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楠原 愛将 院長の独自取材記事

長居あいしょう歯科

(大阪市住吉区/長居駅)

最終更新日:2022/08/04

楠原愛将院長 長居あいしょう歯科 main

大阪メトロ御堂筋線・長居駅から徒歩1分。緑豊かな長居公園の近くにある「長居あいしょう歯科」は、専門性の高い治療と同時に安心と、患者の人生に寄り添うことに心を砕く歯科医院だ。「患者さんにとって良い治療をすることは当然のことで、われわれがめざすのはさらに次のステップです」と話してくれたのは楠原愛将院長。その言葉通りスタッフの活気に包まれた明るい空間は、掃除が隅々まで行き届いた快適な空間に整えられている。さらに、笑顔を大切にした接遇、充実した設備や託児サービスの展開、患者の人生に寄り添った細かなヒアリングなど、細部に至るまで医院のポリシーが徹底されていることがわかる。そこで、今回は楠原院長に、治療方針とともに患者やスタッフに対する熱い思いなど、たっぷり語ってもらった。

(取材日2022年7月4日)

充実した設備とサービスで、人に優しい治療をめざす

広く、きれいに整えられた院内ですね。

楠原愛将院長 長居あいしょう歯科1

ありがとうございます。歯科医院を作るなら、最良の治療をすると同時に「患者さんにとって居心地が良いかどうか」にこだわろうと思っていましたので、とても良い場所にご縁をいただけたと思っています。広く地域の皆さんに足を運んでいただくことを目的としていますので、エントランスが広く空間がゆったりしていること、同時に患者さんのプライバシーを守れることを重視し考えて作りました。また、現在は感染対策も患者さんの安心の一つ。自動精算機や空気清浄機を導入し、掃除はスタッフのみんなが率先して取り組んでくれています。また、開院時に比べるとスタッフの数も増えましたので、空間だけでなく人員面でも患者さんにより良いサービスができるように整ってきたなと感じています。

どのような患者さんが多く来院されますか?

お子さんからお年寄りまで、幅広い年齢層の患者さんが来院されます。特にお子さんやお母さんが安心して通いやすいクリニックをめざしています。キッズスペースも完備しているので、お母さんの治療中でも安心して遊んでいただけます。親子で治療にいらっしゃる方の場合、お母さんはご自分のことよりもお子さんの口の中が気になるみたいで、虫歯の本数や歯並び、矯正のタイミングなど、本当にいろいろなことを聞かれます。そうした疑問には、理由を添えて説明するようにしています。

託児サービスも行っているそうですね。

楠原愛将院長 長居あいしょう歯科2

当院は常勤で保育士が在籍していますので、保護者の治療中にお子さんをお預かりすることが可能です。子育て中は忙しく、なかなか自分のことに気が向かないものですが、保育士に預けられるのであれば少しは気楽に治療を受けていただけるのではないかと思います。ご希望の方は遠慮なく、ご予約時にご相談ください。また、保育士の予約がいっぱいであったとしても、保護者の方の同意が得られれば当院のスタッフが見守ることもできます。子育て経験者も多いので、楽しく過ごしてくださるお子さんも多いです。治療は1回で終わるものではないので、ぜひ便利に託児サービスを利用していただき、保護者の皆さまにも健康なお口の素晴らしさを体感していただきたいと思っています。

自分の歯に興味を持つことから「予防」は始まる

クリニックでは特にどのような診療に力を入れていますか?

楠原愛将院長 長居あいしょう歯科3

特に注力しているのは予防歯科です。今、虫歯は予防できる時代ですが、そのことを知らない人はまだまだ多いです。虫歯の原因は食生活や歯磨き、病院での治療方針など多岐にわたりますので、何が原因なのかを考察し、患者さんに伝えて、自分の歯に興味を持ってもらうことが予防歯科のスタート。ただ虫歯の場所を教えるのではなく、「この虫歯はこういう理由でできている」と説明するようにしています。そのため、患者さんとのコミュニケーションの時間は長く取るように心がけていますね。また、虫歯ができる原因や口腔内の状態は人によって違うので、定期検診もその人の状態に応じて間隔を変えるべきだと考えています。一律に「1ヵ月に1回」としてはお口の中の良い状況が保てないこともありますので、患者さまによってさまざまです。どのくらいの間隔が適切なのか、口腔内の状態やコストパフォーマンスを考えた上で、1人ずつアドバイスするようにしています。

