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飯塚 俊介 院長の独自取材記事

渋川駅前SHUNデンタルクリニック

(渋川市/渋川駅)

最終更新日:2022/06/27

飯塚俊介院長 渋川駅前SHUNデンタルクリニック main

JR上越線・渋川駅より徒歩5分という通院にも便利な場所に「渋川駅前SHUNデンタルクリニック」はある。外観も内装もリゾートホテルのようで、デンタルクリニックの文字がなければ歯科医院とは思えない雰囲気だ。この場所は飯塚俊介院長の両親がかつて米穀店を営んでいた場所で、地元では「米屋の長男が開業した歯科医院」として知られているそう。同院のロゴに稲穂が描かれているのはそのためだ。飯塚院長自身も、地域の人たちに愛されるような歯科医院をめざしたいと話す。何事にも好奇心旺盛な飯塚院長は私生活でも多趣味で、患者ともいろんな話題で盛り上がるという、フランクで親しみやすい人柄の先生だ。そんな飯塚院長に、クリニックの診療についてさまざまな話を聞いた。

(取材日2022年4月15日)

地域に愛されるような歯科医院をめざして

なぜこの土地に開業されたのですか?

飯塚俊介院長 渋川駅前SHUNデンタルクリニック1

実家がこの地域にあり、この場所ももともとは両親が経営していた米屋だったんです。僕が歯科医院を開業するにあたって場所を引き継ぎ、改装しました。当院のロゴに稲穂を入れてもらったのはそれが理由ですね。開業するなら渋川だと決めていました。こういう考えは古いと言われるかもしれませんが、僕は長男なので、場所を継ごうと思ったんです。僕が生まれ育った地域ですから、ここで開業する以上は、地域に愛される歯科医院をつくりたいと思いました。開業して3年がたちましたが、地元に貢献できているという実感も得られるようになり、渋川に開業して満足しています。土地柄、患者さんは高齢の方が多いかと思ったんですが、駅前だからかそうでもないですね。今はお子さんから高齢の方までさまざまです。ご家族で来院される患者さんもいらっしゃいますよ。

歯科医師になったきっかけは何だったのでしょう。

これといったきっかけは特になくて、将来の夢というのもないまま「何となく」で歯学部に進みました。ですが結果的に、歯科医師は自分に向いている職業だと思っています。歯科というのはとても理論的で、大学を卒業してからは特に楽しさを感じるようになりました。「こうやったからこういう結果になる」「こうしなかったから良くならなかった」というように、原因と結果がわかりやすいんです。逆に言えば、自分の知識と技術が不足していると結果もついてこないということです。「なぜこれは治ったのか。なぜこれは治らなかったのか」そんな疑問を常に持って、時には先輩に尋ねたり、時には本で調べたりして追究しました。もちろん経験も必要ですから、いろいろな治療分野に挑戦しましたね。

こちらのクリニックは日曜診療もされているんですね。

飯塚俊介院長 渋川駅前SHUNデンタルクリニック2

はい。この辺りは日曜診療している歯科医院があまり多くないのですが、でも需要は確実にあります。特に当院は駅前にあるということもあり、患者さんの世代も、求めている治療やニーズも多岐にわたります。平日は仕事の合間や仕事の前後に来院される患者さんもいらっしゃいますし、日曜は外出ついでに来院される患者さんもいらっしゃいます。特に平日は忙しくてなかなかクリニックを受診する時間がない方は、日曜診療のクリニックがあることで安心されるのではないでしょうか。

わかりやすい説明を心がけ、知識と技術を常に磨く

治療する時に心がけていることはありますか?

飯塚俊介院長 渋川駅前SHUNデンタルクリニック3

わかりやすい説明をすることです。当院では、治療の前と後に写真を撮るようにしています。どんな状態の患部が治療でどう変わったのか、言葉よりも写真を見てもらったほうがわかりやすいですから。特に目に見えないような虫歯は、患者さんも「本当に治療する必要ある?」とか「別の歯科医院では何も言われなかったのに……」とお思いになると思いますが、そんな場合でも写真をご覧いただくと、納得されやすいでしょう。説明を理解して受ける治療と、納得できないまま受ける治療では、患者さんの取り組み方も大きく違ってくると思いますよ。僕だって何も言われず体にメスを入れられたら怖いですから。なので、患者さんが説明に納得しているかどうかは常に意識していますし、僕の課題でもあります。

先生が得意としている治療は何ですか? 

