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大多和 秀幸 院長の独自取材記事

オータワ歯科クリニック

(横浜市鶴見区/鶴見駅)

最終更新日:2022/11/30

大多和秀幸院長 オータワ歯科クリニック main

JR鶴見線・鶴見駅西口からにぎやかな商店街を抜けてすぐ。路地に面したビルの2階に「オータワ歯科クリニック」はある。2005年の開業以来「子育てを応援するかかりつけ医」をうたう同院には、常に子どもたちの元気な声と笑顔があふれている。忙しい診療の合間に迎えてくれたのは、大多和秀幸院長。自身も4人の子を持つ父親として、「以前は泣いてばかりだった子が長く通い続けてくれるなど、子どもたちの成長を感じられるのが何よりの喜びです。家でもクリニックでも子どもの声に囲まれているので、うるさいなどと感じたことはありませんよ」と優しい笑顔を見せる。複数の歯科医師や歯科衛生士ら多数のスタッフとともに、地域の子育て世代を強力にサポートする同院について、詳しく話を聞いた。

(取材日2022年3月11日)

子どもが受診しやすい工夫で子育てを応援する歯科医院

まずは院長のご経歴とクリニックの成り立ちから伺います。

大多和秀幸院長 オータワ歯科クリニック1

松本歯科大学を卒業後、同大学の口腔外科学第二講座に入局。口腔外科の技術を培い、開業勤務医として広く経験を積み、2005年にこの場所で開業しました。下の階にある医院は父が50年以上前に開業し、現在は兄が継承して診療を続けています。隣にある実家で生まれ育ったため、私にとっての鶴見はまさにホームタウンといった存在。現在は市内の別エリアから通っていますが、毎日出勤するとほっとするんです。いずれはまたここに住みたいと思っているくらいです。そんな思い入れとなじみのある街に歯科医師として貢献できるのは、皆さんに恩返しができているようで心からうれしく感じています。

クリニックの特徴を教えてください。

一般歯科から義歯、インプラント、口腔外科まで幅広く対応していますが、中でも小児歯科と小児矯正、小児の予防歯科に力を入れているところが特徴です。私の得意分野は口腔外科であり、小児歯科ではありません。しかし、クリニックの立ち上げと、私自身が親になったタイミングがちょうど重なり、子育ての経験を踏まえて少しでもお子さんに対応しやすいようにと工夫を重ねるうち、自然と多くのお子さんと親御さんに来ていただけるようになりました。スタッフも育児中や、子育てを経験した者がほとんどで、それぞれの子育てを通しての経験から少しでも喜んでもらおうと工夫を重ねた結果が現在のクリニックの姿となっています。

お子さんのための工夫を具体的に伺えますか?

大多和秀幸院長 オータワ歯科クリニック2

キッズスペースを広めに確保し、保育士資格を持つスタッフも在籍しています。ただお子さんを預かるだけでなく、親御さんの子育てに関する悩みや相談を聞くことができるのも当院の強みです。また、お子さんでも楽に乗り降りできるサイズの診療台を設置した個室や、ベビーカーのまま入れる親子診療室などもあります。ビル全体がバリアフリー設計になっているので、お子さん連れはもちろん、どなたでも安心してご来院いただけます。何より、子ども好きなスタッフが子どもの好みや流行に合わせた壁面の装飾や治療を頑張った子のためのメダルなど手づくりしてくれており、喜ばれているようです。

泣いてしまうのは当たり前、気兼ねなく受診してほしい

初めての歯科受診では嫌がったり、泣いたりしてしまう子もいるのでは?

