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林 直輝 院長の独自取材記事

京成曳舟はやし歯科

(墨田区/京成曳舟駅)

最終更新日:2022/03/15

林直輝院長 京成曳舟はやし歯科 main

京成曳舟駅の東改札口を出てすぐの場所にある「京成曳舟はやし歯科」。墨田区出身の林直輝院長が2021年に開業したクリニックだ。そのアクセスの良さもあり、通勤で京成曳舟駅を利用する働き世代、近隣に住むファミリー層など、日々多くの患者が訪れている。院内はゆったりとした雰囲気でバリアフリー設計。半個室のユニットの他、ベビーカーや車いすでも入れる完全個室が用意されている。患者に寄り添った丁寧な治療をモットーとする林院長。治療中もこまめに声をかけながら、患者に不安を感じさせないよう心がけている。「痛みの少ない・怖くない診療をめざしています」と語る林院長に、同院の特徴や、歯の健康を守るためのポイントについて話を聞いた。

(取材日2022年3月3日)

京成曳舟駅直結。明るく優しい雰囲気のクリニック

駅直結で通いやすいクリニックですね。

林直輝院長 京成曳舟はやし歯科1

京成曳舟駅の東改札口を出るとすぐ目の前、アクセスの良さは当院の特徴の一つです。虫歯・歯周病・審美歯科と歯科全般に対応し、矯正については専門の先生との連携体制を整えていく予定です。通勤時に当院を見かけて「数年ぶりに歯科クリニックに来てみた」という患者さんもいらっしゃるんですよ。最近はメディアで歯に関するニュースを目にするようになりましたが、それでも実際に検診に来る方はほぼ決まっているのが現状です。当院の存在が、皆さんが「歯の健康」に関心をもつきっかけになればうれしいですね。この辺りには古くからお住まいの方も多く、当院にもお子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方がいらっしゃいます。通勤や日常生活で身近にある「駅」という場所で、ご一緒に歯について学んでいける場にできればと思っています。

優しい雰囲気のレイアウトで落ち着きます。

ありがとうございます。ここは人通りの多い場所ですが、院内ではリラックスしてほしいと思い、ゆったりと余裕のある造りにしました。全体的に木目の風合いを生かし、緑やオレンジの色を取り入れています。私の名前が「林」ですから、緑色は林の木々の色。オレンジ色は大学時代に熱中したテニス部のユニフォームの色なんです。ロゴマークもぜひチェックしてみてくださいね。ユニットは半個室で、衛生面はもちろんプライバシーにも配慮しています。完全個室はさらに広く、車いすやベビーカーでもご利用いただけます。また曳舟は住宅地や公園もあり、ファミリー層も多い地域。子どもたちにも楽しい気分で通ってほしいので、キッズスペースのデザインにもこだわり、動物たちが遊ぶにぎやかな壁紙で、天井には青空が広がっています。

先生のご経歴をお聞かせください。

林直輝院長 京成曳舟はやし歯科2

日本歯科大学を卒業後、研修医として大学病院や大規模病院で歯科全般の基礎を学びました。その後は都内の2つのクリニックで研鑽を積み、当院を開業したのは2021年のことです。最初に勤務したのは地域密着型のクリニック。保険診療を中心に、しっかり時間を取って患者さんと向き合うスタイルで、歯科の基本について学びました。次に勤務したのは自由診療や専門的な治療も扱うクリニック。歯科医師の人数も多く、さまざまな治療に携わることができたのも貴重な経験です。それぞれに異なる規模、異なる方針の診療現場に身を置いたことで、私自身の診療スタイルも確立されてきました。私は墨田区の出身で上野にある小学校に通っていました。この曳舟辺りもなじみがあり、よく知っています。開業にこの場所を選んだのは「地元の地域医療に貢献したい」との思いからです。

患者の気持ちに寄り添い、丁寧な治療を提供

診療の際に心がけていることはありますか?

