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加藤 成貴 院長の独自取材記事

まゆりなclinic名古屋栄

(名古屋市中区/矢場町駅)

最終更新日:2023/12/11

加藤成貴院長 まゆりなclinic名古屋栄 main

名古屋の中心地・栄にある「まゆりなclinic名古屋栄」は、美容皮膚科と内科を掲げるクリニック。院長の加藤成貴(かとう・まさき)先生は、内科や循環器内科の診療を専門としながら、美容外科の経験も豊富だ。「美容医療について相談するのが初めての方にも『来て良かった』『安心して通える』と思っていただける場所をめざしています」と語る加藤院長に、これまでの経験や注力するエイジングケア、ニキビ治療などについて話を聞いた。

(取材日2022年1月22日/情報更新日2022年11月4日)

内科と美容外科で幅広い経験を積む

医師をめざした理由やご経歴について教えてください。

加藤成貴院長 まゆりなclinic名古屋栄1

小さい頃の私はよく風邪をひく子どもで、近所のクリニックを受診することが多くありました。「こんなに何度も通うなら自分が医師になればいいじゃないか」と幼心に感じていて、幼稚園の頃にはすでに医師になろうと思っていましたね。その気持ちは将来の進路を決める時になっても変わらず、医学部に進学したのです。大学では病理学の勉強が好きだったので、初期研修は腫瘍の種類が多い婦人科を選びました。でも実は1ヵ月で挫折してしまったんです。男子校出身だったこともあり、女性の多い環境は自分には向かないと思ってしまって(笑)。もちろん今はまったく問題ありません。医療の現場は女性もたくさん活躍していますし、家族も私以外、全員女性ですから。たぶん当時は若くてそのように感じてしまったんですね。

その後はどの診療科に進まれたのですか?

今度はとにかく幅広く学びたいと考え、内科を選びました。内科でも大きい病院だと、「消化器内科」など器官ごとに分かれていて、多様な病気を診ることが難しいので、内科全般を経験できるところとして入ったのが、地域の中核病院である名張市立病院です。一般内科をはじめ、消化器内科、循環器内科と何でも診なければいけない状況で、胃カメラや大腸カメラ、気管支鏡も扱っていました。最終的には循環器内科を専門に経験を積み、約11年間にわたり、その分野の医師としては考えられないくらい多くのカテーテル手術を行ったと自負しています。

循環器内科で経験を積まれてから、美容外科へ移られたのはなぜですか?

加藤成貴院長 まゆりなclinic名古屋栄2

もともと内科全般が好きで、循環器も含めて広く内科の知見を深めたいという気持ちとともに、病理の種類が多い皮膚科への興味も持っていました。特に皮膚科の中でも美容皮膚科や美容外科と、内科の両方を専門的に診られる医師はかなり少ないと思うので、美容医療の経験を積むことで他の先生とは違う観点から患者さまを診られるのではないかと考えたのです。それでまずは東京が本拠地の大手美容外科に入職しました。そこで分院長や技術指導を担った後、美容皮膚科のクリニックでも分院長を務めました。美容皮膚科の分野も、追求すると非常に奥深い世界です。患者さまを幸せにするためには、内科のみの視点にこだわらず、診療面でも保険診療と自由診療の選択肢を提供できたらと思っています。私が今まで得た知識や技術を統合して、患者さまから頼りにされる、当院ならでの医療が提供できるクリニックをめざしています。

エイジングケアに力を注ぎ、健康的に美を追求

患者さんのニーズの高い治療やケアはどのようなものですか?

加藤成貴院長 まゆりなclinic名古屋栄3

しみやしわのご相談などが多いですね。加齢による変化は誰しも起こり得ますが、エイジングケアを日常的に行っている人とそうでない人とでは、数年後の肌の状態が大きく違ってきます。思い立ったその日からケアを始めても遅くはありません。当院では、肌分析機で患者さまの肌の状態を細かく確認しています。また、美容皮膚科の知識が豊富なカウンセリングスタッフがいることも当院の強みの一つです。肌の状態をしっかり解説し、その上で必要なケアを提案しています。なお、今どんなケアをするのがベストかを見極めるには、その方の肌の歴史を知ることが大切。ですから、患者さまには今まで使用してきた化粧品やスキンケアの内容まで教えていただけるとありがたいですね。

