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橋田 之彦 院長の独自取材記事

お花茶屋ハル歯科・矯正歯科

(葛飾区/お花茶屋駅)

最終更新日:2024/02/13

橋田之彦院長 お花茶屋ハル歯科・矯正歯科 main

京成本線お花茶屋駅から徒歩4分、マンションなどが建ち並ぶ住宅街の一角にある医療ビル。こちらの2階に2021年8月開業し、3年目を迎えるのが「お花茶屋ハル歯科・矯正歯科」だ。明るく清潔な院内にはゆったりとしたスペースが取られ快適であるのはもちろんのこと、実はそこには「ハンディのある人たちを含めた地域のあらゆる人に医療を提供したい」という院長を務める橋田之彦先生の思いが込められている。やわらかなトーンで誰にでもわかりやすい言葉を選びながら話す様子からは、橋田院長の穏やかで誠実な人柄が感じられる。一人ひとりの患者と向き合い、地域に寄り添いながらその助けとなっていこうとする、橋田院長の静かで熱い思いについて聞いた。

(取材日2024年1月11日)

追い求めるのは、地域に根差す「憧れの歯科医師」の姿

歯科医師をめざしたきっかけについてお聞かせいただけますか。

橋田之彦院長 お花茶屋ハル歯科・矯正歯科1

私は虫歯の多い子どもだったのですが、地元である山梨県に、子どもの頃から通っていた歯科医院がありました。その歯科医院にはとてもいい先生がいらっしゃったこともあって、子どもの私にも通いやすいと感じていたんです。歯科医院には幅広い年齢層の患者さんや障害のある方も通っておられ、先生は地域の人たちからとても頼りにされていました。そのような先生の姿を見ているうちに「いつか自分もそんな歯科医師になれたらいいな」という憧れを抱くようになったのが歯科医師をめざしたきっかけです。

開業に至るまでの経緯についてお聞かせください。

九州大学歯学部で学んだ後、東京医科歯科大学病院の口腔外科に7年間所属し、関連病院でも口腔外科を中心に経験を積みました。その後、都内の歯科医院では地域の歯科医療に携わり、口腔外科のみにとどまらず、より幅広い症例にふれながら、地域に密着した歯科医療について勉強を重ねました。そしてたまたま縁があって声をかけてもらったことから、お花茶屋駅近くのこちらの医療ビルに2021年開業しました。

診療にあたり、普段から心がけていらっしゃることを教えていただけますか。

橋田之彦院長 お花茶屋ハル歯科・矯正歯科2

歯科を受診する方の中には、病院を怖がったり治療を不安に感じたりする方もたくさんいらっしゃいます。特に口腔外科に勤務していた時には痛みを伴う処置をすることが多かったので、そういった患者さんに多く接してきました。そのような患者さんの不安をなるべく取り除いていく、ということは常に心がけています。具体的には治療の際に痛みを感じていないかどうか、型採りをする時に苦しくないかなど意識して声がけをするほか、事前に治療の内容を説明しておいて、安心感をもってもらうようにしています。歯科では治療の方法が何通りもあることが多いため、事前に患者さんの話をよく聞いて、希望や意見を取り入れながら進めていくことを大切にしています。振り返ると、憧れていた先生のこういった診療に対する姿勢を子どもの頃から目にしていたことが、現在のこのような心がけへとつながっているのかもしれません。

口の中だけにとどまらず、広い視野で心を配る

来院される患者さんにはどういった症状の方が多いのでしょうか。

橋田之彦院長 お花茶屋ハル歯科・矯正歯科3

周辺が住宅街ということもあり、患者さんの年齢層はお子さんから学生の方、高齢の方まで幅広いです。症状も患者さんによってさまざまですが、印象としては小児から成人の方まで、幅広い年齢層の患者さんが矯正のご相談にいらっしゃることが多いように思います。当院では、矯正専門の歯科医師として経験を積んできた妻の橋田恵先生が、週に1~2回程、矯正の診療にあたってくれています。彼女も私と同様、患者さんの意見や希望をよく聞き、気持ちを理解して治療方針を考えていくということを大切にしています。また、私の口腔外科での経験を知る近隣の歯科医院などから、やや難しい親知らずの抜歯や外傷の患者さんなどを紹介されることもあります。