林直輝院長 京成曳舟はやし歯科3

患者さんの気持ちに寄り添った、丁寧な治療を心がけています。治療中の患者さんは、口の中で何が起きているのかわかりませんから不安ですよね。その不安を和らげるため、最初にその日の治療内容をお伝えし、治療中も随時お声がけをしています。特に子どもの患者さんの場合、痛みや恐怖を感じると「歯医者さん」が嫌いになってしまいます。なので時には自宅で子どもたちの好きなアニメをチェックして、楽しい会話ができるように工夫しています。歯をできるだけ削らない、抜かないのも当院のモットー。治療中は拡大鏡を使い、細かな部分まで見落とさないように心がけています。

歯の健康を守るためのポイントを教えてください。

まずは「自分の口の中がどうなっているか」を知ってほしいですね。30歳を過ぎると程度の差はあれ、ほとんどの方に歯周病のリスクがあるんですよ。そこには歯や歯茎、そして骨の状態も関係してくるのです。ご自身で骨の状態まで確認することはできませんから、クリニックでエックス線撮影や歯周ポケットの測定をしてもらいましょう。当院では測定したデータを数値化し、イラストつきのわかりやすい診断書をお渡ししています。日々のホームケアも大切です。口の中は千差万別で、その方に合った歯ブラシの選び方、歯間ブラシの使い方やブラッシング方法があります。正しい情報を知り、口腔内を良い状態に保つためにも、クリニックで定期的なメンテナンスを受けるのが良いでしょう。それが歯の健康を守ることにつながります。

定期的なチェックが大切なのですね。

林直輝院長 京成曳舟はやし歯科4

そのとおりです。働き世代では虫歯や歯周病のお悩みが多いのですが、どちらも初期段階では自覚症状がほぼありません。ですがその段階で発見して治療ができれば、大がかりな処置も必要なく、時間・費用・苦痛といった患者さんの負担も少なく済むでしょう。これが「痛い」などの症状が出てきたら、それは症状が進んでしまっているサイン。「1本くらい」と放置するのは危険です。さらに悪化すると歯を失いかねませんし、1本を失うということは口腔内の状態が悪いということ。他の歯にも影響が出てきます。先ほど「削らない・抜かない」と話しましたが、初期段階の虫歯なら削る量も少なく、定期的にチェックを受けていれば基本的に歯を失うこともないはずです。

歯科治療に苦手意識をもつ患者にも来てほしい

子どもの歯では、どのような点に気をつければよいでしょうか?

林直輝院長 京成曳舟はやし歯科5

幼少期に虫歯の多い方は、大人になってからも虫歯ができやすい傾向にあります。その一つの要因はやはりホームケア。正しい歯磨きの方法を知らないまま成長し、大人になってからもきちんと磨けていないということですね。まず歯が生えたら、親御さんが丁寧にブラッシングしてあげることが大切です。そして一人で磨けるようになっても、しばらくは磨き方をチェックしてあげてください。また子どもの歯を強くするためにフッ素の塗布をお勧めします。歯並びのチェックも大切ですね。クリニックではフッ素塗布や歯並びのチェックと合わせ、磨き残しを確認し、ホームケアのアドバイスをいたします。一緒にお子さんの歯を守っていきましょう。

保険診療と自由診療の違いについて教えてください。

補綴の場合、保険診療では使う素材は銀がメインになります。一方、自由診療では金やセラミックなど選択肢が広がります。わかりやすい違いは料金の差ですが、それだけではありません。例えば見た目。保険診療で使える素材は限られますが、自由診療ですと天然の歯に近い色合いのものを選ぶこともできます。そして汚れのつきやすさ。これは年数がたった後の、虫歯の発生にも影響します。素材によって硬度も変わります。銀と金を比べると、金のほうがご自身の歯の硬さに近く、歯にも優しいです。またアレルギー体質で金属が使えない場合でも、セラミックなど非金属の素材ならば安心できると思います。

お忙しい日々の中、休みの日はどのように過ごされていますか?

林直輝院長 京成曳舟はやし歯科6

近くのジムで汗を流したり、週に1度そちらのテニススクールに通っています。気持ちは今でも現役です(笑)。もともと体を動かすことが好きで、クリニックにも自転車通勤をしています。自宅から20~30分の程良い距離感です。たまにランニングも楽しんでいます。家から皇居まで走って向かい、1周5kmの皇居ランニング。そろそろ暖かくなってきたので、今年もまた走りに行きたいですね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

歯科治療に苦手意識をお持ちの方も多いでしょう。「歯医者さん嫌い」な方もぜひいらしてください。当院では口腔内の写真や動画なども交えながら、わかりやすい説明をいたします。不安や疑問があれば何でも聞いてくださいね。麻酔方法にも工夫しており、痛みの少ない・怖くない診療を提供するクリニックです。平日は20時まで、土日も昼休憩なしで診療。元気で明るいスタッフ一同、通いやすい雰囲気づくりに努めています。お気軽にお立ち寄りください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを用いた補綴治療(インレー)/6万2000円、矯正/68万円~

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