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歯科衛生士から歯科技工士まで
チームで支える患者目線の歯科治療

きばやし歯科医院

(長岡京市/長岡天神駅)

最終更新日:2023/03/14

きばやし歯科医院 歯科衛生士から歯科技工士まで チームで支える患者目線の歯科治療 きばやし歯科医院 歯科衛生士から歯科技工士まで チームで支える患者目線の歯科治療
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長岡京市で25年近く地域の歯科診療を担い、インプラント治療から矯正歯科、歯周病治療や審美歯科まで、専門性の高い診療を特徴とする「きばやし歯科医院」。その診療の下地となっているのは、非常勤の歯科医師や常勤の歯科衛生士や受付といった院内スタッフはもちろん、開院以来提携している歯科技工士とも親密に連携して取り組むチーム医療だという。チーム一丸となって、患者のために何ができるかを常に追求し続ける。そんな同院の独自のチームワーク医療にスポットをあて、具体的な取り組みやコンセプト、スタッフ教育の実例などを同院の要である木林博之院長にじっくり聞いてみた。

(取材日2021年6月16日/2023年1月20日)

すべては患者のために。意識の共有と外部との交流で強力なチームワークを実現

Qこちらのスタッフ体制を教えてください。
A
きばやし歯科医院 同院のチーム体制について語る木林院長

▲同院のチーム体制について語る木林院長

現在は私以外に非常勤の歯科医師が4人、歯科衛生士は常勤5人と非常勤1人。他にも受付や患者さん誘導などのアシスタントがいます。歯科医師の大半は私が臨床教授を務める大阪大学大学院の先生方ですが、いくら治療が高レベルでも、その後のメンテナンスがお粗末では歯は決して長持ちしません。そこで数年間、外部講師による歯科衛生士教育を基礎から徹底して行いました。歯科衛生士は10年以上臨床経験のあるベテランが多く、子育て経験なども豊富ですから、どなたでも安心してメンテナンスを受けていただけるでしょう。私はこうしたスタッフを誇りにしていますし、そのチーム力は他院に決して負けないと自負しています。

Q院内でのチームワークや連携はどのようにしていますか?
A
きばやし歯科医院 院内での情報共有を大切にしているという

▲院内での情報共有を大切にしているという

重要なのは情報の共有です。毎日、お昼に全体ミーティングを行い、患者さんの情報を共有しています。皆さん、歯科衛生士が交代するたびに同じことを聞かれたり聞かされたりした経験があるのではないでしょうか。当院では情報をきちんと引き継いだ上で、その内容を担当歯科衛生士が認識し、その内容を反映した患者さんへの声かけを行い患者さんの不安を取り除き、信頼感を得るようにしています。あと、私は患者さんに対して真剣なあまり、「もっと自分を大切にしてください」と苦言を呈してしまう時がたまにありますが、そういう時もスタッフが後でうまくフォローを入れてくれているようですね。これも一つのチームワークではないかと思います。

Q歯科技工は外注だそうですが、そちらとの連携は?
A
きばやし歯科医院 歯科技工士との連携を強みの一つとしている

▲歯科技工士との連携を強みの一つとしている

院内スタッフと並んで重要なのが歯科技工士の存在で、当院には欠かせないチームの一員です。私も歯科技工士経験がありますから、その仕事や考えはよく知っています。私が絶対的な信頼を寄せているのが、世界で知られるスイスの技工士に学んだ方で、常に素晴らしい仕事を提供してくれます。彼のラボは当院の2軒隣にありますから、毎日のようにミーティングを行います。担当する治療で形や色の再現が難しい場合では、仕上がり時のチェックや色合わせでチェアサイドまで確認に来てくれます。他にも数軒の技工所にお世話になっていますが、お互いの仕事をリスペクトしながら理想のイメージを共有していくことが何より大切だと考えています。

Qスタッフのスキルアップのための独自の取り組みはありますか?
A
きばやし歯科医院 スタッフの教育には力を入れている

▲スタッフの教育には力を入れている

患者さんには少しご迷惑をおかけしていますが、月に1回、午後を休診にして外部講師を招いた院内セミナーを開いています。技術的なスキルだけでなく、患者さんへの対応、社会人としてのマナーや心得、歯科技工士さんとの交流など、いろいろと方向を変えていますので、マンネリになりがちなベテランスタッフも新鮮な感覚で熱心に受講しています。あと、最近の取り組みとしては他院への1日出向ですね。専門の先生のもと新たな技術や考え方が学べますし、逆に頼りにされて教えたり手伝ったりすることも自信につながるでしょう。職場を変えてみると新たな気づきが得られます。こうした外部との交流も、仕事のモチベーションを上げるには有効ですね。

Q今後の方針について、院長の考えを聞かせてください。
A
きばやし歯科医院 今後のチーム体制について力強く語る木林院長

▲今後のチーム体制について力強く語る木林院長

今は歯科医療もDX(デジタルトランスフォーメーション)が進み、口腔内スキャナーや光学印象などを駆使することで驚くほど精密な型採りやデータ収集が可能です。私たちも旧来の手法に固執せず、さらなる先進機器を導入しながら新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。ただし、どれだけ機械や材料が進化しても、安定した口内環境をつくることができなければ何をしても徒労に終わってしまいます。歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の知識、経験と技量が鍵を握っていることに関しては、昔も今も何ら変わりません。すべては患者さんのため。その信念を常に頭に置き、今後もさらなるチーム医療の充実に努めていきたいと考えています。

ドクターからのメッセージ

木林 博之院長

当院は歯周病治療からインプラント治療、矯正治療、審美歯科まで、専門性に特化した歯科診療を提供してきました。しかし、それは歯科医師の知識や技術だけでなし得るものでは決してありません。歯科衛生士や歯科技工士、受付、助手にいたるまで、スタッフ全員のチームワークに支えられてこそ実現するものです。当院のスタッフは全員が一定のキャリアを積んでおり、患者さんのサポートを安心して任せることができます。技術的にも人間的にも信頼できるチーム体制があるのは、院長として本当に幸せなことですね。ずっと継続していくことが当院の発展になりますし、何より患者さんのためになる。そういう思いでこれからも励んでいきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/48万4000円~、矯正/6万6000円~、ジルコニアクラウン/11万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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