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子どもの頃から歯を大切にする意識を育み
自発的歯科受診をめざす

たつみ歯科医院

(大阪市旭区/森小路駅)

最終更新日:2022/02/04

たつみ歯科医院 子どもの頃から歯を大切にする意識を育み 自発的歯科受診をめざす たつみ歯科医院 子どもの頃から歯を大切にする意識を育み 自発的歯科受診をめざす
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超高齢社会を迎える中、生涯自分の歯を健康に保つためには歯の二大疾患である虫歯・歯周病の予防が重要だ。いずれの疾患も予防が可能であり、歯を削ったり抜いたりするような治療を受けないで済むよう小さいうちからの予防と管理の習慣づけが重要となる。「たつみ歯科医院」の巽継一郎院長は「早い段階でかかりつけの歯科医院を見つけ、定期的なメンテナンスとご家庭でのセルフケアを意識することでお子さん自身も歯を大切にする意識が自然と持てるはずです」と呼びかける。同院で特に力を入れている予防歯科についてその重要性やスタート時期などを詳しく話してもらった。

(取材日2021年10月5日)

早い時期からの正しい口腔ケアと生活習慣は将来の健康の礎となる

Q歯科医院には何歳頃から通えばよいのでしょう?
A
たつみ歯科医院 妊婦のうちから予防が大切と語る巽院長

▲妊婦のうちから予防が大切と語る巽院長

当院ではマイナス1歳からの虫歯予防をスローガンに、妊娠がわかったらまず受診することをお勧めしています。生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌は存在しません。多くは大人の唾液が赤ちゃんの口の中に入ることで感染してしまうので、あらかじめお母さんとお父さんの口の中の虫歯菌や歯周病菌を少ない状態にして赤ちゃんを迎えてあげることが大切です。虫歯ができてから歯医者デビューをすると「歯医者は虫歯を治す痛い所」というネガティブなイメージがついてしまいがちです。虫歯予防に「早すぎる」ということはありませんので、生後3、4ヵ月頃から受診してください。将来自発的に通いたくなるような診療と接遇を大切にしています。

Q予防歯科はどんなことをするのですか?
A
たつみ歯科医院 患者が理解しやすいように説明

▲患者が理解しやすいように説明

予防歯科は、虫歯や歯周病の発症を未然に防ぎ口腔内の健康を維持することを目的とした治療で、歯科衛生士が中心となり患者さんをサポートします。まずは現在のお口の状態を把握するために、歯周病検査、エックス線撮影、唾液検査などを丁寧に行います。カウンセリングでは患者さんの生活習慣などをお聞きし、目標や改善方法を一緒に考えていきます。その後、落としきれていない歯垢や歯石を専用の機器で取り除いたり、クリーニングを行ったりします。当院ではご家庭でのセルフケアの指導に特に力を入れています。予防歯科は「自分の歯を守るのは自分」ということに気づいていただく意識改革だと考えています。

Q子どもの予防歯科についての取り組みを教えてください。
A
たつみ歯科医院 無理せず通うことができるように工夫をしている

▲無理せず通うことができるように工夫をしている

まず、小さい頃から歯科医院の環境に慣れることで「歯医者は怖くない所」だと認識してもらうことが大切です。当院では生活習慣のアドバイスを大切にしていて「離乳食はこの時期から始めましょう」「おやつの種類はこういうものがお勧めですよ」「ストローマグは舌の機能発育に影響があって口呼吸になりやすいので日常的に使うのをやめましょうね」などと具体的にお話ししています。あれもこれも駄目となるとストレスがたまりますので、無理のない範囲で改善できることを一緒に始めていきましょう。

Q子どもの頃から予防する大切さを教えてください。
A
たつみ歯科医院 スタッフも気さくで子どもも通いやすい雰囲気

▲スタッフも気さくで子どもも通いやすい雰囲気

ご高齢の方は「もっと若い時に予防を心がけておけばよかった」と皆さん口をそろえておっしゃいます。一度虫歯になると治療はできても、元の状態は二度と取り戻せません。小さい時からまず虫歯にならないような生活習慣がとても大切です。子どもの頃に正しい習慣を身につけることは成長しても自分の健康を自分で守る力につながります。虫歯のない歯を維持できれば、定期検診のみで痛い思いをすることがほとんどないので、結果的に歯医者嫌いの子どもを減らすことにもつながります。お口の健康は食べるだけでなく、顔つきや姿勢などにも深く関わります。小さな頃から歯を大切にする気持ちを育むことが何より大切だと考えます。

Qどのくらいの頻度で通うのが適切ですか?
A
たつみ歯科医院 丁寧でわかりやすい説明をする巽院長

▲丁寧でわかりやすい説明をする巽院長

お口の状態によって異なりますが、当院では1、2、3ヵ月ごとに通われる方が多いです。定期的な受診は、疾患の早期発見・治療にもつながりますし、セルフケアの磨き残しなどの気づきにもつながります。定期検診を受けている人と、そうでない方を比較すると将来の歯の残存数は大きく変わります。当院では、長くても1年は空けないようにとお話ししています。ご自身で気づかないうちに少しずつ進行し、自覚症状を感じた頃には既に抜歯する選択肢しか残されていないケースもあります。後悔しないためにも「このまま放置するとこうなりますよ」とお話しして、患者さんご自身にも危機感を持っていただきご自身のお口に関心を持ってほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

巽 継一郎院長

髪が伸びたら美容室に行くように、口腔内の健康を維持するために定期的に歯科医院を受診するのが当たり前の社会環境にしていくことが私たちの使命です。お口は食べたり話したりするだけでなく、全身の健康の入り口です。最近では歯科と全身の病気との関わりが注目されており、全身の健康を維持するためにはお口の中を健康に保つことがとても重要です。スタッフ一同温かい接遇を心がけていますので、些細なお悩みも気軽に相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

唾液検査/1200円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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