせるような歯科治療をめざしています。

診察で心がけていることは何ですか?

岡田英之院長 万代デンタルクリニック4

日本の歯科治療では、一度治療した箇所にやり直しの治療を施すことも案外多いものです。しかし、患者さんにとっては通院の時間と費用も増えて負担になります。だから、「当院で行う治療が、患者さんにとって最後の治療であってほしい」という気持ちで常に治療にあたっています。やり直しのいらない治療を行うためには、同時に患者さんの日頃のセルフケアも大切です。セルフケアの重要性を啓発し、患者さんと歯科医師との二人三脚で治療を進められるよう工夫しています。初めはつらい症状がきっかけで来院される方が多いと思いますが、症状が改善した後も、定期的なメンテナンスでの来院をお願いしたいです。定期検診の重要性については、今後も情報発信などを通して啓発していきたいですね。

三方良しの歯科医院を目標に

歯科医師として一番のやりがいはなんでしょうか?

岡田英之院長 万代デンタルクリニック5

患者さんの症状や苦痛が緩和につながったときにやりがいを感じます。また、難しい症例の治療がうまくいったり、歯の治療の結果として患者さんの全身の健康維持に寄与できたりすることも、うれしいですね。歯の健康は全身の健康に直結します。しっかりと自分の歯で噛めないと、食生活に偏りが起き、結果的に健康を害することもあるからです。歯を守ることの大切さを患者さんに説明し、歯の治療を通じて全身の健康に貢献できたら、歯科医師としてこれほどのやりがいはないと思います。

診療後や休日はどのようにリフレッシュされていますか?

実は、私自身は多忙なスケジュールで体が疲れることはあっても、不思議と精神的に疲労することがほとんどないのです。本当にこの仕事が大好きなんでしょうね。だからリフレッシュという感覚ではないのですが、地元のプロサッカーチームの試合を見に行くことを楽しみにしています。20年来のサポーターで、チームがJ1昇格を決めた時もスタジアムにいたくらいです。地元にプロサッカーチームがあるのは素晴らしいことだと思いますし、これからも応援したいです。私自身、生まれ育った土地である新潟への思い入れが強く、開業の地に選んだのも新潟愛からです。新潟は地方都市でありながら、住みやすくてごはんがおいしいのが魅力ですね。これからもこの場所でパワーをもらいながら、歯科医師として頑張っていきたいと思います。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

岡田英之院長 万代デンタルクリニック6

おかげさまで、2015年8月の開業から順調にここまでやってこられました。今後も変わらず、患者さんとはひたむきに向き合っていきたいと思います。痛みの少ない治療や再治療が必要のない治療をめざして、日々精進していきます。また、「三方良し」を合い言葉に、患者さんもスタッフも、そして歯科技工士などの提携先もみんなが喜んでくれるような歯科医院になっていきたいと思います。歯科医院に苦手意識を持たれる方もいますが、早めの受診と治療が患者さん自身の負担の軽減にもつながります。じっくりと時間をかけて治療してほしいという方や、何か気になることがある方は、ぜひ、勇気を出してご相談にお越しください。

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