大多和秀幸院長 オータワ歯科クリニック3

そうですね。初めてのお子さんにとっては慣れない空間で何をされるかわからない状態ですから、そうしたことも当たり前と捉えています。泣いてしまうことを懸念して受診をためらう親御さんがいらっしゃるようですが、当院ではスタッフはもちろん患者さんも子ども好きの方がほとんど。気兼ねなくお連れいただければと思います。嫌がるお子さんには無理強いすることなく、診療台に上がる、次に口を開けるなど、できることから少しずつ行い、時間をかけて慣れてもらうようにしています。中には男性に慣れていないというお子さんもいらっしゃいますから、初診のお子さんは女性歯科医師が担当させていただくことも多いです。歯科医院に慣れ、歯科医師を信頼して一度口を開けてくれれば、その先は継続して治療を行えるようになります。泣いてばかりだった子が治療を受けられるようになれば親御さんはお喜びになると思いますが、私たちも同様に成長をうれしく思います。

小児期からの歯科受診が必要な理由は何ですか?

虫歯や歯周病を予防するためには、早くからお口の中の環境を整えることがとても重要です。虫歯は減少傾向にあるものの、若いうちから歯周病に罹患するケースが増えています。小さなうちから予防意識を持っておくことで、長い目で見て負担を抑えながら良い状態を保つことが期待できます。また、矯正では一定の段階を超えると健康な歯を抜く必要があることもあり、年齢が上がると矯正方法の選択肢が狭まってしまうこともあります。また、歯磨きなどの良い習慣は幼い頃から身につけておかないと、大きくなってしまってからではなかなか身につきません。一般に「3歳くらいになったら」などと言われることもありますが、当院では赤ちゃんの診療も可能です。良い習慣を身につけていただく意味でも、歯が生え始めたらできるだけ早めに受診することをお勧めしています。

ほかに力を入れていらっしゃることはありますか?

大多和秀幸院長 オータワ歯科クリニック4

力を入れているというよりは、近年インプラント治療のニーズの高まりを感じ口腔外科での経験も生かせると思い治療を提供していきたいと考えています。すべての方にお勧めできるわけではありませんが、入れ歯とは違う噛む喜びを味わうことが望めますし、他の歯への負担もありません。従来の入れ歯に不満をお持ちの方にはぜひ検討していただきたい治療です。また、セラミックとプラスチック素材を混ぜた白い修復物の保険適用範囲が徐々に広がりつつありますが、当院では3Dデータをもとに短時間で精密な修復物を製作できるCAD/CAMシステムも導入しており、最短で当日の対応も可能になりますので、お忙しい方にはメリットが大きいのではないでしょうか。また、ニーズを受けてホワイトニングも導入しました。スタッフが勉強会に参加するなど熱心に取り組んでいます。

大好きな街・鶴見に暮らす人々の元気を支え続けたい

院長が歯科医師を志されたきっかけは何だったのでしょう。

大多和秀幸院長 オータワ歯科クリニック5

医療の分野を選んだのは、やはり父の影響が大きかったように思います。「医は仁術なり」という言葉があるように、ドクターは人の体を診るだけではなく人を助ける存在。自分の時間を割いても患者のために尽くす姿に、自身もそうでありたいと思うようになりました。

休日の気分転換方法を教えてください。

釣りに行くことです。家には一番下はまだ小学生の子どもが4人と犬が2匹いますので、一緒に海に出かけたり、ドライブや散歩を楽しんだり、ドッグランに行ってみたりなど、にぎやかに過ごしていることが多いですね。

今後の展望があれば教えてください。

とても良いスタッフが多くそろっていますので、その活躍の場を増やして、良い医療を提供していきたいという思いはあります。また、長男が現在歯学部で学んでおり、いずれ一緒に診療できるようなことがあればと将来を楽しみにも感じています。

読者にひと言メッセージをお願いします。

大多和秀幸院長 オータワ歯科クリニック6

鶴見という街は近年ファミリー層も増え、小さなお子さんとお年寄りがバランス良くいらっしゃり、どの世代も生き生きと元気に暮らしている素晴らしい街だと感じます。私自身も生まれ育った大好きな街・鶴見にお住まいの方には、いつまでも食べる楽しみを失わず元気でいていただきたいと思っています。歯が生えたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、お口の健康を守るお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/25万円~、成人矯正/60万円~、小児矯正/30万円~、ホームホワイトニング/1万8900円~、オフィスホワイトニング/2万2000円~

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