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橋本 隆宏 院長の独自取材記事

橋本形成外科・美容皮膚科

(堺市堺区/堺東駅)

最終更新日:2023/08/07

橋本隆宏院長 橋本形成外科・美容皮膚科 main

南海高野線・堺東駅に直結する、百貨店8階の医療フロアにある「橋本形成外科・美容皮膚科」。「ずっと、美しく、もっと、自分らしく」をテーマとして、眼瞼下垂、できものなどの形成外科疾患を中心に、しみ・しわのケアなど美容皮膚科分野まで、広く対応しているクリニックだ。日本形成外科学会形成外科専門医である橋本隆宏院長は、長年大学病院で専門性の高い手術・治療に携わってきたエキスパート。「人と話すのが好きで、患者さんに満足いただける診療を提供したくて開業したんです」という橋本院長は、引き込まれるような優しい笑顔が印象的だ。同院の特徴や診療モットーについて、詳しく語ってもらった。

(取材日2023年5月25日)

形成外科分野を中心に皮膚のさまざまな悩みに対応

クリニックの概要について教えてください。

橋本隆宏院長 橋本形成外科・美容皮膚科1

当院は眼瞼下垂や逆さまつ毛、できもの、臍ヘルニアの治療、やけどなど傷痕の修正といった形成外科の診療を中心として、湿疹やニキビなどの一般皮膚科、しみ・しわなどの美容皮膚科分野まで、さまざまな皮膚の疾患・お悩みに対応しているクリニックです。保険診療でできる治療は保険で、保険でカバーできない部分は自費で診療を行い、患者さんのお悩みにきめ細かに応えられるのが特徴。大学病院での手術経験を生かして難症例の手術にも対応できます。患者さんの通院の便を考えて、駅直結の便利な立地を選んで2022年に開業しました。おかげさまで若い世代の方から高齢の方まで、幅広い患者さんに来ていただいており、遠くは大阪市北区などからもお越しいただいています。

院内づくりでこだわったところは?

皮膚に関して何かしらのお悩みを抱えた患者さんが来られるので、診察室はプライバシーに配慮して完全個室にしました。会話の内容が周囲に聞こえる心配もありませんから、安心してご相談いただけます。また百貨店の中にあって窓がない分、閉塞感が出ないように、内装は明るくゆったりとした雰囲気を意識しました。クリニックっぽくない温かみのある空間なので、初めての方も緊張せずにお過ごしいただけると思います。気兼ねなく、何でも相談しやすい雰囲気をつくることが、満足度の高い良い治療につながっていくと考えています。

診療モットーをお聞かせください。

橋本隆宏院長 橋本形成外科・美容皮膚科2

同じ疾患でも、どんなところにお悩みを抱えているのかは人それぞれ違いますから、その患者さんの気持ちに応えられるような診療を提供したいと考えています。例えば、ニキビ痕のケア一つとっても人によって、さまざまな症状でお悩みの方がいるでしょう。施術後のダウンタイムがどれくらい必要なのかを気にされる方も多いので、患者さんの生活スタイルなどを詳しく伺って、さまざまな方法の中からその方に適した進め方をご提案します。ですから、初診ではかなり時間をかけてじっくりとお話しします。患者さんが納得して、満足して帰ってもらうことが一番の目標です。そのために施設のハード面はもちろん、スタッフの接遇にもしっかりと配慮し、バランスの取れた診療環境づくりを行っています。

幅広い診療経験をもとに専門性の高い治療の実践を

先生が医療の道へ進まれた経緯と、これまでのご経歴について教えてください。

橋本隆宏院長 橋本形成外科・美容皮膚科3

父が内科、母は産婦人科の医師という家庭で育ったので、私にとって医療はとても身近な存在でした。といっても、小さい頃から医師になりたいと思っていたわけではなかったんですよ。きっかけになったのは、ある日父と買い物に出かけて、偶然担当の患者さんと会った父が、楽しそうに話しているのを見たときでした。人とこんな関係を築ける仕事ってすごくいいなと思ったのです。それで近畿大学医学部へ進学し、卒業後は同大学医学部附属病院の形成外科へ入局。大学の連携先の総合病院やクリニックでもさまざまな経験を積んできました。

形成外科を専門とされた理由は何だったのですか?

