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保険・自費関係なくマイクロスコープを使った
精密治療のメリット

にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院

(練馬区/大泉学園駅)

最終更新日:2023/12/22

にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 保険・自費関係なくマイクロスコープを使った 精密治療のメリット にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 保険・自費関係なくマイクロスコープを使った 精密治療のメリット
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院内のユニット6台すべてにマイクロスコープを備え、初診の段階から保険診療・自費診療関係なく患者の口腔内の細部まで確認し、精度の高い治療をめざす「にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院」。同院では歯科医師のみならず歯科衛生士もマイクロスコープを使用するという。横石智哉院長は、マイクロスコープを使う理由について、「よく見えることはもちろん、撮影した画像や動画を患者さんやスタッフと情報共有してチーム診療に生かせるので、とても重宝しています」と語る。歯科治療でマイクロスコープを活用することの強みや、どのように診療に取り入れているかについて、横石院長にたっぷりと語ってもらった。

(取材日2023年11月21日)

歯科医師も歯科衛生士も、スタッフ全員でマイクロスコープを活用し、患者と同じ目線で口腔内環境の把握を

Qなぜ、すべての治療にマイクロスコープを活用しているのですか?
A
にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 どんな患者にも初診でマイクロスコープを使用し、口の状態を診る

▲どんな患者にも初診でマイクロスコープを使用し、口の状態を診る

例えば虫歯治療の際、削ったその奥まで肉眼で確認することは困難です。見えない状態で治療すれば、虫歯部分を完全に取り去ることは難しく、再治療の可能性が高くなってしまいます。最大約20倍まで拡大し、明るく照らしながら視認できる歯科用顕微鏡のマイクロスコープは、歯の根の先端や、歯への破折の入り方などもよく見えます。そして何より、歯科医師の目線から診た口腔内の状況を写真や動画で患者さんと共有できるんです。これがマイクロスコープを採用した一番の理由です。これにより患者さんが自分のお口の状態を客観的に把握できますし、歯科医師側も歯科衛生士との情報共有がスムーズに行え、より良い治療につながると考えています。

Qマイクロスコープを活用した治療のメリット・デメリットは?
A
にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 患者に合った治療方法を提案してくれる

▲患者に合った治療方法を提案してくれる

先ほど申し上げた「よく見える」「情報共有ができる」ことに加え、撮った写真や動画を保存できるため、治療を継続する中で患者さんとこれまでの経過を振り返ることができます。また、歯を抜かなければならなくなってしまったときも、画像を一緒に見ながらその理由について詳しく説明することで、より深く納得していただけるでしょう。患者さんが不安を感じることなく治療に臨めれば、末永く信頼関係を構築していけるのではないかと考えています。片やデメリットですが、強いて挙げるとすれば、マイクロスコープで見る際、患者さんがお口を開けている時間が長くなりがちな点です。なのでその都度お声がけするなど、こまやかな配慮に努めています。

Qマイクロスコープを活用した治療で心がけていることは何ですか?
A
にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 患者に負担がかからないよう、配慮しながら治療してくれる

▲患者に負担がかからないよう、配慮しながら治療してくれる

通常の治療と同様、マイクロスコープを活用した治療でも、お口に触れるときは優しく、違う姿勢になってもらうときはその都度声をかけ、患者さんに不快感を与えないようできる限り配慮しています。ミラーを使ってマイクロスコープをのぞくときは、患者さんのお口を強く押さえすぎないようにしたり、ミラーを入れる角度を工夫していますね。またマイクロスコープを活用した治療を行うクリニック向けのセミナーにもスタッフが参加しトーレニングを重ねています。マイクロスコープは導入したからといってすぐに使えるようになるわけではありません。若いスタッフを育成しながら、クリニック全体で患者さんの負担に配慮した環境づくりに努めています。

Q歯科衛生士もマイクロスコープを使用すると聞きました。
A
にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 研鑽を積んだ歯科衛生士もマイクロスコープを使用し治療にあたる

▲研鑽を積んだ歯科衛生士もマイクロスコープを使用し治療にあたる

当院には、常勤・非常勤含め5人の歯科衛生士がいますが、全員マイクロスコープを使用します。患者さんのお口の中を詳細に観察し、予防歯科の指導などに活用していますね。歯科医師と歯科衛生士、両方の視点からマイクロスコープを使用することで、一つの画像を見ながら歯科衛生士が気づかなかった情報を歯科医師が新たに発見してより適切な対応につなげることができるなど、ミスや見逃しの軽減にもつながるでしょう。マイクロスコープは、院長である僕だけが使うよりも、当院で働くスタッフ全員で使うことに意味があると思っています。これによりクリニック全体のレベルを上げ、より良い歯科医療を地域の皆さんに還元していきたいです。

Qその後の治療計画はどのように立てるのでしょうか?
A
にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 動画や画像を用いながら説明し、患者と一緒に治療計画を立てる

▲動画や画像を用いながら説明し、患者と一緒に治療計画を立てる

マイクロスコープの画像は、裸眼よりもはるかによく見えるため、診断の精度向上にも役立つと思います。しかし、マイクロスコープの画像だけで患者さんのお口全体を把握するのは難しく、エックス線検査や問診などの情報を総合的に判断しながら治療計画を立てていきます。「虫歯を治したい」「インプラントにしたい」など、まずは患者さんの主訴をじっくり聞き、そのご要望にお応えすることを大前提に、マイクロスコープを活用したより局所的な治療計画を立てていきます。

ドクターからのメッセージ

横石 智哉院長

マイクロスコープを活用することで、より精密な診断につなげていきたいです。また、マイクロスコープで撮影した画像を患者さんに見せながら治療の説明や治療方針の決定を行うことで、治療への理解を深めていただくことができると思います。当院では、患者さんと同じ目線に立ち、一方向ではなく双方向で治療を進めていくことが、患者さんの歯の健康を守り、治療の満足度を高めることにつながると思っています。虫歯治療から根管治療まで、マイクロスコープでわかることはたくさんあります。歯やお口周りのことで何かお悩みや心配事がある場合は、どんなに小さなことでもお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/49万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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