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渡部 哲也 院長の独自取材記事

太平歯科医院

(札幌市北区/百合が原駅)

最終更新日:2021/10/12

渡部哲也院長 太平歯科医院 main

百合が原駅より徒歩10分、閑静な住宅街の一角にたたずむ「太平歯科医院」。2017年7月の開業以来、高齢者を中心に小さな子どもから成人まで幅広く診療を行うのは、院長の渡部哲也先生だ。大学卒業後、数多くのクリニックで研鑽を積んできた経験を糧に、一般歯科や小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科とオールマイティに対応している。開業後も「初心を忘れたくない」という思いから休診日に他院でアルバイトを行うなど、勉強熱心な一面も。今回、取材陣の質問に対して丁寧に応えてくれる姿勢からは、渡部院長の誠実な人柄がひしひしと伝わってきた。アットホームな診療を大切に、診療時間外の急患にもできる限り対応しているという患者想いの渡部院長に診療方針や患者層、今後の展望などたっぷり語ってもらった。

(取材日2021年7月10日)

困っている人を助けるために、診療時間外の急患対応も

今年で開業5年目だそうですね。

渡部哲也院長 太平歯科医院1

そうなんです。たまたまお声かけいただき、ご縁があってこの地に開業しましたが、おかげさまで開業5年目を迎えることができました。当院はご高齢の方を中心に、小さな子どもから成人まで幅広い患者さんにお越しいただいています。駅近とかではなく、住宅街の中にあるクリニックですが、だからこそアットホームな感じで良いかなと。近年は患者さんのご紹介やクチコミなどで新たに来院される方も増えてきました。

診療方針について教えてください。

患者さんがいつまでもおいしく、楽しく食事ができるようなお手伝いがしたいと考えています。「太平歯科医院に来て良かった」と思っていただけることが目標です。当院は虫歯や歯周病など一般歯科や小児歯科、親知らずの抜歯や顎関節症の治療など歯科口腔外科、目立たないように行う歯列矯正、ホワイトニングなど審美歯科と、さまざまな診療に対応しています。何でも相談しやすい歯科医院をめざしていますので、「地域のかかりつけ医」としてぜひご活用ください。

診療時間外の急患にも対応しているとお聞きしました。

渡部哲也院長 太平歯科医院2

はい。平日の水曜日以外は19時まで、土曜日は13時まで診療を行っていますが、診療時間を多少過ぎても、できる限り対応するように努めています。例えば、「急に歯が痛みだした」「入れ歯が当たって痛くて食べることができない」など、お困りのことがあれば気兼ねなくご連絡いただけたらと。お口の中の調子が悪いと、当然ながらよく食べることができなくなってしまいますよね。診療時間外でも応急処置を行い、少しでも食べられるようになっていただきたいと考えています。というのも、私の母が危篤状態のときになかなか診てもらえる病院がなく、とても困った経験があり、診療時間外でも対応しようと考えるようになりました。困っている人を助けることが医療機関の役目だと考えています。

初心を忘れることのないように

患者の主訴として多いのは、どのような症状でしょうか?

渡部哲也院長 太平歯科医院3

当院はご高齢の患者さんが中心ですので、入れ歯や嚥下のトラブルなどで来院される方が多いですね。定期的に当院に足を運んでくれる歯科技工士としっかり打ち合わせを行い、入れ歯や義歯の作製から調整まで対応しています。細かいご要望に沿った入れ歯・義歯の提供をめざしていますので、何なりとお申しつけください。また、入れ歯はどれほど精巧につくっても、慣れるまでに違和感があるものです。少しでも痛みや違和感を減らせるように調整を行うなど、治療後のアフターフォローも丁寧に対応させていただいています。

スタッフについても教えてください。

ありがたいことに、患者さん想いのスタッフがそろっています。僕の代わりに、治療後に「大丈夫ですか?」「気分は悪くないですか?」と声をかけてくれるなど、患者さんを親身にサポートしてくれていますよ。スタッフたちのワークライフバランスも考え、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。また、僕も含め、スタッフみんなが子どもの対応も得意ですので、ぜひ親子でもご来院いただけたらと。お子さんのお口の健康を守るのはもちろん、親御さんへのサポートなども丁寧に対応させていただきます。歯磨きの仕方や食事の取り方など生活習慣のアドバイスも行いますので、何か不安や疑問などがあればお気軽にご相談いただけるとうれしいです。

先生は今も他院での診療も行っているそうですね。

渡部哲也院長 太平歯科医院4

そうなんです。これまで数多くのクリニックで経験を積んできましたが、初心を忘れたくないという思いから今でも、当院だけではなく、他のクリニックでも診療しているんです。というのも、開業してから経営者って難しいなと思うようになって。すべてを自分で判断しなければいけないので、偉くなったわけではありませんが、何事にもブレーキが利きづらくなるんですね。それではまずいなと考えるようになりました。スタッフたちのためにも「雇われている」という感覚も忘れてはいけないと思い、休診日の日曜日には他のクリニックで勤務させていただいています。

ということは、ゆっくりできるのは水曜日だけですね。

中学校の学校歯科医を務めていますので、水曜日はその検診に行ったり、市の3歳児健診を担当したり、クリニックの事務作業を行ったりと、なかなか休む暇はないですね。経営者になったことで、簿記や英語の勉強なども始めるようになりました。勤務医時代、祝日以外は毎日働くような日々を送っていたこともあったのですが、その頃と大して変わっていないのかもしれません。この感覚に慣れていますし、年間300日以上は働いている気がしますね(笑)。

オールマイティーに対応し、地域医療への貢献をめざす

ところで、先生はどのような子どもでしたか?

渡部哲也院長 太平歯科医院5

何もできない子どもでした(笑)。背も低いし、スポーツもできるわけではないし、頭も良くありませんでしたよ。小学校1、2年の担任の先生と高校時代に再会したのですが、「哲也君がここにいるのは、お父さまとお母さまの努力の結果ですね」と言われたのを覚えています。他にも、歯科医師になったことを知った中学校時代の先生からは「何百人、何千人って子どもを知っているけど、七不思議」なんてしみじみと言われてしまいました(笑)。とはいえ、学生時代に医療の道に興味を持ち、必死に勉強して歯学部に入学することができましたよ。

それが今は歯科医師になり、多方面で活躍されています。

何かあったときに、「これは知らない」という状況にならないようにしたいんです。歯科医師としてオールマイティーに対応しながら、経営者として受付から会計まで一人でもできるようにしています。実はケアマネジャーの資格を取得したり、障害者についての勉強会に参加したりもしているんですよ。これからも地域医療に貢献できるように、研鑽を積んでいきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

渡部哲也院長 太平歯科医院6

「いつまでもおいしく食べられる」ということは、すばらしいことです。人生100年といわれる時代にお口の中ってすごく大切なポイントになってくるんですね。僕自身、それに携われることに誇りを持ち、これからも頑張っていきたいと思っています。何かお困りのことがあれば、遠慮なくお声かけください。たとえ症状がなくても、健康診断のように当院を活用していただけるとうれしいですね。これからも患者さんのお口の健康を守っていけるように、たくさんの人たちに頼られる「地域のかかりつけ医」をめざしていきたいです。十分にご説明し、患者さんにふさわしい治療の提供に努めていきますので、ぜひお気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~、審美歯科(セラミックを用いた治療)/4万円~、ホワイトニング/3万円~、矯正歯科/片顎20万円~(月額5000円~)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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