CAD/CAMシステムを使った治療ですね。セラミックのかぶせ物や詰め物を院内で技工・作製でき、最短でその日のうちに治療を完了することも可能です。最近はこのCAD/CAMシステムを扱っているクリニックも増えているようですが、僕は20代の頃からこのシステムを使ってたくさんの症例を手がけてきたので、得意分野の一つと言ってもいいかもしれません。

これからやっていきたい治療や、めざす歯科医師像などあれば教えてください。

飯塚俊介院長 渋川駅前SHUNデンタルクリニック4

得意分野を増やし、患者さんに適切な治療を提供できるようになりたいです。もちろん今も行っていますが、さらに上をめざすことは大切で、実際「自分にこういう技術があれば、この患者さんはもっと早く治療できるな」と思うこともあるんです。自分のできる治療方法が限られると、どうしてもその治療法に患者さんを誘導してしまいます。そんなことがないようにしていきたいんです。そのためには、今ある知識と技術をブラッシュアップして、さらに新しいものを取り込んで自分のものにしていく必要があります。幸いにも勉強することは苦ではないので、これからも知識と技術を蓄えていきたいと思います。現状維持では足りませんから。日々生まれる新しい知識と技術に追いついていくことが、ひいては患者さんのためにもなると信じています。

院長でもあり経営者でもありますが、課題はありますか?

知り合いの歯科医師に言わせると、僕はスタッフに優しすぎるそうです。僕って多分、上司と部下の間に立ってそれぞれをフォローする立場が向いているんですよ。怒れと言われたら怒れますが、人を嫌な気持ちにさせたくないんです。なので、何かを注意するときにも必ずワンクッション挟みます。患者さんにはもちろん、スタッフにも優しくありたいと思いますね。

人情味を大切に、期待を裏切らない努力をこれからも

ところで、お休みの日は何をされていますか?

飯塚俊介院長 渋川駅前SHUNデンタルクリニック5

いろいろです(笑)。とにかくいろんなことに興味があるんですよ。音楽や服や、ゲームや旅行、自転車も好きですし、食べ歩きも好きですね。最近は電子サックスを買ってみました。SUPにも興味があるので、いつかやってみたいなと思っています。フットワークが軽いのも自慢です。家族が千葉にいるので、家族に会いに千葉へ行くことも多いです。それから勉強会にも参加していますね。もとからいろんなことに興味を持ちやすいタイプなので、新しい知識や技術はどんどん吸収していきたいんです。

多趣味だからこそ、患者さんと話すきっかけにもなりますね。

そうですね。患者さんとの会話は弾みやすいです。特に子どもの患者さんに対しては、僕自身が子ども好きなこともあって、話にも十分ついていけるんですよ。やっぱりゲームの話は盛り上がります。歯科治療を前にして泣きそうになっているお子さんでも、ゲームの話をするとパッと笑顔になるんです。共通の話題があるというのは強みでもありますね。もちろん、成人の患者さんでも歯科治療に不安が強い方には、会話することで少しでもリラックスしていただければと思っています。気軽に話しかけてください。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

飯塚俊介院長 渋川駅前SHUNデンタルクリニック6

歯やお口のことで困ったことがあれば相談してほしいです。新しい知識や治療についても常にアンテナを張っているので、患者さんに有益なアドバイスや提案もしていけたらと考えています。不安や疑問があれば、お気軽に聞いてください。患者さんからは人情味のある先生だと言われているようなので、その言葉を裏切るようなことはしたくないです。勤務医時代の患者さんから、今でも手紙を頂くことがあるんです。ありがたいことに「先生に会えて良かった」「診察してくれてありがとう」といった言葉をいただくので、それを胸にこれからも頑張っていきたいと思います。僕は患者さんと仲良くしたいタイプなので、飲食店などで患者さんと遭遇するととてもうれしくなるんです。この前も、お店の狭い駐車場に苦戦していたら隣の車に患者さんが乗っていて、笑い話になったこともあります。普段からこんな感じですから、あまり構えることなく、気軽に来院してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/71万5000円~、インプラント治療/38万5000円~、セラミックインレー/3万3000円~、セラミッククラウン/7万7000円~

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