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男女の医師が在勤する泌尿器科
尿の悩みや性感染症など気軽に相談

ソウクリニック四条烏丸

(京都市下京区/烏丸駅)

最終更新日:2024/02/06

ソウクリニック四条烏丸 男女の医師が在勤する泌尿器科 尿の悩みや性感染症など気軽に相談 ソウクリニック四条烏丸 男女の医師が在勤する泌尿器科 尿の悩みや性感染症など気軽に相談
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「夜中にトイレに行きたくなって目が覚める」「くしゃみなどちょっとしたことで尿漏れしてしまう」などの排尿に関する悩み。また「性器のかゆみが続く」「尿をするときに痛みがある」といった症状。泌尿器科を受診したくても「なんとなく恥ずかしいから」と先送りにしていないだろうか? 京都市営地下鉄烏丸線の四条駅からすぐの場所にある「ソウクリニック四条烏丸」は、女性院長のほか、男性の医師が在勤し、性別や年齢を問わず、プライバシーに配慮した診察を行うことで、受診のハードルを下げられるように尽力している。今回は、同院で泌尿器科診療を行っている荘子万可(そうし・まーく)先生に、対象となる疾患や治療法、通いやすいクリニックづくりのための取り組みなどについて詳しく話してもらった。

(取材日2024年1月25日)

泌尿器科受診のハードルを下げるための環境づくりに取り組み、悩める患者に寄り添う

Qこちらのクリニックにはどんな方が訪れていますか?
A
ソウクリニック四条烏丸 気になる症状があれば早めに受診を行うことが重要

▲気になる症状があれば早めに受診を行うことが重要

当院は街中にあるため、20代から50代を中心とした比較的若い層の患者さんが多く訪れています。特に若い世代でいうと性感染症を疑って来院される方が増えています。これは当院だけではなく、全国的にも同じことがいえるでしょう。性感染症は治ることが見込めるものもあれば、ずっと付き合っていかなければならないものもあります。また女性の場合、クラミジア感染症を放置すると出産時に産道から新生児へ感染してしまう可能性も。こういった例からもわかるようにその後の人生に影響を与えてしまう疾患も多いんですよ。自分だけの問題ではなく、パートナーや未来のお子さんのためにも、気になることがあれば早めに受診していただきたいですね。

Q泌尿器科領域で高齢者に多い悩み・症状を教えてください。
A
ソウクリニック四条烏丸 デリケートな部分の症状だからこそ、一歩踏み出す勇気を

▲デリケートな部分の症状だからこそ、一歩踏み出す勇気を

女性は膀胱炎や排尿時の痛み、頻尿、尿漏れ、尿失禁といった悩みが多いです。男性は、夜間頻尿を中心とする頻尿、尿道から膿が出るといった症状が多いですね。尿に関する悩み、排尿管理といった問題は、多くの場合、命に関与するものではありませんが、人間の尊厳に関わる部分だと考えています。当院では、個人としての尊厳を確保すべく診療していきます。「恥ずかしくて聞きにくい」「こんなことで受診してもいいのかな?」と思う必要はありません。デリケートな部分に関わる症状を診る泌尿器科は、受診のハードルが高いと感じる人も多いと思いますが、気軽に受診をしていただきたいなと思いますね。

Qどのような治療を行いますか?
A
ソウクリニック四条烏丸 同じ頻尿でも性別や症状に合わせて治療法を変えてアプローチする

▲同じ頻尿でも性別や症状に合わせて治療法を変えてアプローチする

例えば細菌感染であれば、それに対する抗菌薬を使用して、炎症の原因を除去する目的の治療を行っていきます。一方、頻尿の中でも切迫感を伴う過活動膀胱の場合は、女性であれば、加齢や骨盤内の問題などに関連して膀胱が過敏になっていると考えられる状況です。ですから典型的な治療としては「膀胱を緩めるための薬」と言うとわかりやすいと思いますが、膀胱の刺激に対する反応性を弱める目的の薬を使って症状の改善を図っていきます。また同じ頻尿でも、男性の頻尿に関しては背景に前立腺肥大症がある場合が多いですね。男性ホルモンの作用を抑えるための治療など前立腺肥大症に対するアプローチをすることで頻尿の改善をめざしていきます。

Q先生が泌尿器科を専門に選んだきっかけを教えてください。
A
ソウクリニック四条烏丸 泌尿器科では幅広い疾患と多数の臓器を対象としている

▲泌尿器科では幅広い疾患と多数の臓器を対象としている

外科系の診療科の中には、消化器外科や乳腺外科のように外科に含まれるものと、泌尿器科のように単体で成立している科があります。泌尿器科の対象となる疾患は幅広く、尿路疾患や性感染症のほか、男性特有の病気などの診療も行っており、対象となる臓器も、腎臓、尿管、膀胱、尿道といった尿に関連した臓器、陰茎や前立腺、精巣といった男性生殖器などと実に幅広いのです。また治療に関しても、内科的なアプローチから外科的なアプローチまで多岐にわたります。手術もできるし、内科的な観点から全身を診ることもできる。このように幅広いアプローチができる点に魅力を感じて泌尿器科を選びました。

Q受診しやすい環境づくりにも注力されているそうですね。
A
ソウクリニック四条烏丸 男性医師と女性医師が在籍しており、希望に合わせて受診が可能

▲男性医師と女性医師が在籍しており、希望に合わせて受診が可能

泌尿器科の診療は、女性である院長と男性である私と内科医師の3人のいずれかが行っています。デリケートな部分を診察することになるため、女性の場合は男性の医師に診られたくないし、男性の場合は女性の医師に診られたくないと感じている方も多いのではないでしょうか。ですから、当院では男女両方の医師がいることを生かし、希望に合わせて受診していただける体制を取っています。また当院では女性専用ゾーンを備えています。泌尿器科は「男性の患者さんが多い」というイメージを持っている女性は少なくないと思いますが、女性にも安心して受診いただけるような環境を用意しているのも当院の特徴です。

ドクターからのメッセージ

荘子 万可先生

当院では泌尿器科に対する心理的なハードルを下げて、男性も女性も気軽に受診していただけるような体制を整えています。そして泌尿器科は、尿に関する疾患を扱う診療科と思われがちですが、腎臓、副腎、膀胱、尿管、前立腺、精巣、陰茎と扱う範囲が広いことが特徴です。特に腎臓は背中の部分にありますから、背部の痛みがあれば泌尿器科への相談もご検討ください。また、若い世代で増加している性感染症は、自分のためだけではなく、パートナーのためにも早期の受診がたいへん重要です。排尿に関しての悩み、陰部にできものがある、下腹部のちょっとした違和感など、気になる悩みや症状があれば恥ずかしがらずに来ていただきたいですね。

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