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宮崎 紘子 院長の独自取材記事

門前仲町キラリ歯科

(江東区/門前仲町駅)

最終更新日:2024/06/06

宮崎紘子院長 門前仲町キラリ歯科 main

東京メトロ東西線・門前仲町駅から徒歩約3分、永代通り沿いのメディカルビル4階に2024年3月に開業した「門前仲町キラリ歯科」。爽やかなミントグリーンを基調とした清潔感のある待合室には、健康関連の書籍も多数そろう。院長の宮崎紘子先生は、予防歯科から子どもの治療、一般歯科治療、精密歯科治療、インプラント、親知らず治療まで幅広く対応する、臨床経験20年以上のベテラン歯科医師だ。歯科を入り口に、全身の健康までを考えた治療の提供を信条とする宮崎院長に、クリニックの特徴や強み、院内設備や滅菌へのこだわり、「門前仲町キラリ歯科」という院名に込めた思いなどを、じっくり聞いた。

(取材日2024年4月17日)

自分自身や家族が受けたい治療を提供

なぜ、門前仲町で開業しようと思われたのでしょうか。

宮崎紘子院長 門前仲町キラリ歯科1

当院は駅から近くメディカルビルの一角なので医科との連携がしやすいという点が決め手ですが、自身の子どもがまだ完全に手が離れる年齢ではないため、ワークライフバランスが取りやすいなじみのある場所を選んだというのも理由です。開業にあたり、これまで歯科医院に行く習慣がない方にこそ、気軽に来ていただける場所にしたかったので、待合室は「パリの花屋さん」をイメージしてデザインしました。色合いは「白い歯」の色ともマッチする、私の好きなミントグリーンをベースに、居心地の良い空間をめざしました。患者さんからも「今までの歯科医院にない雰囲気」「待っている間も癒やされる」とご好評いただいています。

院内の機材や滅菌体制について教えてください。

当院は「見える、見せられる」安心・安全な治療をモットーとしています。治療箇所を5~20倍に拡大できるマイクロスコープと拡大鏡を導入し、治療前、治療中、治療後の歯の状態を患者さんご自身の目で確認していただけるようにしています。また、精密治療に欠かせない歯科用CTも備えて、適切な診断と精密な医療の提供に努めています。例えば、お子さんの矯正治療では、成長途中の歯の状態をレントゲンや成長の記録などを活用しながら、一人ひとりに合った治療の時期を提案させていただきます。中でもこだわったのが滅菌体制です。滅菌装置は信頼のおける基準であるクラスB滅菌機を導入し、タービンやハンドピースなどは使用ごとに滅菌し、頻回に滅菌できるよう予備の滅菌装置も備えています。自分自身が使われたくない道具を使用されたり、大切な人に受けさせたくない治療はしたくないので、滅菌・消毒についても自分が納得のいく体制を整備しました。

主な患者さんの層を教えてください。

宮崎紘子院長 門前仲町キラリ歯科2

平日は地域にお住まいの30~70代の方が、男女を問わず受診されています。小さなお子さん連れの方も少なくありません。土曜日は普段はお勤めされている働き盛りの世代の方々や、共働きの方が親子で一緒に受診されるケースが多い印象です。クリーニングが主目的の方もいらっしゃいますし、以前受けた治療の再治療を希望される方など、主訴はさまざまです。それから、歯科医院には歯周病がかなり進行しているにもかかわらず、ご自身が歯周病であることに気づいていない方も多くいらっしゃいますし、歯科医院に定期的に通っていても歯周病への関心の薄い方もいらっしゃいます。患者さんに早期発見・早期治療の大切さを伝えるためには、歯科医師側のわかりやすい説明が重要だと、改めて感じています。

全身の健康増進を視野に入れた歯科治療に注力

先生が診療をする上で、大切にされていることはなんでしょうか?

宮崎紘子院長 門前仲町キラリ歯科3

歯科医師になって約20年超、私は常に「すべての物事には理由がある」という考えのもと、診療をしてきました。例えば虫歯になるには、そうなる理由が必ずあります。なぜ虫歯になったのか、今どんな状態なのか、何をすれば今後再発を防ぎながら過ごせるのかを徹底的に追求して、患者さんにわかりやすくお伝えすることを大切にしています。再発を予防するためには、まずはしっかりと治療をすることが必要です。また、現在口腔内に不具合が特にない方は、なるべくその状態を長くキープできるよう、歯科医師による診療と定期的なメンテナンスをお勧めします。残念ながら、歯は一度悪くなると、完全に元に戻すことは難しいのが実情です。そうなる前に、地域のかかりつけ医として、患者さんが生涯にわたり健康でいられるためのお手伝いができたらと思います。

先生が特に得意とされている分野はありますか?

