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竹内 友彦 院長の独自取材記事

竹内歯科医院

(島田市/島田駅)

最終更新日:2021/10/12

竹内友彦院長 竹内歯科医院 main

島田駅の南側、すぐそばにショッピングモールがある住宅街の一角に「竹内歯科医院」が移転開院したのは2020年7月のこと。院長の竹内友彦先生は、優しく穏やかな人柄。地域のかかりつけ医として、一般歯科、小児歯科、インプラント治療など幅広い診療に対応し、「自分や家族がしてほしいと思う治療」を心がけて真摯に診療を行っている。患者の希望やライフスタイルを考慮した上で、その人に合った最適な治療を提案するなど、オーダーメイドの診療を提供する。そんな竹内先生に、同院のこだわりや地域医療への思いを聞いた。

(取材日2021年1月27日)

父の歯科医院を受け継ぎ、地域に貢献を続けたい

最初に、移転開院されたきっかけを教えてください。

竹内友彦院長 竹内歯科医院1

竹内歯科は、現理事長の父が40年ほど前に開業した歯科医院です。私は7年前に神奈川県から地元の島田市に戻ってきて、こちらに移転するまで父の診療所と、市内の別の診療所で診療をしていました。父の診療所はかなり古くなっていたので、バリアフリーや感染症対策などの面で患者さんにご不便をおかけしていることが気になって、新しい建物で改善をしたいと考えていました。旧医院はすでにスペースがいっぱいで、動線も不便だったので、こちらに帰ってきた頃から将来的に新しくしたいと考えていました。

移転したことで患者層などに変化はありましたか?

以前よりも場所がわかりやすくなりましたし、近くに大きなショッピングモールがあるので市民の皆さんに認知されるようになり、患者さんの年齢層が広がったと感じます。近くに幼稚園があるので、お子さん連れのファミリー層も多いです。父の代からの患者さんだと、3世代、4世代で通ってくださっているご家族もいて、私の子ども時代を知っている方もいらっしゃいます。そういった方たちを診させてもらって、喜んでいただけたら本当にうれしいです。地域の方たちの健康を守っていくことができるのは、ありがたいことだと感じています。

歯科医師をめざされたのはお父さまの影響ですか?

竹内友彦院長 竹内歯科医院2

そうですね、身近に歯科の診療がある環境でしたから。昔の診療所なので自宅と一緒になっていて、子どもの頃はよく診療所に遊びに行ったものです。自分が治療されている時や、父の仕事をしている姿は自宅にいる時とは別人のようで、その違いが印象に残っています。夜間や休診日に自宅のほうに電話がかかってくることもあったのですが、そういう時でも父は急患を診てあげたり、夜間に応急処置を施してあげたりしていました。私も子どもながらに手伝えることは手伝っていたので、痛くて困っている人たちに、父ができる限りのことをしてあげていたと記憶しています。困っている人が安心して笑顔で帰っていく姿を見て、憧れたのでしょうね。小学校の文集にも、将来の夢は歯科医師だと書いていました。

旧医院の不便を解消し、感染症対策を徹底

移転の際に力を入れた点を教えてください。

竹内友彦院長 竹内歯科医院3

以前の不便を解消するために、動線やバリアフリーなどにこだわり、特に感染症対策を徹底しています。移転の計画を立てていた当時は新型コロナウイルスの流行前だったのですが、患者さんの安全を守るためにも感染症対策はきちんとやりたいと思っていました。診療室には歯科医院用の空気浄化装置を取りつけ、個々のユニットを仕切りで区切ってすべてに口腔外バキュームを設置し、血液などが飛沫しないように防いでいます。機材の消毒・滅菌では、世界レベルのクラスBの滅菌機など計3台の機器を使い、あらゆる感染リスクの軽減に努めています。使用する機材はタービンはもちろん、すべて個別にパックされたものを使用し、個室も用意しています。開院前の内覧会では、滅菌や消毒のコーナーに注目をしていた方が多く、当院なら安心して治療を受けられると感じていただけたのではないかと思います。

何かこだわりを持って診療されていますか?

