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スタッフと協力して行う
子どもの頃から取り組む予防歯科

クレモト歯科なんば診療所

(大阪市浪速区/なんば駅)

最終更新日:2024/01/15

クレモト歯科なんば診療所 スタッフと協力して行う 子どもの頃から取り組む予防歯科 クレモト歯科なんば診療所 スタッフと協力して行う 子どもの頃から取り組む予防歯科
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近年注目を集めているという「子どものための予防歯科」は、虫歯や歯周病の予防をめざすだけでなく、歯や口腔の正常な発達をサポートするためにも大切な診療分野だ。近年は「わが子には歯について苦労をさせたくない」と考える保護者が増え、熱心に歯磨きに取り組んでいる親子も多いだろう。なんば駅徒歩5分にある「クレモト歯科なんば診療所」は、呉本勝隆院長を中心に予防に取り組む親子をサポートする歯科医院。子どもたちが歯で苦労することのない人生を歩めるようにと、病気の予防はもちろん、口腔機能の正常な発達を促す咬合誘導にも取り組んでいる。院内には子ども専用のスペースを設けるなど、楽しく通うための工夫も満載。多くの親子に喜んでもらいたいと尽力する呉本院長に、同院の予防歯科の特徴や考え方について詳しく話を聞いた。

(取材日2023年12月21日)

早期から予防歯科に取り組んで、歯や口腔の正常な発達のサポートを

Q予防歯科に注力していると伺いました。
A
クレモト歯科なんば診療所 歯を残す治療に長年注力している呉本理事長

▲歯を残す治療に長年注力している呉本理事長

私はこれまで、インプラント治療をはじめとするさまざまな治療を通して「いかにして歯を残すか」に取り組んできました。しかし、私自身に子どもが産まれたことがきっかけになって、「そもそも歯が悪くならないような環境をつくることが大切だ」と改めて強く感じるようになりました。歯が悪くならなければ、歯科治療に時間やお金を取られることもほとんどなくなるでしょう。そのためにも、1人でも多くのこどもたちに「歯が悪くならない人生」「歯で苦労することのない人生」を過ごしてもらいたい。そのために大切なのは、お口のトラブルを予防すること。そこで当院では、小さなお子さんから取り組む予防歯科に注力しています。

Q子どもの頃から予防に取り組むことが大事なのですね。
A
クレモト歯科なんば診療所 子どもが通いやすくなるよう、キッズスペースを充実させている

▲子どもが通いやすくなるよう、キッズスペースを充実させている

子ども時代に獲得した癖や習慣は一生ものになりやすいもの。幼い頃に良い癖や習慣を身につければ、歯を守るための一生の財産になるのです。また、口呼吸や偏った筋肉の使い方など、顎の正常な発育を妨げる悪い習慣を補正すれば、呼吸機能や姿勢、顎や顔面の骨の正常な成長に至るまでさまざまな面で良い影響が期待できます。その結果、矯正をせずとも整った歯並びをめざすこともできるようになると私は考えています。生活する上ですでに自分なりのスタイルを確立し、骨の成長が終わった大人ではこうはいきません。歯科に通院することが当たり前になれば、通院に感じるストレスも軽減されますし、早期から取り組むメリットはとても大きいですよ。

Q具体的な取り組みについて教えてください。
A
クレモト歯科なんば診療所 小児期から予防に取り組む事を大切にしている

▲小児期から予防に取り組む事を大切にしている

当院の予防歯科では、乳歯が生え始めた頃、歯が生えそろった頃、生え替わりが始まった頃と、年齢や発育に合わせた予防に取り組んでいます。その中で特に大切にしているのは、歯科は怖いところだと思われないこと。まだ物心もついていないのだから大丈夫なのでは、と思うかもしれませんが、子どもは大人のすることや場の雰囲気をよく感じとっているものです。ですから、お子さんに対して無理やり処置を行うようなことは絶対しません。たとえ時間がかかっても、その後の人生で歯を守るためには、私たちとお子さんの間に信頼関係が築かれることのほうがずっと大切ですからね。また、お子さんの成長を見守れるよう、歯科衛生士は担当制としています。

Q初診時にはどのようなことをするのでしょうか。
A
クレモト歯科なんば診療所 じっくり時間をかけて話をし、納得のもと治療を進める

▲じっくり時間をかけて話をし、納得のもと治療を進める

初診の際は、ゆっくりと時間をかけてお子さんや保護者の方にお話を伺っています。当院にはボールプールがある子ども専用スペースがありますので、慣れるまでただ遊んでもらうだけでも大丈夫です。その後、お口を見せてくれるようであれば、お口の中をチェック。乳歯の状態や噛み合わせなどを診ていきます。お子さんが嫌がらなければ、お顔や口の中の写真撮影やフッ素塗布、アクティビティーと呼ばれるお口の筋力トレーニングをします。いずれにせよ、初診ではお子さんの気持ちが最優先です。保護者の方は焦る気持ちもあるかもしれませんが、歯科衛生士と毎日のケアを担当する保護者の方とがじっくりお話しすることも非常に重要なことです。

Q歯科衛生士の担当制についても教えてください。
A
クレモト歯科なんば診療所 衛生士がパートナーとなり、患者に寄り添った治療を心がける

▲衛生士がパートナーとなり、患者に寄り添った治療を心がける

お子さんの成長をともに見守るパートナーをめざし、当院では歯科衛生士を担当制としています。毎回同じ歯科衛生士が担当するのでお子さんの小さな変化や成長を見逃すことなく、性格に合わせた声かけが可能になります。人見知りのお子さんにもストレスが少ないかと思いますよ。また、歯科衛生士に対する教育にも力を入れており、全員がプロフェッショナルとして対応できるように常にレベルアップを図っています。外部から講師を招いて勉強会をする、自主的に残って練習するなど、全員が技術的にも人間的にもレベルの高い歯科衛生士たちです。私たちが見ているのは「歯」ではなく「人」。子どもたちの美しい歯を一緒に育てていきましょう。

ドクターからのメッセージ

呉本 勝隆院長

これまで多くの患者さんの診療を担当してきて、「歯で悩むことがない人生」がいかに素晴らしいものかを痛感しています。今は歯を失っても、インプラントなどで補うことが望める時代です。しかし、だからといって健康な歯をわざわざインプラントにしたい人はいないはずです。歯は全身の健康においてとても重要な役割を果たしているだけでなく、子どもたちの正常な発育をサポートするという大きな役割を果たしています。一生治療する必要のない歯、自然で美しい歯並びは、誰にとっても人生の大きな財産になると思います。子どもたちの輝く未来のためにも、ぜひ私たちと一緒に予防歯科に取り組み「悪くならない口腔環境」をつくっていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児咬合誘導/38万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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