私は大学卒業後、東京医科歯科大学の顎顔面外科学教室に所属した後、東京都内を中心に関東圏の複数の診療所で勤務していました。開業前には一時期、新潟県にある実家の歯科医院を継承するなど、20年以上にわたる臨床経験で身につけた、総合的な歯科治療が持ち味です。予防歯科からお子さんの矯正、インプラントまで、得意領域に限定せず、患者さんの希望をよく聞いて、幅広い選択肢を提示できることこそが、自分の強みだと考えています。なお、当院では矯正治療、根管治療、インプラントなど、より高度な専門的治療が必要な場合は、連携する各分野の専門の歯科医師による治療が受けられます。どんなケースでも、できる限り院内で治療が完結できるように、信頼のおける専門の歯科医師と連携して治療にあたりますので、安心して受診ください。

今後注力していきたいことは?

宮崎紘子院長 門前仲町キラリ歯科4

歯科の通院をきっかけに、世代を越えて引き継がれる心と全身の健康を視野に入れた予防に注力していきたいと思っています。患者さんに正しい知識を伝えるべく栄養学についても学び、院内でも定期的に勉強会を行っています。人間の体は自分が食べた物でできているといっても過言ではありません。また女性は特に自分の栄養状態が、子どもに大きく影響します。まずはなんでもしっかり食べられる状態にし、次に心身ともに健康に過ごすためには、何をどのように食べ、吸収されるために何が必要なのか? ご自身の健康に関心を持っていただき、患者さん自らが主体的になって、自身や家族の健康を守ってもらえるよう、情報提供を通じ具体的にサポートさせていただきます。取り組みとして、栄養相談や食事指導、待合に書籍を多数ご用意しています。全身の健康や心、食、栄養などについて、少しでも興味を持ってもらえるような仕掛けを、今後も続けていきたいと思います。

患者一人ひとりの「キラリ」と輝く人生をサポート

歯科医師を志すきっかけはなんだったのですか?

宮崎紘子院長 門前仲町キラリ歯科5

両親が歯科医師だったので他の職業はあまり考えず、自然と同じ道に進んでいました。大学病院を出て勤務したての頃、歯科医院によっては新人の自分が一人で治療を進めなければならない場面がありました。まだ、インターネット検索などがない時代でしたから、書籍を読み事前に知識をつけたり、先輩に質問したり、担当医制ではない歯科医院で治療が難航している患者さんを担当しその原因を探った経験が、私の診療姿勢の原点になっている気がします。不安を抱えて来院された患者さんが、治療を終えスッキリした笑顔で帰られる時に、歯科医師としてのやりがいを感じます。

先生ご自身の健康法やリフレッシュ法を教えてください。

平日はなかなか、特別に時間を取ることが難しいので、動画共有サイトのヨガレッスンの動画を見ながら取り組んでみたり、隙間時間を利用した「ながら運動」を心がけたりしています。仕事の合間にストレッチをしたり、階段を上る時にはどの筋肉が使われているかを意識しながら上るようにしたりと工夫しています。厳しくなりすぎない程度に食事にも気をつけていて、体に必要な物をバランス良く必要な量を取ることが、私の健康維持の秘訣です。出産後に体調を崩す女性は多いのですが、入院中も医療用のプロテインや鉄分のサプリメントを持参してケアをしていました。こうした生活を続けているからか、おかげさまで心身ともにとても前向きに過ごしています。

今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

宮崎紘子院長 門前仲町キラリ歯科6

女性や、小さいお子さんの治療に力を入れていきたいと考えています。胎児期、乳幼児期から学童期のお子さんは、体の土台をつくる大切な時期です。特に妊娠中や成長期のお子さんを持つご家族に知識を持ってもらい、ひいては生涯にわたって全身の健康を維持するためにも歯科医院をご利用いただければ幸いです。皆さんのちょっとした不調や不安、普段何げなく見過ごしている違和感にも必ず理由があります。そうした不具合を解決すると、毎日がもっと輝くと考えています。どんな些細なことも気軽に相談してください。院名でもある、皆さまの「キラリ」と輝く人生のお手伝いができれば、とてもうれしく思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/11万円~、インプラント(かぶせ物まで含め)/55万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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