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白内障や緑内障から子どもの弱視まで
幅広く対応するクリニック

あおば眼科クリニック

(瑞穂市/穂積駅)

最終更新日:2024/04/15

あおば眼科クリニック 白内障や緑内障から子どもの弱視まで 幅広く対応するクリニック あおば眼科クリニック 白内障や緑内障から子どもの弱視まで 幅広く対応するクリニック

目の病気の原因は、加齢のほか糖尿病といった全身疾患、アレルギーなど幅広く、自覚症状なく病気が進行することも少なくないという。特に、年齢とともに誰もがなり得る白内障や緑内障、大人が気づきにくい子どもの弱視は、定期的な検査を受け早期発見を心がけたい。小澤憲司院長がさまざまな目の病気に対応する「あおば眼科クリニック」では、迅速に検査を行う子ども向けの検査機器や、目の状態を細部まで確認するための広角眼底カメラ、日帰り手術の設備などを導入し、どの年代の患者も安心して受診できるように環境を整えている。患者に寄り添い、さまざまに配慮しながら診療する小澤院長に、白内障の日帰り手術、緑内障や子どもの弱視の診療を中心に、同院で提供する診療について詳しく聞いた。

(取材日2024年4月3日)

加齢でリスクが高まる白内障・緑内障や、子どもの弱視、糖尿病網膜症は、定期検査で早期発見・早期治療を

Q眼科ではどのような目の症状・悩みに対応されるのですか?
A
あおば眼科クリニック 白内障など幅広い症状について説明する小澤先生

▲白内障など幅広い症状について説明する小澤先生

ドライアイや目の疲れ、花粉などに対するアレルギーによる目のかゆみ、ものもらいなど、患者さんによって症状・お悩みはさまざまです。また、加齢や全身疾患に関連する白内障や緑内障、お子さんの弱視や近視を心配して訪れる方もいらっしゃいます。当院に来院される患者さんの年齢層は幅広いですが、当院周辺には比較的新しい住宅が多いため、他の眼科と比べてお子さんや若い世代の方が多くいらしているのではないかと思います。

Qこちらでは白内障の日帰り手術にも対応されているそうですね。
A
あおば眼科クリニック 白内障手術にも対応

▲白内障手術にも対応

まず白内障とは、目の中の水晶体が濁る病気です。水晶体が濁ると、どんなに度数の高い眼鏡を使用しても、視力の補正が難しくなります。目のかすみや見えにくさがあり白内障と診断されたら、日帰り手術を受けるタイミングといえるでしょう。白内障の日帰り手術では、まず瞳孔や網膜の状態、黒目の細胞の数などを調べる検査を行い、手術が可能かどうかを確認します。手術当日はリカバリー室で1時間ほど手術に向けた準備をしていただきます。手術時間は10分ほどです。白内障の原因は加齢によるものが多く、全身疾患が原因で発症することもあります。中高年になると誰もが発症する可能性が高いため、定期的に検査を受けることをお勧めします。

Q緑内障の検査・治療についても教えてください。
A
あおば眼科クリニック 検査中もスタッフが優しく対応してくれる

▲検査中もスタッフが優しく対応してくれる

緑内障は、目の奥の神経がダメージを受け、視野がだんだんと狭くなる病気です。一説には40歳以上の20人に1人が発症するともいわれています。初期は自覚症状がほとんどなく、「視野が欠けてきた」と感じた時には、すでに緑内障が悪化しているケースがほとんどです。そのため、40歳以上の方は、年に1回は緑内障の検査を受けることをお勧めします。緑内障の検査では、網膜の厚みや目の奥の神経、視野を確認する検査を行います。治療方法は、点眼が基本です。眼圧を下げる目的の目薬を差し、目の神経の負担軽減を図ります。妊娠中の方や点眼がうまくできない方には、レーザーによる治療や手術を提案します。どちらも当院で対応が可能です。

Q子どもの弱視に対してはどのような対応を行うのでしょうか?
A
あおば眼科クリニック 丁寧でわかりやすく患者に寄り添った説明を心がける

▲丁寧でわかりやすく患者に寄り添った説明を心がける

視力検査を行い、左右の視力差を確認します。まだ視力検査ができないお子さんに対しては、迅速にピントの左右差や瞳孔、斜視などの検査ができる機器を用いて検査します。治療方法は、点眼と眼鏡の着用です。お子さんはピントの調節力が強いため、目薬で調節力を和らげた状態で検査し、適切な眼鏡を処方する必要があります。その他、近視の場合、当院ではオルソケラトロジーという専用のコンタクトレンズを用いた視力矯正方法をご提案しています。就寝時に装着し、寝ている間に視力を矯正する方法です。起床時に外し、日中は眼鏡をつけずに過ごすことを前提としています。条件もありますが、近視の矯正方法としてお勧めしたいと考えております。

Q糖尿病の患者は、眼科で定期検査が必要だと伺いました。
A
あおば眼科クリニック 各種検査機器も充実

▲各種検査機器も充実

糖尿病の患者さんは、糖尿病網膜症や白内障などの合併症を発症しやすいため、眼科で定期的に検査することをお勧めしています。糖尿病になると血流障害が起こります。その影響により、目の奥の網膜で出血したり、網膜がむくんだりするのです。白内障の場合は目のかすみなどの自覚症状が出やすいですが、糖尿病網膜症の場合は初期段階で自覚症状が出にくいため、受診した時には病気が進行していることがあります。早期発見・早期治療のためには、眼科での定期的な検査、血糖コントロール、経過観察が必要です。糖尿病網膜症の治療では、血液不足の網膜を焼却する目的のレーザー治療や、症状が進行している場合は硝子体手術を行います。

ドクターからのメッセージ

小澤 憲司院長

白内障は中高年以降に発症しやすいため、40歳を過ぎたら年に1度は眼科で検査を受けることをお勧めします。自覚症状がない場合も、検査によって病気の発見につながることがあります。また、「眼鏡で見えにくくなった」「運転する際、視野に不安を感じる」などの些細な変化や心配事がありましたら、気軽にご相談ください。当院では、さまざまな目の病気に対応できるよう、検査機器や日帰り手術の設備を整えています。手術の流れや手術後の生活で注意すべき点も詳細に説明しますので、ご安心ください。今後は、白内障治療で用いる多焦点眼内レンズなどの新しい手法も取り入れる予定です。患者さんのニーズにお応えできるように努めていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/6万5000円~

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