私は小さい頃から物作りが好きで、細かい作業をするのが得意だったので、手術によって成果が明確に現れやすい形成外科は性格に合っていると思いました。形成外科は、結果勝負の診療科だと感じていて、ある意味職人的な気質も求められます。治療がうまくいけば患者さんもすごく喜んでくださるでしょうし、やりがいのある仕事だと思っています。私は人と話をするのが好きなので、治療をして明るく前向きになられた患者さんと楽しく話ができたらうれしいです。開業したのも、大学で研究や教育を続けるよりも、患者さんとじっくりコミュニケーションを取っていい治療がしたいという思いが強まったからでした。

得意とされる眼瞼下垂の治療について教えてください。

橋本隆宏院長 橋本形成外科・美容皮膚科4

眼瞼下垂とは、まぶたの皮膚がたるんで垂れ下がったり、開きにくくなったりした状態のことです。まぶたがよく持ち上がらないため、ものが見えにくくなったり、視野が狭くなったりします。そのような状態になった原因は、加齢だったり、ハードコンタクトレンズの長期使用だったりと人それぞれ違うので、まずはよくカウンセリングを行って原因を突き止め、それに応じた手術法を選択することが大事です。患者さんの瞼の厚みや状態によっても、どのように手術するかは変わってきますし、ご本人が希望する仕上がりに近づける必要もあります。当院では、不快な症状の改善を図るだけでなく、患者さんお一人お一人に合った自然な仕上がり・美しさも提供したいと考えていますので、気になっている方はぜひ一度ご相談ください。

患者が心から満足できる診療をめざす

開業前から皮膚科の分野でも研鑽を積まれたそうですね。

橋本隆宏院長 橋本形成外科・美容皮膚科5

はい。形成外科は皮膚を診る科なので、皮膚科とは切っても切れない関係にあります。湿疹、じんましんなどの皮膚疾患のある患者さんを手術するケースも少なくありませんから、視野を広げるために皮膚科の領域に関しても勤務医時代から学ばせてもらいました。皮膚科に勤務して改めて感じたのは、皮膚疾患の原因は実にさまざまで奥が深いということです。限られた診療時間内で、患者さんからいろんな情報を聞き出しながら治療内容を判断していかないといけないので、難易度はかなり高いと感じています。皮膚科で経験を積んだことは自分にとってもたいへん良い勉強になりました。

スタッフさんの温かな接遇も、こちらのクリニックの魅力ですね。

ありがとうございます。スタッフは笑顔がすてきで接遇がしっかりとできる人がそろってくれました。私は、笑顔は周りの人を幸せにしてくれると思っているんですよ。患者さんが気軽に立ち寄れて、何度もリピートしたくなるようなクリニックをめざして、スタッフ一同頑張っています。特に高齢の方の中には、「美容皮膚科は敷居が高い」というイメージをお持ちの方が多く、初めて来院される時は「意を決して来ました」と話される方もいらっしゃるほどです。そんな方にも帰る頃には「こんな雰囲気なら、もっと早く来れば良かった」と、ホッとしていただきたいので、接遇にも気を配っています。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

橋本隆宏院長 橋本形成外科・美容皮膚科6

しっかりと着実に。患者さんに合う治療を提供して、満足して帰ってもらうことを目標に末長く診療を続けていきたいと考えています。よく「オーダーメイドの治療」という言葉を聞きますが、それを実現するのは簡単なことではありません。どんなに良い手術をしても、患者さんご本人が満足していなかったらそれは失敗ですし、見た目がきれいになっても気持ちが暗いままだと根本的な解決にはならないでしょう。疾患だけを見ず、その人とよく向き合って、心から喜んでもらえる治療を考えていきたいです。疾患や皮膚に関するお悩みは人それぞれ違いますし、人から見たら大したことないように思えても、ご本人にとってはとても深刻な場合もあります。そのお気持ちをしっかりと受け止めて、満足できる治療へつなげていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみケア/1万円~、しわケア/1万円~、ニキビ痕のケア/1万円~
(初診料/3300円)

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