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補綴だけでなく噛み合わせにも注目
トータルなインプラント治療

のかりや歯科

(墨田区/京成曳舟駅)

最終更新日:2023/08/03

のかりや歯科 補綴だけでなく噛み合わせにも注目 トータルなインプラント治療 のかりや歯科 補綴だけでなく噛み合わせにも注目 トータルなインプラント治療
  • 自由診療

歯科治療とひと言に言っても、実にさまざまな治療法がある。失った歯を補う補綴においては、ブリッジや入れ歯、インプラント治療などがあるが、「どの方法が自分にとって最善の方法なのかわからない」と悩む人も少なくないのではないだろうか? 今回はインプラント治療において、噛み合わせまでトータルな診療を行う稀少な歯科クリニック「のかりや歯科」の野苅家清院長にじっくり話を聞いた。

(取材日2015年1月19日/情報更新日2023年4月27日)

インプラント治療のスペシャリストが語る、「口腔内の状態に合った治療を」

Qさまざまな治療法の中で、インプラント治療の特徴とは?
A
のかりや歯科 インプラント治療は、増設された自由診療専門フロアで行う

▲インプラント治療は、増設された自由診療専門フロアで行う

インプラント治療は、将来的な虫歯のリスクを減らしたり、噛む力を助けたりと、メリットの多い有用な治療法と言われていますが、あくまで数ある治療法の一つです。例えば、骨のない人の場合、基本的にインプラントは入れられませんでしたが、近年は骨を作る技術も発達して、いろいろな方法があります。ただ、それを選ぶことが患者さんにとって適切かどうかは、骨粗しょう症や血圧の問題など、全身的なことや心理的なこと、あるいは期間や費用面に至るまで、トータルに診た上で、最善の方法を見出していく必要があります。ゆえに、正しい治療とは、その人の口腔内の状態に合った治療ということになるかと思います。

Q歯科医院選びで気をつけることは?
A
のかりや歯科 先々のリスクも踏まえた上で、患者に納得してもらうことが大事

▲先々のリスクも踏まえた上で、患者に納得してもらうことが大事

インプラント治療は、CT(コンピューター断層撮影)による診査・診断をしっかり行うことが必要不可欠ですので、そうした検査を実施しているかどうかが、まず大切なポイントになるかと思います。同時に、患者さんご自身にインプラント治療がどういうものなのかを理解していただくことも大切です。診査・診断、オペを行う前に、歯科医師がきちんと説明してくれるかどうか。これもクリニック選びの一つの基準になるでしょう。当院では、患者さんのご要望を踏まえながら、インプラントが口腔内に入ることによって、噛み合わせが守れるか、維持できるかという先々のことまで見越した上で治療を行っています。歯は全体のバランスが大切ですからね。

Qインプラントとなるとオペが必要だと思いますが、少し怖いです。
A
のかりや歯科 オペも含めて患者に合わせた治療内容を提案している

▲オペも含めて患者に合わせた治療内容を提案している

インプラント治療を行うにあたって、不安に思うことがあれば、事前に患者さんにお聞きして、納得・安心いただけるまでご説明しています。怖いのは外科処置なのか、それともインプラントを入れる方向についてなのか、あるいは血圧が高めなどという全身的なことなのか? ということをお尋ねします。近年、インプラント治療には、オペも含めてさまざまな選択肢がありますので、患者さんに合わせた内容をご提案しつつ、決めていきます。特にご高齢の方の場合、術中に血圧が変動することが多く、当院では麻酔科を専門とする歯科医師によるセデーション(静脈の鎮静)を必ず行います。おのずと血圧は下がりますので、緊張している方にも有用です。

Q噛み合わせは、インプラント治療においても大切なのでしょうか?
A
のかりや歯科 リコール時はブラッシング指導とともに噛み合わせチェックを行う

▲リコール時はブラッシング指導とともに噛み合わせチェックを行う

もちろんです。噛み合わせは、歯科治療のすべてにおいて非常に大切です。噛み合わせがきちんとコントロールできていないと、顎関節症になることもありますし、歯周病の悪化の原因にもつながります。歯というものは常にミクロ単位で動いています。一方、インプラントは骨とくっつく形になりますので、基本的には動きません。強く噛んだ時、どちらに力がかかるかといえば、後者です。特に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方の場合、せっかく入れたインプラントが壊れるなど、故障の原因にもなりかねません。当院では、インプラント治療を終えた患者さんには、歯を守るために就寝時にナイトガード(マウスピース)をつけていただいています。

Qインプラント治療後のメンテナンスはやはり大切ですか?
A
のかりや歯科 インプラントが入ったから終わりではなく、そこから先が大切

▲インプラントが入ったから終わりではなく、そこから先が大切

インプラント治療において、メンテナンスは一番大事と言っても過言ではありません。治療本数に関わらず、基本的に3ヵ月に1回の来院が望ましいです。定期検診の際はインプラント治療を行った部分だけでなく、口腔内全体をチェックします。例えば他の部分で歯周病が進めば、おのずとインプラントにも影響してくるからです。トータルに診て、治療の必要がある部分には随時、適切な処置を行っていきます。一般に、インプラント治療には10年保証などがありますが、これは定期メンテナンスにお越しいただくことが前提での保証です。当院では3年保証を行っていますが、お口の中の良い状態を保たれている方ほどきちんと通われるケースが多いですね。

ドクターからのメッセージ

野苅家 清院長

お話ししてきたように、インプラント治療は失った歯を補う治療法の一つです。皆それぞれ生活スタイルが異なるように、お口の状態もさまざまです。インプラント治療、ブリッジ、入れ歯……どの治療が最も適しているかは、精密な診査・診断をした上で患者さんとじっくりお話ししながら決めていくのが当院のスタイルです。患者さんの意志を尊重し、適切な治療を行うためにも、CTなどの医療機器を充実させた環境を整えています。インプラント治療だけでなく、入れ歯やブリッジなどとインプラント治療を合わせたコンビネーション治療も得意としています。大切なお口を健やかな状態で守っていくためにも、気になることがあればぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~

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