医療ビルの中にある歯科医院ですが、その特色と利点についてお聞かせください。

こちらの医療ビルには当院のほかに、整形外科・内科・眼科といった診療科の医院があります。このため医療ビル内でさまざまな診療科との連携ができるところは利点の一つです。例えば、整形外科などで使われる薬には、服用していると抜歯できないものもあります。服用している間に万が一歯が痛くなるなどして歯を抜く必要が出てきた場合、抜歯ができず治療が難しくなってしまいます。そこで薬の使用について整形外科の医院と連携を取ることで、事前の抜歯などの処置が可能になることも考えられます。また整形外科に限らず、基礎疾患のある患者さんの場合は、歯科治療を始める前に内科での診察をお願いすることもあり得ます。反対に全身疾患の治療を始める前に口の中の状態をチェックして、何か問題があれば先に口の中を治療していくといったことなども可能です。

院内の設備は、車いすの方などにも配慮されて設計されたそうですね。

橋田之彦院長 お花茶屋ハル歯科・矯正歯科4

どのような方も無理なく来院していただけるように、という点についてはこだわりました。お話したように医療ビルの中にあるため、整形外科に通われている患者さんが車いすで診察にいらしたり、小さなお子さんがベビーカーで来院されたりすることも考えられました。そのような場合でも問題がないよう、診療室を始め一つ一つのスペースを広くとることに注意して、設計をお願いしました。狭い院内では車いすやベビーカーから降りて徒歩で診療室に入っていただくことになり、患者さんの負担が増えてしまいます。このようなことは避けたいと考えていました。また、医療ビルということもあり大型のエレベーターが設置されています。当院のある2階にも、さまざまな方に不自由なく通院していただけると思います。もちろん、敷地内に駐車場も完備しています。

地域から頼りにされる身近な歯科医院をめざして

休日はどのように過ごしていらっしゃることが多いですか。

橋田之彦院長 お花茶屋ハル歯科・矯正歯科5

子どもと一緒に遊んでいることが多いですね。まだ1歳の男の子なのでおもちゃで一緒に遊んだりお散歩したり、そういったことが主です。また、後輩に勧められて3~4年前から趣味でゴルフをプレーしていました。ゴルフの面白さにはまって夢中になっていた時期もありましたが、最近はあまり行っていません。子どもが生まれてからは、子どもと一緒に過ごすことが何より優先になっていますね。

スタッフの皆さんを含めた歯科医院の雰囲気はどうでしょうか。

開院してまだ3年目のため、現在10人程度在籍しているスタッフは皆勤めている年数にも大きな差がなく、やわらかい雰囲気の中で診療することができていると思います。スタッフにも積極的に患者さんに声かけをしてもらうなど、できる限り患者さんの不安を取り除いていくといった心がけを共有できています。例えば、受付を担当するスタッフに患者さんの症状を聞いてもらうことも、治療をスムーズに進めるために役立ちます。また、院長としては、福利厚生をはじめとしたサポート体制もしっかり整え、安心してスタッフが働ける環境を整えることも大事にしています。

最後に読者の方へメッセージをお願いします。

橋田之彦院長 お花茶屋ハル歯科・矯正歯科6

例えば「なんとなく歯茎が腫れているかな」といったことでもいいので、少しでも症状があれば我慢しないで病院を受診してください。約3~4ヵ月で口の中が変化していくといわれているので、そのような頻度で定期検診を受けていただければ、もし異常があっても大きな負担のある治療にならず、痛みなどのない段階から早期治療することが可能になるでしょう。また、口腔外科での経験もありますので、親知らずのことが気になったり、歯をぶつけたりしたといった不安などもお気軽にご連絡ください。地域の人たちから頼りにされ信頼してもらえる、そんな歯科医院をめざしていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正・成人矯正/検査、診断料:2万7500円、小児矯正(歯列矯正用咬合誘導装置のみ):5万5000円:小児矯正(1期治療):33万円~38万5000円、成人矯正:85万8000円~(小児矯正からの移行の場合、小児矯正費用を差し引きます)、部分矯正:15万4000円~、マウスピース型装置を用いた矯正:38万5000円〜99万円
※税込み表示

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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