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リラックスできる環境と配慮で
女性も受診しやすい大腸内視鏡検査

うしじま内視鏡クリニック

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2024/01/29

うしじま内視鏡クリニック リラックスできる環境と配慮で 女性も受診しやすい大腸内視鏡検査 うしじま内視鏡クリニック リラックスできる環境と配慮で 女性も受診しやすい大腸内視鏡検査
  • 自由診療

大腸がんなどの早期発見・早期治療のために重要な大腸内視鏡検査。しかし、女性で大腸内視鏡検査を受ける人の割合は、男性よりも少なく、便潜血検査で陽性になったにもかかわらず、40代女性で精密検査を受けなかった人は4人に1人と多い。「自覚症状がなければ、検査が必要だとは思えないかもしれませんが、初期にはほとんど自覚症状がないのが大腸がんの特徴」と話すのは、「うしじま内視鏡クリニック」の牛嶋北斗院長。受診しやすい環境を整えて、内視鏡検査のハードルを下げる取り組みに注力。また、患者と内視鏡検査のつらさを共有するため鎮静なしで内視鏡検査を受けたというほど、診療に対してストイックで熱い思いを持つ牛嶋院長。今回は、女性でも受診しやすいという同院の特長や治療の流れについて詳しく教えてもらった。

(取材日2024年1月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qどのような人が大腸内視鏡検査を受けるべきですか?
A

40歳以上になると、大腸がんなどの病気にかかる割合が高くなるといわれています。30~40代になれば、一度は大腸内視鏡検査を受けていただきたいですね。大腸がんは女性のがん死亡原因第1位です。しかし、女性の大腸がん検診を受ける方の割合は、男性よりも少ないのが現状です。40代はお仕事や家庭でも役割が多く、忙しい世代です。ついつい自分のことは後回しにしがちですが、大腸がんは初期にはほとんど症状がありませんので、気になる症状がなくても受診することが大切です。また、大腸がんで亡くなる方が多いことも事実ですが、早期発見すれば治療しやすいがんの一つでもあります。ぜひ定期的に検査を受けてほしいと思います。

Q大腸内視鏡検査では、どのような病気が発見できますか?
A

大腸がんのほか、大腸ポリープ、大腸憩室炎、虚血性大腸炎、クローン病、痔などの病気も発見できます。腹痛や出血、下痢、便秘、体重減少など気になる症状がある時はもちろん、健康診断で便潜血検査に引っかかった場合も、「何が原因であるのか」大腸内視鏡検査でほとんど判断することができます。大腸ポリープは、それ自体は良性ですが、放っておくとがんになるリスクがあるものです。発見された時には、ある程度の大きさであれば、その場で除去しています。また、内視鏡カメラは大きな病院で使用されているのと同クラスの機器を使用しており、クリアな画像で、拡大鏡や画面の色調を変えるシステムなど、小さな病変も見つけやすくなっています。

Q大腸内視鏡検査には苦痛を伴うイメージがあります。
A

「つらい」「苦しい」といわれる大腸内視鏡検査ですが、実際は静脈内鎮静法を用いていますので、検査中に痛みや苦しさを感じることはほとんどありません。ほかにも、お飲みいただく下剤は、味がしっかりしているものや飲む量が少なくて済むものなど数種類を用意しているほか、腸を膨らませるガスは、おなかの張りが残りにくい炭酸ガスを使用するなど、さまざまな工夫を行っています。設備面でも、前処置室やリカバリールームはくつろげる空間にこだわり、パウダールームもあるほか、検査用トイレを3つ準備し、うち1つは女性専用になっています。また、常に女性スタッフが患者さんに寄り添ってサポートしますので、安心していただきたいですね。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診を受ける
うしじま内視鏡クリニック 問診を受ける

医師から問診を受ける。既往歴、服用している薬やアレルギーはないかなど。大腸内視鏡検査の検査方法や当日の流れについてもわかりやすく解説されるが、細かい注意点などはオリジナル動画を見て確認するように指示がある。過去に大腸内視鏡検査を受けた人で、不安な点がある場合には伝えるといいそう。同院では忙しい人のため、初診でもウェブや電話から予約できるほか、朝からの受診で空きがあれば、当日の検査も可能としている。

2下剤を飲む
うしじま内視鏡クリニック 下剤を飲む

腸内をきれいにするために、自宅またはクリニックで下剤を服用する。一般的には2~3時間かけて2リットルの薬剤を服用する。だが、あまり量が多い下剤を飲めない人は、適した薬剤もあるので気軽に相談してほしいとのこと。院内で下剤を服用する場合は、検査者専用のトイレが整備された前処置室があり、他の一般の患者と顔を合わせることなく、ゆったりと過ごすことができるという。

3検査を受ける
うしじま内視鏡クリニック 検査を受ける

検査着に着替えて検査へ。点滴をして、鎮静剤を注射する。牛嶋院長は、鎮静剤なしで検査を受けた経験があるそうで、その経験を生かして患者のためにスピーディーかつ負担の少ない検査に努めているそう。カメラが通りにくい場所やつらさが出る体勢も熟知しており、そういった箇所に差しかかる時には進行状況を伝えるなど頻繁に声かけを行って、患者の不安払拭に努めている。特に問題がなければ検査自体は約20~30分で終了。

4リカバリールームで休む
うしじま内視鏡クリニック リカバリールームで休む

検査が終わったら、リカバリールームへ移動。リクライニングシートで約1時間ほど休む。一般的に検査後は生体モニターを外すが、同院は患者の安全のためにリカバリー中も装着したままにして、別室で確認しているそう。また、生体モニターは指先に装着するため、事前にネイルを落とすように指示を受けることも多いが、同院ではネイルを楽しむ人も気軽に来てほしいと、指が難しい時は耳から測定するなどの気配りも大切にしている。

5検査の結果を受け、パウダールームを利用して帰宅
うしじま内視鏡クリニック 検査の結果を受け、パウダールームを利用して帰宅

検査結果はその日のうちに教えてくれる。モニターに大腸の中の写真を映し出し、一緒に見ながら説明を受ける。大腸ポリープがあった場合には、切除したことなどの報告も受ける。検査の結果から、今後の治療や次回の検査時期について決めていくそうだが、同院では何もなくても1年に1度の検査を勧めているそう。院内にはパウダールームが完備されている。メイクや身だしなみを整えて、帰宅となる。

ドクターからのメッセージ

牛嶋 北斗院長

大腸がんは予防が図れるがんです。これまで「もっと早く検査していれば」という人をたくさん診てきました。特に40代女性は家庭や仕事で忙しく、万が一のことがあれば周囲への影響も大きい世代です。当院ではそういった人に寄り添い、大腸がんを減らしたいと考えています。お忙しい人のため、平日はもちろん、土日も隔週で診療を行い、大腸と胃の同日検査にも対応しているほか、検査後に仕事や家事がある人に配慮した笑気麻酔も導入予定です。過去に検査で苦しい思いをしたという人も、技術力には自信があります。これまでの経験に裏打ちされた技術を生かし、痛くない大腸内視鏡検査をめざしています。ぜひご相談ください。

牛嶋 北斗院長 うしじま内視鏡クリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃・大腸内視鏡検査/2万7500円~

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