これまでの積み重ねが、今の肌をつくっているというわけですね。

中には、重症の肝斑や、ADMと呼ばれる皮膚の深い部分にできるしみなど、改善に難渋する場合もあります。そうしたケースは、これまでのケアの内容を把握することで改善に導きやすくなります。一般的なしみである老人性色素斑なども、適切にケアすれば改善につながることが多いのですが、初めの一歩で間違ったケアをしてしまうと、次の一手がわからず難渋してしまう場合があるのです。肌は改善したらそれで終わりではなく、一生付き合うものですから、かかりつけ医をしっかり決めておくと心強いと思います。当院では、全身の状態を把握した上で肌のケアを進めることに重きを置いています。健康を害してまで美容を、ということでは本末転倒になってしまいますからね。ヒアルロン酸やボツリヌス毒素製剤注射などにも対応していますので、何から始めたらいいのかわからないという方はぜひ当院にご相談ください。

ニキビ治療にも対応されていると伺いました。

加藤成貴院長 まゆりなclinic名古屋栄4

私自身も10~20代前半までニキビに悩んでいたので、患者さまの気持ちは重々理解しています。保険診療の治療も昔に比べるとかなり進歩してきていますが、予防やニキビ痕のケアには自由診療をお勧めします。当院では、レーザーを用意しております。ニキビは治療できる時代です。悩んでいるならぜひ早めに受診しましょう。ニキビができればできるだけニキビ痕になってしまい、ニキビを治すことをめざすよりもニキビ痕を治すことをめざすほうが難しいです。ですから、まずはニキビができない肌質にすることも大切です。なかなか治らなかったニキビの患者さまの駆け込み寺のようなクリニックをめざしています。

診療理念を教えてください。

人生100年時代を見据えて、「健康と見た目の美しさを両立する治療を誠実に行うクリニック」でありたいと思っています。これまで多くの患者さまと接してきましたが、見た目が若々しい人は体も元気ですし、元気で生き生きした人は見た目も美しいという印象があります。今までの診療経験からも、見た目は一般の人が思う以上に体に影響しているというのが私の考えです。体に無理がない治療法で、健康的に美しさを追求できるクリニックをめざしていきたいですね。

初めての人が安心して通える美容皮膚科をめざす

「まゆりな」というクリニック名の由来を教えてください。

加藤成貴院長 まゆりなclinic名古屋栄5

「まゆりな」は家族の名前に由来します。私の名前である、まさきの「ま」をはじめ、妻と2人の娘からそれぞれ1文字ずつ取ったものなんです。音の響きが優しく、「温かみのある入りやすいクリニック」というめざす方向性にも合うと思いました。家族はずっと名張市に住んでいましたが、私が東京のクリニックに勤めてからは出張ばかりの日々で、北は仙台から南は福岡まで、分院を転々としていたこともあります。それが名古屋で開院することでようやく落ち着いて一緒に住めるようになったので、家族が一つになるという意味も込めた名前にしたいと思い、決めました。

温かみのある入りやすいクリニックをめざしているのですね。

美容皮膚科や美容外科というと、スタイリッシュなインテリアのためか私の中ではツンツンした印象があります。開院するなら、そういうイメージを払拭した優しい感じのクリニックにしたいと思っていましたので、内装は温かみのある雰囲気でまとめました。また初めての方も入りやすいように、スタッフも優しさを重視して採用しています。カスタマーとクライアントは、どちらも英語でお客さまの意味ですが、実は少しニュアンスが違っていて、クライアントはお客さまを保護するという意味合いも含んでいます。私たちも患者さまをクライアントとして温かく包んで差し上げるように接していきたいですね。また当院は完全予約制、完全個室でカウンセリングを行い、他の人に話が聞かれることはありませんので、安心してお悩みをお話しください。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

加藤成貴院長 まゆりなclinic名古屋栄6

美容クリニックを初めて受診するという人こそ、気軽に来てほしいですね。ニキビ、しみ、しわ、赤ら顔など、誰でも何かしらのコンプレックスはあるのではないでしょうか。先進の医療機器で、そんなコンプレックス解消のお手伝いをしたいですね。また私は日本内科学会総合内科専門医でもあるので、幅広い視点でアドバイスができると思います。美容皮膚科でも内科でも気になる症状を何でもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ニキビ痕のケア(レーザー・全顔)/9,800円~、ニキビ治療(内服薬)/2,800円~(2週間分)、しみのケア/9,800円~、しわのケア(レーザー・全顔)/9,800円~、赤ら顔のケア(全顔)/9,900円~
※目安の料金となります。
※施術内容によって料金が異なりますので、詳しくはホームページをご覧ください。

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