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永野 明範 院長の独自取材記事

T-松岡メディカルクリニック 神田

(千代田区/神田駅)

最終更新日:2024/02/26

永野明範院長 T-松岡メディカルクリニック 神田 main

神田駅から徒歩2分。しかも国道沿いと、「T-松岡メディカルクリニック 神田」は、アクセス至便な場所にあるクリニックだ。院長の永野明範先生は、これまでさまざまな救急病院で救急医療と総合的な内科診療の経験を積んできたドクター。その強みを生かし、クリニックでは新生児から高齢者まで、幅広い症状に対応している。さらにCTやMRIなど検査機器を備えているので、診察を受けたその日のうちに検査ができ、診断がつくのが大きな特徴だ。また、休み時間を設けず、10時から19時まで通しで診療しているため、近隣のオフィス街で働く人も休憩時間に立ち寄りやすい。困った時にまず相談できる頼りになるクリニックをめざす同院の今とこれからを聞いた。

(取材日2023年6月9日)

その日のうちにCT、MRI検査が可能

こちらは救急医療を得意とする医療法人の東京施設だとか。

永野明範院長 T-松岡メディカルクリニック 神田1

はい。迅速な診断と適切な処置を得意としている点は、法人の各施設に共通しているところですが、このクリニックでも新生児から高齢者まで、さまざまな症状に関して診療が可能です。診療範囲は内科・小児科をはじめ、外科、整形外科、脳神経外科、循環器内科、呼吸器内科と幅広く、何かお困りのことがあったとき、すぐに対応する体制を整えています。転んでケガをした、骨折した、めまいがするといった急な症状から、血圧やコレステロール値、尿酸値が高いといった慢性的な症状まで幅広くご相談に乗り、さらに専門的な治療が必要とされる場合は、速やかに提携する病院にご紹介しています。

CTやMRIも導入されているそうですね。

はい。来ていただいたその日のうちに、検査・撮影ができるのは、当院の大きな特徴だと思います。診察後、CTやMRIはまた別の日に予約を取って検査するという施設が多いと思うのですが、当院では当日撮影が可能で、迅速な診断につなげています。仕事などでお忙しい人たちにも、負担なく受診していただけると思います。読影も、必要であれば放射線専門の医師など複数で担当しています。また、近隣のオフィスにお勤めの方が休憩時間に立ち寄れるよう、お昼の休憩時間を設けず診療しています。

こちらはベトナム人の患者さんも積極的に診ていらっしゃるのですね。

永野明範院長 T-松岡メディカルクリニック 神田2

当院の母体である法人の本院は鹿児島にあります。鹿児島はベトナムとの関わりが深いこともあり、ハノイにもクリニックを開院しています。そちらの患者さんで大きな疾患が見つかり、日本で診療を受けたいという際の窓口となっています。もう一つ、日本には多くのベトナムの方が滞在していらっしゃいますが、言葉の問題があって、受診できる医療機関が限られているのが現状で、そういう方たちを診療するクリニックとして開院した経緯があります。現在は日本の方にも多く来ていただいていますが、ベトナムの方たちも数多く来院してくださっていますね。ただ、先ほど申し上げたように、これまでなかなか近くの病院に通えなかった事情もあり、大きな疾患を抱えている患者さんが多く、あらためて開院の意義を感じています。

困っている人を助けたい。社会人を経験後、医師の道へ

先生が診療の際、大切にしているのはどういったことでしょうか。

永野明範院長 T-松岡メディカルクリニック 神田3

私は救急医療の経験も積み、内科分野では日本内科学会総合内科専門医の資格を持っています。救急科の医師として、また総合内科専門医として、まずは患者さんが今一番困っていらっしゃる症状を少しでも和らげて差し上げたいと思っています。そのためには患者さんの訴えに耳を傾け、適切な診断を下すことは欠かせません。例えば、「膝が痛い」と患者さんがおみえになったとき、痛みの原因を突き止める診断も大事ですが、同時に痛みを取り除くことを考える診療を心がけています。目の前で困っている方を助けたい。それが、私が医師になった根本にある思いです。

医師を志されたきっかけは何ですか?

実は私は社会人の経験があり、30歳を超えてから医師になりました。それまでは植物が好きで、大学の園芸科の教師だったんですよ。その関連でよく高齢者の施設を訪ね、花を持っていったり、植物の育て方を教えたりといった交流をしていました。その中で、腰が痛くてお困りの方など目にするうちに、「頑張ってね」「元気になってね」とお話しするだけでなく、もう少し積極的に、その方がより良い人生を送れるような手助けをしたいという気持ちが芽生えてきました。それには医師になるのがいいだろうと一念発起したわけです。私は、生まれは福岡ですが、園芸を教えていた大学は京都にあり、その後新潟の医学部に進み、関西に戻ってきて京都の病院に勤めていました。このクリニックの開院に伴って、今度は東京へ移ってきました。また新たなチャレンジということで、研鑽を積みたいですね。

救急医療の専門性を深めようと思われたのはなぜですか?

永野明範院長 T-松岡メディカルクリニック 神田4

お話ししたように、困っている方を助けたいという思いが根本にありますから、いらした患者さんに迅速に対応し、痛みであれば痛みを取り除いて差し上げたい。それが一番わかりやすいかたちで実現できるのが救急かなと考えました。救急医療は良きにつけあしきにつけ、短時間で結果が出ます。迅速な対応が必要とされ、自分のしたことがすぐ結果として出てくるんです。救急医療の醍醐味はそこにあると思っています。

救急医療の経験を生かし、迅速で適切な診断を

お忙しい日々の中、どのようなことでリフレッシュなさっていますか?

永野明範院長 T-松岡メディカルクリニック 神田5

毎朝、通勤前にジムへ行き、筋力トレーニングに励んでいます。基本的には家とクリニックを往復する生活ですので、汗をかくことはいいアクセントになり、続けることで自分自身にも自信がついています。京都の自宅に戻った時は、ガーデニングでしょうか。最近はあまり手をかけられずにいるのですが、イチゴやミニトマト、ブルーベリー、ミカンなどを育てています。ミカンは、意外かもしれませんが、鉢植えにするとおしゃれなんですよ。土や緑に触れたり目で楽しんだり、なった実をいただくことは心地良く楽しい時間です。植物の持つ力にいつもエネルギーをもらっています。

今後の抱負をお聞かせください。

CTやMRIでの検査がその日のうちにでき、迅速な診断を下せるのがこのクリニックの一つの特徴です。たくさんの方においでいただいて、これまでの経験を生かした診療を行っていきたいと思っています。また、これからは予防医療が大切になってくると考えています。悪くなる前の段階で、病気を見つけたい。そういう意味では検診にも力を入れていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

永野明範院長 T-松岡メディカルクリニック 神田6

これまで救急科医師として、総合内科専門医として、乳幼児から高齢者までさまざまな患者さんを診て、多くの経験を積んできました。重症かどうかなど必要な判断はすぐに下せる能力は身についていると自負しています。風邪をひいた、転んでケガをしたという一般的な疾患はもちろん、脳出血で足下がふらつくといった大きな病気にも対応することができます。少し前に、症状と問診だけで病名を突き止めるというテレビ番組がありましたが、そういった部分での研鑽も積んでいます。「診断がついているのだが、なかなか改善しない」などお困りの時もご相談に乗らせていただきます。たくさんの方の力になれるよう、これまでの経験を生かした診療を行っていきたいですね。

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