近年の歯科診療は、「初診時にはまず検査を行う」といったようなマニュアル化が進んでいます。しかし当院ではあえてマニュアル化をせず、まずは主訴を聞いて、痛い人には応急処置だけでも行うようにしています。効率は悪いのかもしれませんが、地域の人のためになる医療を実践していかなければならないと思うからです。例えば痛い時に、検査ばかりされて処置をしてもらえなくて、1ヵ月後の予約を待たなければならない、となったら患者さんはどう感じるでしょうか。患者さんが痛くて困っているなら、何とか助けてあげるのが医療ではないかと思うのです。ですから急患の方が来た場合、予約の方もいるのでお待たせしてしまうかもしれませんが、その日のうちに何らかの処置を行うように心がけています。

力を入れている診療はありますか?

竹内友彦院長 竹内歯科医院4

何かに特化するよりもオールマイティーに何でも対応できることをめざしていますが、その中でも治療を終えた後の予防には力を入れています。歯を「治す」から「守る」ことに意識を向けてもらえるように、患者さんにお話ししています。もう一点、心がけていることは「なるべく歯を温存する」ということ。歯を抜くことは簡単ですが、自分の歯で食べられるならそれが一番です。例えば歯を移動させたり、歯周病でぐらぐらしている歯を使えるようにしたりと、抜く前にできることがあれば、患者さんに選択肢として提案しています。ただ患者さんの希望やライフスタイルもあるので、その点を考慮した上で治療内容は決定します。自分や、家族がしてもらいたいような治療を提案するようにしていますね。また、当院では、インプラント治療や審美面に配慮した治療のご相談も多く、先進の機器と技術を駆使し、日々の診療に取り組んでいます。

一般歯科からインプラント治療まで先進の医療で貢献

診療方針や心がけていることを教えてください。

竹内友彦院長 竹内歯科医院5

治療を待っている人、痛くて困っている人がいれば、主訴を改善してあげたいです。また、悪くなってからではなくて、悪くなる前にできることがあれば、積極的に介入して良い方向に持っていきたいとも考えています。例えば親知らずがあって、そのままにしておくと他の歯に悪影響が出ることが予想されるなら、早い段階で抜歯してしまったほうが将来的に口腔内を良い状態に保ちやすいと考えられます。これまで介入しなかったことで悪くなった人をたくさん見てきたので、患者さんとお話しをして、意識づけをしていきたいです。私が島田に戻って来た頃と比べて、地域の方の歯の健康に対する関心は高まっていると感じるので、より多くの人が関心を持ってもらえるような働きかけが必要なのかなと思います。

印象深い患者さんとのエピソードはありますか?

治療が怖くて、最初は顔も見てくれなかったお子さんが、お話やトレーニングを通じて落ち着いて座っていられるようになる姿を見ると、とてもうれしいです。子どもは素直なので嫌なことは隠しませんし、信頼をしてくれないと触らせてもらえませんからね。おうちの方から「子どもが歯医者さんを楽しみにしている」と聞いた時はとてもうれしかったです。お子さんのトラウマにならないように、自分が子どもの頃にされて嫌だったことはしないようようにしています。お子さんの様子を見て、お母さんも治療に来てくれることも多いですよ。当院には保育士の資格を持つスタッフもいますし、私自身も小学生と1歳の子どもの父親なので、親子で気兼ねなく来ていただけたらと思います。

今後の展望をお聞かせください。

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地域への貢献を第一に、規模を拡大するよりも、地に足をつけてかかりつけ医としてできることを行っていきたいです。患者さんは一般歯科から小児歯科、予防歯科、インプラント治療、審美面に配慮した治療まで、幅広く来ていただいていて、さまざまな要望をいただいているので、最新の医療を常に勉強してしっかりと応えていきたいです。口腔内の健康は、全身の健康にもさまざまな影響を与えます。皆さんの口腔内の健康を守り、地域の医療に貢献していきたいと考えていますので、些細な心配事でも気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円、セラミックのかぶせ物/4万~10万円

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