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眼内コンタクトレンズで裸眼生活を
日帰りの近視・乱視矯正手術

みなとみらいアイクリニック

(横浜市西区/みなとみらい駅)

最終更新日:2024/01/15

みなとみらいアイクリニック 眼内コンタクトレンズで裸眼生活を 日帰りの近視・乱視矯正手術 みなとみらいアイクリニック 眼内コンタクトレンズで裸眼生活を 日帰りの近視・乱視矯正手術
  • 自由診療

近視、乱視でコンタクトレンズや眼鏡が手放せない。そんな生活に煩わしさを感じ、視力矯正手術を受けたいと思う人もいるだろう。その際、選択肢の一つとなるのが、眼内コンタクトレンズとも呼ばれる人工レンズを目に入れる手術だ。長年この手術を担ってきた「みなとみらいアイクリニック」主任執刀医の荒井宏幸先生は、「角膜を削る必要がなく、傷口が小さいため術後早期から視力が安定しやすく、戻りの反応もほぼないことが特徴です」と話す。同院では、乱視の矯正精度を高めるため「ガイドシステム」の導入など、より良い結果の追求とともに、患者の不安に配慮して手術時に低濃度笑気ガス麻酔を用いる。「快適な裸眼生活を送りたい」と願う患者のため、力を入れる「眼内コンタクトレンズによる日帰りの視力矯正手術」について、荒井先生に話を聞いた。

(取材日2023年12月26日)

日帰り手術で挿入する眼内コンタクトレンズ。術後の視力の安定性が高く汚れや劣化による定期的な交換も不要

Q眼内コンタクトレンズによる視力矯正手術とはどんなものですか?
A
みなとみらいアイクリニック 屈折矯正手術を専門とし、非常に多くの実績を積んできた荒井先生

▲屈折矯正手術を専門とし、非常に多くの実績を積んできた荒井先生

日常的にコンタクトレンズや眼鏡を着用する、近視や乱視の方に向けた手術です。視力を矯正するため、眼内コンタクトレンズを目の中の「後房」という虹彩と水晶体の間に挿入します。手術では角膜を切開するのですが、切開創が約3mmと小さいため縫合が不要です。傷口の治癒も早く、術後早期からの視力回復が期待できるでしょう。また、角膜を削ってカーブを変化させるレーシックと比べ、戻りの反応がほぼないので術後の視力の安定がしやすいこと、加えてドライアイも悪化しにくく、レンズは万が一の際には取り出せることも特徴です。角膜が薄いといった理由でレーシック手術が受けられなかった方も、こちらの手術は適応になる場合が多いですね。

Q手術のおおまかな流れを教えてください。
A
みなとみらいアイクリニック 手術内容のみならず、患者の不安に対しても丁寧に対応する

▲手術内容のみならず、患者の不安に対しても丁寧に対応する

手術当日は、まず点眼薬で瞳孔を広げます。その後、点眼麻酔をしてから、角膜の周辺部を約3mm切開し、そこから眼内コンタクトレンズを後房に挿入します。適切な位置に留置したら、広げた瞳孔を収縮させて終了です。所要時間は両目で30分程度です。その後30分ほど休憩を取り、眼圧を測定して診察を行います。眼圧が落ち着くまでは、休憩・眼圧測定・診察を繰り返す場合もありますが、診察で問題ないとなれば帰宅できます。また、しばらくは注意事項に従った生活や、定期検査が大切です。事前に詳しい説明を行いますので、不安なことは何でもお尋ねください。

Q手術は日帰りで受けられるのでしょうか?
A
みなとみらいアイクリニック 手軽に受けられる分、手術前後の注意事項をしっかり守ろう

▲手軽に受けられる分、手術前後の注意事項をしっかり守ろう

はい、日帰り手術が一般的で、入院は不要です。手術に加え、術前・術後の診療や休憩を含めても3時間程度で終わります。視力は早ければ翌日から安定するでしょう。手術後に目に違和感が出ることがありますが、傷口や炎症が治まれば改善に向かっていくものなので心配しないでいただきたいですね。ただ、手術の結果に影響を及ぼすため、注意事項は守っていただけたらと思います。例えば手術前であれば、コンタクトレンズ使用の中止期間や、点眼薬の使用などです。術後も薬の使用をはじめ、外出時・就寝時の目の保護、定期検査など、お願いしたい点がいくつかあります。

Q手術後の検査も重要なのですか?
A
みなとみらいアイクリニック 術後の定期検査も含めて、計画的に手術に挑もう

▲術後の定期検査も含めて、計画的に手術に挑もう

視力の回復の状態を把握したり、合併症を早期発見したりするには、定期検査をきちんと受けていただくことが大切です。特に手術後1か月は、慎重に様子を見ます。目の状態によっては通院日が増える可能性もあります。ですから、手術が終わってすぐに旅行や出張の予定が入っていて、その期間に来院できないという方については、残念ですが手術はお断りさせていただいています。それくらい術後の検査は大切なものであり、当院はそれを重視しているクリニックだとご理解いただけたらありがたいですね。

Qこちらのクリニックならではの手術の特徴を教えてください。
A
みなとみらいアイクリニック 先進機器を導入し、高い技術で患者の快適な裸眼生活をめざす

▲先進機器を導入し、高い技術で患者の快適な裸眼生活をめざす

手術では眼内コンタクトレンズを正しい位置に留置することが大切です。特に乱視用レンズは、角度が1度でも回旋すると乱視矯正の結果が変わってしまいます。そこで当院が活用するのが、先進機器「ガイドシステム」です。このシステムを使えば、乱視用レンズを固定すべき位置が、手術中の顕微鏡下に表示されます。例えば、手術時に目が動いてしまっても、1度単位の精密さで固定位置を示してもらうことが可能です。導入施設は限られていますので、当院の技術力の高さを表す設備の一つだと自負しています。また、私自身これまで非常に多くの手術に携わり、多様な度数に対応してきたことも当院の強みだと考えています。

ドクターからのメッセージ

荒井 宏幸先生

人生100年時代といわれますが、目が悪くなれば長生きを楽しむことは難しいでしょう。見える状態を維持するには眼科でのメンテナンスが重要です。また、災害時を想定しても裸眼で見えることには大きな意味があります。ただ、眼内コンタクトレンズによる視力矯正に興味があっても、手術に怖さを感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで当院は、患者さんが安心して手術に臨めるよう、点眼麻酔に加えて笑気麻酔も用います。歯科治療や無痛分娩でも使われていますので、リラックスして手術を受けていただきたいですね。眼科領域の治療は日進月歩ですが、当院では患者さんのために新しい方法を積極的に導入しています。ぜひ気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

眼内コンタクトレンズ手術/片眼:41万円~、両眼:82万円~

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