スタッフの皆さんも、より良い「予防」のためのトレーニングをしていると伺いました。

当院のスタッフは毎月1回、全員でお互いに口の中のメンテナンスをしています。これは技術向上のためでもありますし、接遇面の向上にも役立っています。例えばバキュームを入れる角度、唇を引っ張る力加減、椅子の傾きなど、体験してみて初めてわかることはたくさんあります。また、どんなタイミングでうがいをしたいか、どんな風に声をかけられたら安心するかなど、気持ちも理解しやすくなります。メンテナンス後は自信を持って笑うことにもつながります。全員がプロ意識を持って接遇に取り組んでいますので、毎月、レベルアップしていると感じますね。普段から「患者さんのために」とさまざまなアイデアも出してくれますし、とても頼もしいスタッフたちだなと思っています。

子どもの矯正治療についても詳しく教えてください。

楠原愛将院長 長居あいしょう歯科4

矯正治療がスタートできるのは、コミュニケーションが取れて、大人の歯が生え始める時期なので、だいたい6~7歳です。しかし、実は2歳半~3歳の頃から歯並びを良くするためのアプローチは始まっているんです。例えば、鼻詰まりや鼻炎のある子は、特徴的な歯並びの悪さを引き起こすことがあります。その場合は、耳鼻咽喉科に行って治療をしていただきます。歯と生活習慣は密接につながっていますので、「食べるのは遅くないですか?」とか、なにげないことでもお母さんから聞き出すようにしています。普通の歯科医院ではあまり聞かれないことなので、驚かれるかと思いますが、治療として介入できない時期に、何ができるかが大事なんです。その後、治療を始められる年齢になると、飲み込む練習や舌を動かす練習など、口の周りのトレーニングを始めて、お口を整えていきます。

患者と人間関係を築き、地域に愛される歯科医院に

「患者さんのために」を大切にされていることが伝わってきます。

楠原愛将院長 長居あいしょう歯科5

虫歯になりたい人はいませんし、できれば自分の貴重な時間を治療になんか使いたくないはずです。ですから「歯を守ること」が、まず何よりも患者さんのためになると思います。しかし歯を守るためにはプロの目線が必要ですから、どうしても来院していただかなくてはいけない。だからこそ、歯科医院は気持ちの良い空間であって欲しい。「行ってよかった」「相談してよかった」と思っていただける歯科医院にならなくてはいけません。行きたい時に予約を取ることができ、いけば気持ち良く対応してもらえる、そしてお口の中がどんどん良くなっていく。良い状態を保つことができる。そうして健康になってもらえることこそが、当院ができる「患者さんのために」の終着駅なんだと思います。

患者さんとのコミュニケーションをとても大切にされていますよね。

お話しすることで見えてくるものは本当にたくさんあります。ですから、家族構成や住んでいる場所をはじめ、ちょっとしたことでも聞くようにしています。お話ししていくうちに、信頼関係も育まれますからね。私たちは、単なる「歯医者の先生」「衛生士さん」で終わるのではなく、患者さんにとって何でも相談できる存在でありたいので、気になっていることがあれば何でも相談してほしいですね。患者さんから質問されたらすぐに調べて答えるようにしているので、全身疾患についても詳しくなりました。この仕事は人間関係が築ける数少ない仕事であり、天職だと思っています。われわれと患者さん、お互いがお互いを気遣い、「ありがとう」と言い合えることが、なによりもうれしい瞬間ですから。

最後に今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

楠原愛将院長 長居あいしょう歯科6

この地域で愛される歯科医院になり、社会に還元できるようになることが目標です。皆さんのお役に立ちたいとおもっていますので、まずは私やスタッフのことを好きになって、気軽に話しかけてほしいなと思います。また、当院のコンセプトとして「皆さまの人生に寄り添う」を掲げています。その方の人生に寄り添い、しっかりと責任をとれる治療設計を心がけています。再発を繰り返していたり、治療がうまくいかずに諦めている人もぜひ一度、診療にいらしてください。私たちのすべてをかけて、健康なお口を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正I期/5万円~20万円、歯列矯正/7万7000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/3万3000円~、ホワイトニング/3000円~、インプラント/35万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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